岐阜県と言えば白川郷や郡上八幡、下呂温泉や長良川温泉など有名ですが、食べ物に関しても全国的に有名なものから地元でポピュラーな料理まで素材を生かしたおいしいものが数多くありますよね。
そこで、ここでは舌が肥えたゴルファーの評価が高い、岐阜県で食事が美味しいと評判のゴルフ場を調べてみました。
せっかくならゴルフプレーと一緒にこれら美味しい食事も楽しみたいものです。

岐阜で食事が美味しいと人気のゴルフ場

焼きたてパンの朝食が堪能できる「小萱OGMチェリークリークカントリークラブ」

小萱OGMチェリークリークカントリークラブは、東海環状自動車道可児御嵩インターチェンジを利用する、メンバーシップコースです。ここは接待用コースとして鬼才ピート・ダイ氏の基本設計により造られているので、枕木を使用したバンカーなど造形美にこだわっていますが、ほぼすべてのホールでティーグランドからグリーンが見え、フェアウェイを大きく外さなければ大けがすることはありません。
接待用のコースだけあって、食事のメニューにもこだわっていて、朝食バイキングでは焼きたてパンからシュウマイ、肉団子といった和洋中が選べ、昼食はプレミアム飛騨牛コロッケランチ、瑞浪地方で開発されたボーノポークの生姜焼きも甘くておいしいと評判が良く、地産地消のメニューが豊富にそろっています。
どなたと訪れてもはずすことがないゴルフ場と言えると思います。

スイーツ好きにオススメ「ユーグリーン中津川ゴルフ倶楽部」

中津川ゴルフ倶楽部は、中津川の丘陵地帯にひらけたゴルフ場です。過去には7年間にわたり「アビタ・サークルK・サンクスレディストーナメント」を開催していたという、本格的コースです。
眺望がよく、距離はレギュラーティーで5,808ヤードとやや短めですが、クリークが効果的に配置されていることや、大きなベントワングリーンが高速グリーンに仕上げられていることで、カップの位置によっては難易度がかなり上がります。
食事ですが、朝食はモーニングコーヒー、昼食時のデザートバー、サラダバーに加えてソフトドリンクバーがセットされ、プレー終了後にはアイスクリームも食べられます。女性だけではなく、男性もラウンド後のスイーツは食べたくなりますよね。
昼食メニューは、ブランド肉の「岐阜健豚」使用のみそかつ定食やカツカレー、珍しいところでは、通常はシャトレーゼのワイナリーでしか飲めない蔵出し生ワインがグラス1杯200円で飲めます。
スタッフの対応も評価が高く、幹事が苦労しなくて済むコンペの利用に喜ばれるのではないでしょうか。

モーニングサービスが充実!「トーシンゴルフクラブセントラルコース(TOSHIN GolfClub Central Cource)」

ヨーロッパのホテルを思わせる外観のクラブハウスと、女子プロゴルファーの森口祐子氏の設計による18ホールすべてが異なるコンセプトで造られたというコースです。
宇宙をイメージした各ホールは隕石落下跡を模したバンカーや、月面クレーターのような起伏など、独特の景観が楽しめます。プレースタイルはセルフ、リモコンカートの利用となっています。コースのメンテナンスやスタッフの接客も評判が良く、充実した1日が過ごせるのではないでしょうか。
食事ですが、これからの季節にオススメの「冷し坦々麺と鶏の唐揚げ中華風」や、料理長オススメ「牛フィレ肉と岐阜県産若鶏のソテー」が評判です。また、「レストランオススメ」のメニューも評判が良いようです。
また、モーニングサービスとして、ソフトドリンクを注文すると希望者にはトーストとゆでたまごを無料でサービスしてくれます。スタート前に小腹を満たすのにはちょっとうれしいサービスですね。
接待などで訪れて、事前に同伴者の方に、このコースのコンセプトを説明しておくとプレー以外の楽しみが増えるかもしれませんね。

