兵庫県は、日本で最も古いゴルフ場がある場所だということをご存知でしょうか?その最も歴史のあるゴルフ場は、1901年(明治34年)に神戸市六甲山にオープンした神戸ゴルフ倶楽部です。神戸ゴルフ倶楽部は、創業時は4ホールのみでしたが、その後、拡張され18ホールとなっています。今では考えられないのですが、ティーグラウンドやグリーンは、全て砂を固めて造られたサンドグリーンでした。日本最古のゴルフ場というだけではなく、過去には数々の名プレイヤーや大会が開催された名門コースでもあります。
兵庫県には、神戸ゴルフ倶楽部だけではなく、全国でも屈指と言われる名門コースが多数存在しています。そこで今回は、兵庫県にある名門と言われているゴルフ場を紹介していきます。最古の歴史を誇るゴルフ場、有名なトーナメントやツアーが開催されているゴルフ場など、様々なゴルフ場を取り上げていますので、ぜひチェックしてみてください。

兵庫県にある名門ゴルフ場

日本最古にして最初のゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」

1901年兵庫県にある神戸六甲山上唐櫃村の一角に、英国人アーサー・ヘルケス・グルームが、4ホールのゴルフ場を造ったのが、神戸ゴルフ倶楽部の始まりで、日本最古にして、日本のゴルフ場史の発祥でもあります。創立から100年を超える名門のゴルフ場で、会員制を採用しています。このため、プレーするには、原則として会員の同伴、または紹介が必要となっています。
丘陸コースで、4,018ヤード、パー61と距離が短く設計されてはいるものの、自然の起伏が活かされた手作りのコースとなっています。
11番ホールは、小山超えでティーグラウンドからまったくグリーンが見えない190ヤード、パー3のホールとなっています。山頂には天に向かって伸びる目標となるポールが立ち、グリーンの方向を示してくれています。余談ですが、神戸ゴルフ倶楽部「100年の歩み」の中で、昭和30年代までは、六甲山は降雪が多く、18番ホールは、冬の間、ゲレンデとなっていたそうです。ぜひ、一度は、ラウンドしてみたい名門コースです。

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ゴルフの原点が味わえる「鳴尾ゴルフ倶楽部」

鳴尾ゴルフ倶楽部は、日本最古のゴルフ場である神戸ゴルフ倶楽部続き、日本で3番目に設立された関西を代表する名門ゴルフ場です。1967年(昭和42年)には、当時の世界ビック3と言われていたゲーリー・プレイヤー、ジャック・ニクラウス、アーノルド・パーマーによるエキシビジョンマッチがこの鳴尾ゴルフ倶楽部で開催されています。国内の大会でも日本シニアオープンなどが開催されるチャンピオンコースとなっています。
丘陸コースとなっており、レギュラーティーで6,260ヤード、パー70のコースは、見た目は綺麗ですが、花道がほとんどなく、距離を間違うとバンカーの餌食となる2番ホール、打ち上げで距離が200ヤード以上あり、手前もバンカーだらけの4番ホール、グリーンがアリソンバンカーに囲まれており、グリーン背景に木がないので距離感がつかみにくい12ホールなど、パー3にも関わらずパーの取りにくいホールが待ち構えており、数々の挑戦者のプライドを飲み込んできた歴史があります。
2010年にシニアオープンを制覇した倉本昌弘氏は、インタビューの中で「ゴルフとはどういうゲームだったのか、ゴルフを始めたスコットランド人たちはどういう愉しみ方をしていたのか、そういうことを感じられるコースであり、コースレイティングやランキングなどに影響されることがない、ゴルフの原点が現存しているコース」と語っています。
ただ難しいコースではなく、ゴルフの原点を感じられる名門コースに、一度はチャンレンジしてみたいですね。

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サラリーマンにゴルフの扉を開いた「宝塚ゴルフ倶楽部」

宝塚ゴルフ倶楽部は、1926年(大正15年)に宝塚ホテルに付設された3ホールの練習コースから始まります。設計は、プロ第1号福井覚治氏。昭和2年には、広岡久右衛門氏設計により9ホール、昭和4年にも9ホール追加され18ホール(現在の旧コース)となっています。昭和35年には新コースとして18ホール(設計は、大橋剛吉氏)が追加となり、全36ホールが1ベントグリーンに生まれ変わっています。
2009年の関西オープンゴルフ選手権では、通算20アンダーで藤田寛之プロが優勝するなど、兵庫県にあるチャンピオンコース、そして歴史のある名門コースです。
丘陸コースで、旧コースは、レギュラーティー6,007ヤード、パー70となっており、1番ホールは、開場当時の姿をほぼそのまま残す376ヤードのミドルホールとなっています。グリーン奥のバンカーに入れると難しくなるため、手前から攻めるのが攻略の鍵となりそうです。新コースは、6,429ヤード、パー72で、名物の15番ホール195ヤード、パー3は、ティーグラウンドからグリーン手前に垂直に切り立つガードバンカーが待ち受けます。一番手大きめのクラブで望みたいところです。
ラウンドするなら、長いスロープ上に造られた旧コースをオススメします。半分はティーからグリーンへのダウンヒル、残りはアップヒルが続き、ヤーデージとは違う、もうひとつの難易度を持つ唯一のコースと言えます。