食事で知ることができる四季折々の季節感「グリーンヒル関ゴルフ倶楽部」

東海北陸自動車道関インターチェンジから10分前後で到着する「グリーンヒル関ゴルフ倶楽部」は、アーリーアメリカン調のクラブハウスが特徴的な、アクセス良いゴルフ場です。
セルフ、キャディーの選択式で電動自走カート利用のプレースタイルで距離はそれほどありませんが、JMポーレット氏の設計に、内田繁プロの監修を加えた18ホールはフェアウェイに平らな部分がほとんどなく、時に大きくうねったマウンド、そしてベントワングリーンは2段、3段グリーンとなっており、飛距離のアドバンテージが必ずしも得られない分、シニアから女性にも人気があるコースとなっています。
ここは料理が美味しいという評価が多く、レストランのキャパシティも全17テーブルと落ち着いてはいますが、サービスがしっかりと行き届いています。
メニューは四季折々の季節感を表現したものが多く、女性ゴルファーにはヘルシー和膳、9時から10時までの時間限定の洋食ブランチなども人気があるようです。
スタッフの対応もよい評価が多く、シニアや女性ゴルファーとのラウンドに満足してもらえると思います。

名古屋の老舗カレーメーカーオリエンタルカレーとのコラボメニューが楽しめる「東建塩河カントリー倶楽部」

中央自動車道多治見インターチェンジから約20分、名古屋インターチェンジから約50分の位置にある「東建塩河カントリー倶楽部」は、ジャパンゴルフツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」開催コースとしても有名なゴルフ場です。
コース設計はゴルフ界のレジェンド、ゲーリー・プレーヤー氏と富沢廣親氏の共同設計になるもので、西コース9ホール、北コース9ホール、南東コース9ホールのトータル27ホールとなります。コースは全体的に広めでOBも少なめですが、グリーン周りにガードバンカーが多く、油断すると思わぬ大たたきもあり得ます。ラウンドスタイルはセルフかキャディー付きの選択式で乗用カート利用となるので、ご自身のスタイルに合わせたプランが選択できます。
食事のメニューの充実度も評判がよく、季節メニュー、特選メニューの飛騨牛丼や飛騨牛コロッケ定食が美味しいと評判です。さらに名古屋の老舗カレーメーカーの「オリエンタルカレー」とのコラボメニューはカレー素材だけで5種類用意するなど充実しています。
スタッフの対応も評判がよく、全体的にゆったりしたクラブハウスなど、レディスゴルファーが喜ぶのではないかと思います。

地元の名産自然薯や蕎麦屋顔負けのお蕎麦が食べられる「いわむらカントリークラブ」

中央自動車道恵那インターチェンジから約20分の地にある「いわむらカントリークラブ」は、織田信長の叔母にあたる「おんな城主おつや」が善政を敷き、最後まで領民を守ったと伝えられていることから「女城主の里」と呼ばれている里岩村の丘陵地帯にあり、御嶽山を望む雄大な景観に溶け込むレンガ造りのクラブハウスが特徴のゴルフ場です。
コースは、杉本英世、石井富士夫両氏の設計により、自然の地形を生かして造られ、プレイヤーは、打ち上げ、打ち下ろしなどの距離感と方向性が求められるゴルフが必要となっています。オールセルフでナビ付き乗用カートでのラウンドとなります。小技が得意な方や真っ直ぐにボールを飛ばしていける方は、安心して攻略していけるでしょう。
レストランの食事は、ステーキ重、生姜焼き、ヒレカツ、カレーなど定番のメニューが充実していますが、その中でも岐阜県の名産自然薯を使った自然薯定食がオススメです。山間地域で古くから作られており、コクのある風味と強い粘りが特徴で、切るとシャキシャキ、すり潰したものふわふわと、様々な食感が楽しめます。この自然薯定食は、お造りと天ぷらと自然薯がセットとなっており、粘りのある自然薯が楽しめます。また、お蕎麦も人気があり、口コミでは、「お蕎麦屋さん顔負けの美味しさ!」と評判です。