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C・H・アリソンがコース適地に感銘した「廣野ゴルフ倶楽部」

廣野ゴルフ倶楽部は、1932年(昭和7年)に開場。2005年に開催された日本オープンゴルフ選手権競技では、片山晋呉プロが大逆転で優勝し、ゴルフファンを感動させた開場でも知られます。
設計は、イギリス出身のチャールズ・ヒュー・アリソン。一度落とすと脱出が困難なアリソンバンカーを考案したことでも知られています。アリソンは。当初ルートプランだけの設計契約でしたが、設計のために現地を訪れた際、立地予定地に感銘をし、そのまま3日間ホテルに引きこもって18ホールの詳細設計図を書き上げたという逸話が残っています。
丘陸・林間コースで、自然のうねりや優美さと大胆さを兼ね備えたコースとなっています。レギュラーティーで6,454ヤード、パー72、全組キャディー付きで歩いてのラウンドとなっています。18番ホール459ヤード、パー4は、屈指の難易度で、ティーショットの際、左サイドにある林に入れると第2打は困難になり、右に反れると残りの距離が長くなり、ナイスショットをしてもフェアウェイが斜めにあるため、ラフまで行ってしまう、距離、方向とも正確性が求められます。
USで発売されているゴルフマガジンやゴルフダイジェストなどで紹介される世界のゴルフコースランキングで日本のゴルフ場の中では常にトップにランクインしているなど、海外でも高い評価を受けている日本を代表する名門コースです。

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17番ホールグリーン上からの景観が絶景「西宮カントリー倶楽部」

西宮カントリー倶楽部は、1955年(昭和30年)11月27日に開場式が行われ、記念すべき始球式は、当時の西宮市長辰馬卯一郎氏がおこなっています。その半年後の1956年(昭和31年)4月に、18ホールが完成し、本格的に利用されるようになりました。KGU主催の関西オープン選手権、関西シニア選手権、関西アマチュア選手権、JGA主催の日本女子選手権、日本ミッドシニア・グランドシニア選手権など、数々の歴史ある大会が開催されています。創立から60年を超える歴史を誇っており、会員制を採用しているため、プレーするには原則クラブメンバーの同伴、または紹介が必要となります。
コースは、丘陸コースで盆地状の地形となっており、自然を活かした設計となっています。コース距離は、レギュラーティーで6,436ヤードですが、フェアウェイが狭く、ショットの安定していないゴルファーには手を焼くホールが多いのが特徴です。3番ホール(176ヤード/パー3)は、コース内を流れる仁川を自然のハザードとして活用した設計になっていて、グリーン中央右側からマウンドが左まで入り込み尾根のようになっています。狙いはピンの位置に関わらず、中央やや右側を狙うのがよいでしょう。また、17番ホール(369ヤード/パー4)は、30mの打ち上げでグリーン上から後ろを振り返ると見事な景観が広がっている美しいホールとなっています。
アクセスも大変良く、宝塚インターチェンジから約6km、西宮インターチェンジから約9kmと立地の良い場所にある名門ゴルフ場です。

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日本で最初に株主会員制を採用した「加古川ゴルフ倶楽部」

1957年(昭和32年)9月、関西では13番目、兵庫県内では9番目、日本で最初に株主会員制を採用した加古川ゴルフ倶楽部が誕生しました。設計は、川奈ホテルゴルフ大島コースなどの設計で知られる大谷光明氏が担当。開場40周年のタイミングでクラブハウスを新築、2000年(平成12年)には、コースの大改修を行っています。
丘陵・林間コースで、豊かな松の古木でコースがセパレートされており、なだらかな丘陵を活用、フェアウェイは比較的広いですがラフは深く、ニューベント・L93の高速グリーンで、距離と正確なショットの両方が要求される戦略性の高い名門コースです。
平日のラウンドはメンバーの同伴または紹介、土日祝のラウンドはメンバーの同伴でプレーすることができ、3ヶ月前から予約することができます。
18番ホール(510ヤード/パー5)は、前述のコース大改修時に距離の延長、クリークの新設で難易度が上がっています。見晴らし抜群の打ち下ろしとなっているティーショットはやや右寄りを狙うのがセオリーとなっています。2007年に開催された関西オープンでは、山本幸路プロがピン右15mに2オンし、難解なスネークラインのイーグルパットを沈め、逆転優勝を果たした熱戦の舞台にもなりました。
春夏秋冬、どの季節に行っても四季折々の顔を見せてくれるゴルフ場でラウンドする人を景色でも飽きさせることはありません。

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名物16番ホールでイーグルを狙え!「よみうりカントリークラブ」

1961年(昭和36年)10月20日に開場したよみうりカントリークラブは、松の樹林で完全にセパレートされた自然あふれる丘陵コースです。開場時の設計は上田治氏で、ダイナミックで戦略性に富んだコースは、よみうりオープンやミズノオープンなどのプロトーナメントをはじめ、関西実業家ゴルフ大会、クラブ競技など、様々な名勝負の舞台となってきました。2008年に半年間をかけて改修工事を行いました。その際の設計は長渡譽一氏、監修はプロゴルファーの鈴木規夫氏が担当。改修箇所は、コース高低差の暖和、バンカーを視覚的に気になる位置へ配置しなおし、ワングリーンに変更するなど、開業当時の上田治氏の設計から、更に進化させた形に生まれ変わっています。
名物ホールは16番ホール(545ヤード/パー5)、第2打から左ドッグレッグとなっており、大きく打ち下ろす豪快なコースとなっています。無理に2オンを狙うよりも堅実に3オンを狙うのが無難です。この16番ホールは、2009年に開催された男子プロツアー「ミズノオープンよみうりクラシック」で石川遼プロが奇跡のイーグルを決めて優勝を飾ったことでも記憶に新しいコースです。
ビジターも受け入れており、名門コースを気軽にラウンドすることができるので、予約サイトでプランなどをぜひ確認してみてください。

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設計の第一人者上田治氏が自然の地形を存分に活かして設計した「小野ゴルフ倶楽部」

1961年(昭和36年)11月に開場した「小野ゴルフ倶楽部」は、乾豊彦氏が「自然の地形を存分に活かし、ブルドーザーの手をできるだけ入れないようにしたい」という要望をコース設計の第一人者上田治氏に依頼し、その要望に基づいて造られたゴルフ場です。このため、自然の静けさ、山林地帯にある鴨池などを巧みに活かした形でコースに組み込まれており、ラウンド中は大自然を優雅に散歩している気分にさせてくれる雄大さも兼ね備えています。関西オープンゴルフ、日本アマチュアゴルフ選手権、全米オープンの最終予選開場など、様々な大会も開催されている名門コースです。ビジターは、会員の同伴、もしくは紹介が必要となっています。
名物の8番ホール(190ヤード/パー3)は、グリーン手前まで広がる池超えのショートホールで、グリーン右側には池が迫り、左側にはガードバンカー待ち受けています。正確なショットが求められるホールのため、プロでもトラブルが発生するホールとなっています。

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海抜330メートルから、南は六甲山、北は丹波連峰のパノラマが広がる「よみうりゴルフウエストコース」

1961年(昭和36年)に開場した「よみうりゴルフウエストコース」は、北摂連山を一望できる丘陵地に上田治氏の巧みな設計が融合した丘陵コースです。各ホールは、松を中心とした樹林帯で完全にセパレートされており、距離も長め、フェアウェイの幅もゆとりをもって造られています。2008年には男子プロツアー「~全英への道~ミズノオープンよみうりクラシック」を開催したチャンピオンコースです。プレイヤーレベルに応じて選択できる「5ティー制」も導入されており、ビジターも気軽に予約のできる名門コースです。
谷越えが6ホールもあり、その内5ホールはティーショットでの谷越え15番ホール(448ヤード/パー4)のみ、セカンドショットで谷越えをするコースになっています。打ち下ろしのため、比較的難易度は低く感じますが、グリーン手前100ヤード付近にクリークがあるため、攻めるか、刻むかのコースマネジメントがこのホールの攻略ポイントとなっています。
開業から節目節目でリニューアルをしてきているので、クラブハウスや施設は最新状態に保たれており、来る人を満足させてくれます。別棟には、着席200席でのパーティールーム「六甲」や60席の「北摂」もあるので、プライベートコンペの会食やイベントなど、様々な要望に応えてくれます。

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誰でも1人から予約できる1名予約ランドが好評!「旭国際宝塚カンツリー倶楽部(旧 旭国際東条カンツリー倶楽部)」

開場は、1966年(昭和41年)10月8日。公式サイトには「決して逸ることなく培い続けた歴史と伝統、香しきまでのグレードが演出された、全18ホール。」と記載されており、どなたでもゴルフの1名予約ができるサービスを実施しているゴルフ場です。また、1名でも参加できるオープンコンペも開催しており、歴史と伝統がある中で、現代ゴルフの需要にも合わせたサービスを実施しています。コース設計は長谷川岱二氏が担当した丘陵コースです。30年以上の歴史が息づく伝統ある名門ゴルフ場です。
樹木、清流、醍醐味溢れるアウトコースと豪快なショットが楽しめる雄大なインコースの18ホールから構成され、レギュラーティーで5,952ヤードと少し短めとなっていますが、ショットの正確性が求められる難易度の高い設計となっています。朝日国際レディースなど、女子ツアーの開催実績のある女子トーナメントコースとしても知られています。
名物ホールは、1番ホール(361ヤード/パー4)で、フェアウェイ真ん中にある松の立木が印象的なミドルホールです。ホールを横切るクリークは、ティーグラウンドから200ヤードの位置にあるので、川の手前に刻んでいくのが、攻略のセオリーとなっています。

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東播磨にあるプロトーナメント仕様の雄大で骨太なチャンピオンコース「小野東洋ゴルフ倶楽部」

1971年(昭和46年)に誕生した小野東洋ゴルフ倶楽部は、東播磨の自然豊かな丘陵地に名匠上田治氏が手掛けたプロトーナメント仕様の雄大で骨太なチャンピオンコースです。開場後も各ホールの特徴をより鮮明にしていくためにコース毎に植樹を実施、その他、クラブハウスの増改築、コース売店やマスター室の建替えなど、利用する人に合わせた改善を日々進めてきた名門のゴルフ場です。2011年には、日本で最も権威のあるメジャートーナメントの一つである「日本プロゴルフ選手権」の会場ともなりました。その他、PGAプロテストや関西アマチュア選手権、日本シニアゴルフ選手権など、数えきれないほどの競技が開催されています。ラウンドするには、メンバーの同伴、または紹介が必要となっています。
名物ホールは、17番と9番。17番ホール(170ヤード/パー3)は、大、中、小の池が三方からグリーンに迫り、池超えが必要なショートホール。ティーショットは、池を越えることだけを狙い、セカンドでしっかりと寄せるのが攻略ポイントです。グリーンの奥行きがあまりないので、距離感が問われるショットになります。奥へ外すとバンカーが待ち構えており、バンカーに入れてしまうと池に向かってのバンカーショットになるため、プレッシャーも大きくなります。9番ホール(412ヤード/パー4)は、打ち下ろしとなっているミドルホール。池超えのティーショットになるため、力が入りますが、池を超えた先は右へのドッグレッグとなっているため、飛ばし過ぎに注意する必要があります。
公式サイトには、「『1打1打のショットの精度を求めるレイアウト』、『各ホールの印象を深めるデザイン・景観』、『最高のコースコンディション』を追求し、真にゴルフを愛するプレイヤーをお迎えします。」とあり、日本だけではなく、世界中のゴルフを愛するプレイヤーがプレイしたいゴルフ場の一つとなっています。

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大林健良氏の「自分のゴルフ場を造りたい」という思いから始まった「有馬ロイヤルゴルフクラブ」

有馬ロイヤルゴルフクラブは、1972年(昭和47年)に開場した神戸市北区淡河町にある名門のゴルフ場です。信用組合「大阪商銀」理事長の大林健良氏が、「自分のゴルフ場を造りたい」と考え設立されたゴルフ場です。大林氏は、財界の顔という一面を持ちながら大のゴルフ好きで、宝塚GC、奈良国際GC、大阪GC淡輪など、名門ゴルフ場のメンバーでもありました。このゴルフ場を建設する際の応援財界人も、越後正一氏(伊藤忠社長)、佐治敬三氏(サントリー社長)、永野重雄氏(新日鉄社長)、五島昇(東急社長)と豪華な顔ぶれで、ゴルフ場建設を後押ししています。開場時の設計は日本で数々のゴルフ場を設計していた上田治氏。現在の有馬ロイヤル倶楽部は、上田治氏設計のロイヤルコース(7,148ヤード/パー72))とロバート・ボン・ヘギー氏設計のノーブルコース(6,865ヤード/パー72)の36ホールで展開されています。ラウンドするには、平日はメンバーの紹介が必要、土日祝はメンバーの同伴、または紹介が必要となっています。
4番ホール(388ヤード/パー4)は、距離は短いコースですが、グリーン手前に池が待ち構えており、オーバーしてしまうと池に向かっての難しいアプローチになるため、正確なショットが求められます。
また、日本オープンなど数々の競技の舞台や経皇族の方、済界の方の集いなど、誇るべき経歴を積み上げています。名実ともに「名門」と呼ばれるにふさわしいクラブを目指し、これからも継続して歩んでいくゴルフ場です。

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女子プロとの仮想ドラコン対決が楽しめる「花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース」

1959年(昭和34年)に4月に、総面積15万坪、海抜100メートルの山岳地帯で起伏の多い地形を活かしたコースとして誕生しました。しかし、理想のゴルフコースを造ることを目指すため、1969年(昭和44年)に兵庫県三木市吉川町へ移転を決定し、1973年7月8日に現在のひろのコース・よかわコースが正式オープンし、現在に至ります。スタジオアリス女子オープンなどの開場となっている兵庫県で名門のゴルフ場です。ラウンドは、ビジターも受け入れがあるので、名門コースを気軽に予約することができます。
名物は、3番と18番ホール。3番ホール(166ヤード/パー3)は、池超えのショートホールで、ホールインワン賞が設定されています(キャディー付きに限る)。距離感が難しく風の影響も受けるため、どのクラブでショットを打つのか、クラブ選びが鍵になります。2段グリーンの手前まで池が迫り、奥側はOBとなっているので、グリーンに直接オンするしかない難易度の高いホールとなっています。18番(432ヤード/パー4)は、ティーショットの距離次第で、セカンドショットは2オンが狙えます。このため、ティーショットでいかにミスなく距離を稼げるのかが重要になるので、集中力の必要なホールです。また、コース内には、女子プロのドライバーの飛距離が看板で表示されており、女子プロとの仮想ドラコン対決が楽しめます。
中国縦貫道吉野インターチェンジから約4km、JR福知山線新三田駅からクラブバスで約15分の距離でアクセスのしやすい場所にあるのもうれしいですね。「よかわコース」の他に「ひろのコース」も近くにあるため、来場の際は間違わないように事前に確認しましょう。

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ラウンドした数々のプロゴルファーが「タフ」だと評する国際基準のコース「六甲国際ゴルフ倶楽部」

1975年(昭和50年)神戸六甲山麓に六甲国際ゴルフ倶楽部が誕生しました。コース設計は加藤福一氏で誕生から関西オープンゴルフ選手権や日本オープンゴルフ選手権など、様々なプロツアーが開催された名門ゴルフ倶楽部です。1983年日本オープンゴルフ選手権に優勝した青木功プロのインタビュー第一声は「このコースはタフだよ、長いよ」と答えた通り、バックティーで7,416ヤード(東コース)と長めの距離に加え、自然を活かしたコース造りを行っていることから風の影響を受けやすいコースとなっています。全36コースで東コースと西コース分かれており、東コースは、国際基準のコースで景観の美しさからは想像ができないほどの高い戦略性が求められるコース、一方、西コースは、帝王ジャック・ニクラウス設計による変化に富んだアメリカンコースとなっています。東コースにある1番、2番、17番、18番は、プレイした選手から「六甲国際ゴルフ倶楽部のアーメンホール」と評され、その中でも18番ホール(490ヤード/パー4)は、距離があり、グリーンも変化に富んだトーナメント最終ホールにふさわしい最難関のミドルホールとなっています。また、西コース3番ホール(227ヤード/パー3)は、自然の地形をうまく生かした美しさと戦略性を兼ね備えたショートホールで、グリーンにのせても多彩な球筋が要求されるコースとなっています。
阪神高速道路北神戸線の箕谷インターチェンジから約10分、または神戸淡路鳴門自動車道の神戸西インターチェンジから約8分で到着するので、インターチェンジからも近く、アクセスは抜群です。
併設施設も充実しており、クラブハウスは1,400坪あり、レストハウスとバスルームには、女性用パウダールームも設置されています。

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六甲の山のふところ、穏やかな丘陵に慈しみ育てられた「関西クラシックゴルフ倶楽部」

1976年(昭和51年)5月1日に兵庫県三木市に開場した関西クラッシクゴルフ倶楽部は、開場時は、18ホール(大洞コース、湯谷コース)でしたが、1982年(昭和57年)に9ホールの清水コースを追加し、計27ホールとなっています。平成に入ってからはベントワングリーンへの改修、クラブハウスやロッカールームの改修と真相拡大を実施し、常に時代の変化に合わせて歴史を育んできた名門のゴルフ場です。2018年4月には兵庫県オープンゴルフレディーストーナメントが開催され宮崎乙実プロが3アンダーで初優勝を飾りました。ビジターの受け入れも行っており、インターネットで予約ができます。
清水コースは、フラットで自然の池を生かした景観が美しいコースで、4番(327ヤード/パー4)は短いミドルホールでティーグラウンド前の池がプレッシャーを与えてきます。湯谷コースは、前半にストレートホールが多く、長いミドルホールが続くタフなコースで、8番(178ヤード/パー3)にある谷越えのショートホールは、美しい景観で挑戦者を待ち受けています。大洞コースは、ティーショットが打ち下ろしとなるホールが多く見通しもよい開放感のあるコースですが、8番(175ヤード/パー3)はグリーンまわりに7つのバンカーが配置されており、アンジュレーションのあるグリーンのどこに落とせるかがスコアメイクの鍵となります。全27ホールあるので、何回来てもプレイヤーを飽きさせることはありません。
大阪梅田、神戸三宮から車で約50分、中国自動車道吉川インターから約10分のアクセスの良さも魅力の一つとなっています。

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18番パー4のフィニッシングホールとしては日本一美しいと評された「太平洋クラブ 六甲コース」

1975年(昭和50年)に兵庫県三木市に開場した太平洋クラブ六甲コースは、冨澤誠造氏の設計、本間典雄氏がコース改造を行い運営されてきました。太平洋クラブは1971年に創設され、直営コース8ヶ所、関連会社の太平洋アソシエイツ運営2ヶ所、太平洋クラブ&アソシエイツの共同経営コース7ヶ所の合計17ヶ所の会員制リゾート型ゴルフコースを展開しています。1997年三菱ギャラントーナメントが太平洋クラブ六甲コースで開催された際、優勝したジャンボ尾崎は「日本に、ここの18番ホールのようなホールがもっとあれば、日本のプロのレベルは確実に上がる。このコースは高度な技術を有しているものでないと制することはできない」と発言したほど、コースの完成度は高く、挑戦者の自信を打ち砕いてきた名門コースです。名物ホールは、18番ホール(バックティー435ヤード/パー4)。ミドルホールでありながら3つの池が点在したドッグレッグコースとなっており、特徴のあるクラブハウスとコースにある池が作り出す景観は、プレイヤーを非日常へ誘い「パー4のフィニッシングホールとしては日本一美しい」とジャンボ尾崎がしみじみと語ったとされています。
特徴のあるクラブハウスは、薔薇の紋章で知られる英国のチューダー王朝をモデルに設計されプレイヤーを迎えてくれます。太平洋クラブ六甲コースで、日本屈指の難関コースを攻略する醍醐味を味わいましょう。

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日本一テレビ映えするゴルフ場を目指して建設された「ABCゴルフ倶楽部」

ABCゴルフ倶楽部は、日本一テレビ映えするゴルフ場を目指して、1985年に開場しました。コース設計は、名匠鈴木正一氏と佐藤健氏が担当。丘陵コースで、高低差17mのフラットな地形にトーナメントの舞台を想定して設計されたチャンピオンコースです。「日本女子プロゴルフ選手権」や日本一の規模を誇る男子トーナメント「ラークカップゴルフ」、その他、PGA TOUR「フィリップモリス チャンピオンシップ」、「マイナビABCチャンピオンシップ」などが開催されており、テレビ中継を通じてゴルフファンにトーナメントの熱狂を伝え続けています。また、2008年、当時17歳だった石川遼プロが18番のウォーターショットで3mの位置に付け、プロとして17歳1ヶ月15日でのツアー優勝、史上最年少優勝記録打ち立てるなど、数々のドラマが誕生した名門コースです。
名物ホールとなっている18番(バックティー510ヤード/パー5)では、フェアウェイ230ヤード付近の両サイドにあるバンカーは、飛距離の出るプレイヤーには注意が必要ですが、フェアウェイセンターを狙えば問題ありません。セカンドショット以降は、グリーン右側に大きな池があるので、安全に攻めるのであれば、池の左を狙うルートで確実に刻みながら、グリーンのピン手前に落とすのが攻略のポイントです。グリーンは、池に向かって下っているため、ピン奥に落としてしまうと返しのパターの難易度がグッと上がるので注意が必要です。
ビジターもインターネットで予約ができるので、多くの名勝負が生まれた名門コースを楽しむことができます。

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マスターズ開催地のオーガスタよりもコースレートが高い「ゴールデンバレーゴルフ倶楽部」

1987年(昭和62年)10月28日開業のゴールデンバレーゴルフ倶楽部は、世界各国で300以上のコースを造った名匠ロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニア氏の設計による「美しき罠」が堪能できる名門ゴルフ場です。ロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニア氏は、コースを間にして、攻撃するのはプレイをするゴルファー、守備をするのはコース設計者で、「ゴルフは野外でおこなうチェスゲーム」、これは、プレイヤーと設計者が知恵比べをしているのだと表現しています。「日本プロゴルフ選手権大会」や「PGAフィランスロピートーナメント」などが開催されています。
そして、コースレートは、毎年マスターズが開催されているオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの76.2よりも高い77.4と日本一のコースレートを誇ります(2011年5月に認定)。コースは、自然を生かした丘陵コースで18ホール中16ホールに池やクリークが絡みます。名物ホールは18番ホール(バックティー516ヤード/パー5)で、右サイドに池が張り巡らされており、1打目、2打目と連続して池超えになるロングホールです。池に沿って右にドッグレッグするコースのため、ショットの正確性とボールのコントロールが求められ難易度が高くなっています。グリーンは、池側に傾いているため、アプローチは左サイドへ確実に落とす必要があります。
ゴールデンバレーの名の由来である、山々と水流に囲まれた別世界は、秋の紅葉の時期に黄金色に輝く景色が楽しめ、高難易度で超が付くほど戦略的なゴルフ場で「チャレンジする勇気と成功する喜び」を味わってください。

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関西では希少のアメリカンスタイルのフラットでワイドなレイアウト「オリムピックゴルフ倶楽部」

兵庫県三木市にある南向きに面した丘陵地に1989年4月に全長7,252ヤードのチャンピオンコースとして誕生しました。ゴルフコースとして理想的と言われている高低差30m丘陵地に、関西では数少ないアメリカンスタイルのフラットでワイドなレイアウトを持っているため、フェアウェイ幅が40ヤードあり、思い切ったショットが打てるコースとなっています。設計は大川清氏、コースレート74.4は兵庫県で3位の難易度を誇り、関西オープンゴルフ選手権や男子プロテスト、クォリファイングトーナメントの舞台となっている名門コースです。
開場以来、一貫して重視しているのが、メンバーシップ制コースの精神を踏襲した運営です。メンバーは当然のこと、メンバーのファミリーやゲストが快適に利用できる雰囲気を作り、スタッフの自然体で穏やかな応対は訪れた人から高評価を得ています。
このゴルフ場は、大小8つの池があり、このハザードをどう攻略するかがポイントになります。ビジターもインターネットで予約できるので、高コースレートにぜひ挑戦してみてください。

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4つあるパー3が、プレイした人に強烈な印象を残す「東広野ゴルフ倶楽部」

1989年10月14日に兵庫県三木市志染町に開場した「東広野ゴルフ倶楽部」は、小林佑吉氏設計、乾豊彦氏監修の5つ星コースです。三菱ダイヤモンドカップや日本女子オープンゴルフ選手権、アジアパシフィックチャンピオンシップなど、国内の主要大会が開催されている名門コースとなっています。攻略ルートを正しく攻めていく力量がある方には魅力的で、力押しだけではどうにもならない戦略性の高いコースとなっています。特にパー3で設計された3番、7番、11番、17番は、4つの内、3つが池超え、残りの一つは、ティーグラウンドからグリーンまで縦長に続くバンカーでガードされており、4つのホール全てが特徴的です。設計を担当した小林佑吉氏は、3番ホールのレイアウトを確定してから全体のルーティングを決定したと言われており、相当なこだわりを持って造らえたホールとなっています。グリーンはアンジュレーションがきつく、傾斜と速さを読み切る力がないとすぐに3パットをタタく高難易度です。3番ホールは浮島となっているグリーンで、ティーグラウンドに立つと気持ちが奮い立つほど強烈な印象を脳裏に残し、挑戦者を待ち構えています。
会員制となっており、平日はメンバー1名につき1組4名までの紹介プレーができます。土日祝はメンバーの同伴が必要となっています。
山陽自動車道の三木東インターチェンジから約5kmの位置にあるため、行きやすい場所にあります。

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タイガー・ウッズと仮想ドラコン対決!?ができる「マスターズゴルフ倶楽部」

1988年着工、1990年に兵庫県三木市に開業した「マスターズゴルフ倶楽部」は、加藤福一氏のコース設計により生まれました。全長10,441ヤード、27ホールと距離を十二分に確保したゆとりのある敷地にある各ホールは、フラットで幅広く自然の造形を生かし、美しい景観と難易度が共存した名門ゴルフ場です。東面の丘陵地を生かしたフラットな東コース、自然の起伏を巧みに生かした中コース、樹林の景観に戦略性を秘めた西コースとなっており、ほとんどのホールがティーグラウンドからグリーンが見通せる造りとなっています。
中コース7番ホール(190ヤード/パー3)は、池超えのショートホールとなっており、ベントの2グリーンです。右側は少し距離が増え、左側は完全な池超えになっており、風の影響を受けやすく、どのクラブでショットするのかが攻略の鍵となります。2010年マスターズGCレディース最終日に横峯さくらプロがホールインワンを達成しています。また、西コース6番(561ヤード/パー5)は、美しいS字型のロングホールとなっており、フェアウェイ右サイドを狙うのがセオリーですが、カート道まで出てしまうと跳ねてOBになることもあるので注意が必要です。ドラコン推奨ホールでもあるので、ドライバーで距離を伸ばしつつ、フェアウェイキープを目指しましょう。コース内にはタイガー・ウッズのドライビングポイントがプレートで設置されています。
インターネットで予約ができるので、タイガー・ウッズと仮想ドラコン勝負をしにマスターズゴルフ倶楽部へラウンドしに行ってみては?

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帝王ジャック・ニクラウスの知略に挑める「ジャパンメモリアルゴルフクラブ」

世界的に有名なゴルファージャック・ニクラウス氏は、設計者としても有名で、このジャパンメモリアルゴルフクラブもジャック・ニクラウスが設計した兵庫県三木市吉川町にある丘陵コースです。1990年11月の開場以来、サントリーレディースオープンや日本プロゴルフシニア選手権大会、ミュゼプラチナムオープンゴルフトーナメントなど、国内でも有数のトーナメント開催地としても有名です。コース設計以外にもファッションデザイナーの森英恵氏、総合監修者として金田武明氏など、世界的な著名人を起用したことでも当時の話題となりました。
舞鶴若狭自動車道・三田西インターチェンジより約5kmの高立地にあり、電車ではJR宝塚線・福知山線の新三田駅からタクシーで約15分です。なお、JR宝塚線新三田駅からは予約必須ですが送迎バスが利用できます。名門コースですが、ビジターの受け入れもおこなっており、インターネットで予約することができます。
名物ホールは、9番(398ヤード/パー4)のミドルホールです。左ドッグレックとなっており、ティーショット、セカンドショットともに距離と打ち出す方向に注意が必要です。グリーン手前ギリギリまで池が迫っているので、セカンドショットにはプレッシャーがかかります。落とし所によっては、左の大きな木がスタイミーになるため、距離がでない方は、2オンではなく3オンを狙って確実に攻めることをオススメします。

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自然の美しさと難しさ、ゴルフの原点を感じながらプレイができる「ザ・サイプレスゴルフクラブ」

兵庫百名山にも数えられる竜ヶ岳、篠ヶ峰。三方を丹波の山々に囲まれた「ザ・サイプレスゴルフクラブ」は、原生する自然をそのまま生かすよう設計され、雄大な自然が四季折々の色彩美をみせてくれます。春には3,000本の山桜、5月には石楠花(シャクナゲ)や雄躑躅(オンツツジ)、6月中旬ごろには地元でも珍しい姫蛍が見られます。秋には紅葉並木が色づき、クラブハウス近くの山紅葉が真っ赤に染まるなど、1年中を通して絵画でも見ているかのような絶景がプレイヤーを迎えてくれます。コース設計をした大西久光氏は、「自然と人間の調和」をテーマに樹齢80年を超える木々を残した林間コースを造りました。
欧米型のプライベートクラブをコンセプトにしていることもあり、1番からワンウェイ・スループレーが基本となり、キャディバッグはクラブハウスを通さないゴルフ本来のあり方や楽しみ方を尊重しているプレー環境となっている名門ゴルフ場です。
名物ホールは3番と14番。3番ホール(167ヤード/パー3)は、三方が高い山に囲まれた打ち下ろしで、3段グリーンとなっていることもあり、数々のプロゴルファーの距離感を狂わせてきた難しいショートコースです。また、14番ホール(425ヤード/パー4)は、高低差8mの打ち下ろしで、セカンドショット以降は、クリークがフェアウェイを横切っています。グリーン手前には大きな池があり、腕に自身のある人とない人で攻めるルートが大きく変わるので、自身にあった攻略法を楽しめるミドルホールとなっています。
自然の中でボールを打ち、自然と向き合いながらゴルフの原点を感じて、ぜひラウンドしてください。

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名匠ロバート・トレント・ジョーンズJr.氏設計のコース美溢れる「チェリーヒルズゴルフクラブ」

1989年11月28日開業のチェリーヒルズゴルフクラブは、信和ゴルフグループが運営するKINGコース、QUEENコース、PRINCEコースからなる全27ホールのゴルフ場です。世界的に名高いコース設計家・ロバート・トレント・ジョーンズJr.氏設計のゴルフ場で、戦略性と美しさが融合したコースやダイナミックなクラブハウスが特徴的です。春には20種類以上、約15,000本の桜がコース内を彩り、ゴルフ場入口からクラブハウスへと続く1キロに及ぶ桜並木のトンネルが毎年ゴルファーを楽しませています。
開場から30年目に当たる2019年には国内4大メジャー大会の一つ、日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯が開催地として選ばれ、トーナメントコースとしての称号も手に入れました。コース内はリスクの高いベストルートと、安全にプレーができるパー・ボギールートが設定されており、プレイヤーの技量に合わせて攻め方を変えられるので、何度でも挑戦したくなるコースです。

まとめ

皆さまは、どのゴルフ場に行ってみたいと思いましたか?
名門と言われているゴルフ場は、来場の際、ブレザーまたはジャケットの着用、ジャンパー、ブルゾン、ダウンジャケット、ジーンズ、スニーカー、サンダルは基本的にNGでドレスコードが指定されています。カジュアルゴルフになれているゴルファーからすると少し面倒だと感じる制約ではありますが、身だしなみを整えるだけでいつもと違った気持ちで名門コースに望むことができます。
兵庫県は、日本で最初にゴルフ場ができたということもあり、歴史と伝統の中に現代ゴルフが融合し、新しいゴルフ文化が発展している土地柄です。数々の名勝負が生まれたチャンピオンコースや伝統と格式のある兵庫県のゴルフコースで、あなただけのゴルフライフを楽しんでください。

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