広大な約2,000坪の敷地に充実した練習場と36ホールを構える「レイクグリーンゴルフ倶楽部」

中央自動車道土岐インターチェンジを下りてから5㎞ほどにある和風母屋を模した優雅なクラブハウスが特徴のレイクグリーンゴルフクラブは、「和」をテーマにした緑豊かな林間コースです。
コースはフラットで広いですが、全てのホールに池が絡んでくるレイクコース36ホールと、同じく広いですがフェアウェイのアンジュレーションと120ものバンカーが随所に配され正確なショットを要求されるみさのコース36ホールの合計72ホールで展開しています。約2,000坪の敷地内に広めの練習グリーンが6面、アプローチとバンカーが練習できる練習場と、設備も充実しています。ラウンドはセルフかキャディー付きの選択制で乗用カートが利用できます。
ラウンド時の予約は、朝食、昼食ともバイキング付きのプランがオススメです。
朝食はクラブハウス1階のカフェで自由に摂ることができ、毎週水・木の昼食はバイキング形式となるようです。その他のメニューでは、名古屋味噌を使用した牛煮込みご飯の人気が凄まじく、見た目は色が濃くインパクトはありますが、優しい味でまた食べたくなると大変評判です。

飛騨けんとんを使った料理が充実した「こぶしゴルフ倶楽部」

こぶしゴルフ倶楽部は、日本人ゴルファー兄弟では最も有名である尾崎3兄弟の1人尾崎直道プロが国内で唯一設計・監修したチャンピオンコースです。
自然の造形を極力生かした、高低差が少ないフラットなホールが多く、ベントワングリーンはグリーンの起伏、うねり、速さ、広さなど、油断するとすぐに3パットになってしまうことも多く、このグリーンならではのパッティングを楽しむことができます。アウトコースの9番ホールはレギュラーティーで630ヤードもあるロングホールで、ドライバーの成否がスコアの良し悪しを決めてしまうコースとなっています。
食事のメニューも充実しており、「飛騨けんとん」を使った鉄板味噌かつ膳や生姜焼き、同じく名産の飛騨牛ひつまぶし膳、こぶし膳に加えたボーノポークなど、美濃エリアの名産を取り入れたメニューが人気のようです。定番のカレーやお蕎麦、うどんなどもあり、おつまみは飛騨牛のたたき、飛騨けんとんのシュウマイなど、来場した方が満足できる美味しさを提供しています。

毎月開催のバイキングが狙い目「法仙坊ゴルフ倶楽部」

法仙坊ゴルフ倶楽部は、東海環状自動車道美濃加茂インターチェンジから約5㎞というアクセスの便利な所にある丘陵コースです。遠くの山々の稜線と調和するようにフェアウェイがうねり、大小のバンカーや池、クリークなどが巧みに配置されていて正確な距離感とショットが求められ、グリーンは起伏が複雑でパットの巧拙も問われる18ホールになっています。インコースの14番打ち下ろしのショートホールは、グリーン左に深い谷、右にはガードバンカーと正確なショットが要求される中にプレッシャーがかかる名物ホールとなっています。
オススメしたいのが、朝食バイキング。全日無料で提供しているというのもすごいのですが、種類が多く飽きさせず、満足度も高く、どれを食べても美味しいと評判です。また、昼食時は毎月1回、約1週間という期間限定でバイキングを実施しており、ステーキバイキングやお寿司バイキングが実施される時があり、嬉しいという評価も多いです。バイキング以外でも、辛口担々麺やロースカツ御膳、冷たい豚社部の冷やし中華、ハンバーグ御膳、麻坊豆腐、ミックスピザ、豚バラ炙り重、カレー、お蕎麦など、和洋中を取り混ぜたメニューが充実しており、そのどれもが満足度が高く美味しいと評判です。暑い季節は、季節は冷たい豚しゃぶの冷やし中華でさっぱりと涼しく食事ができるのもうれしいですね。

飛騨牛ロースステーキなら「ゴルフ5カントリーみずなみコース(旧:みずなみカントリー倶楽部)」

岐阜県瑞浪市にある「ゴルフ5カントリーみずなみコース」は、女子プロゴルフトーナメント「ゴルフ5レディス」開催コースとして有名なチャンピオンコースです。
川田太三氏の設計による18ホールは自然の起伏を上手く取り入れていて、フェアウェイは広くプレッシャーがかからないですが、微妙なアンジュレーションがコース攻略を難しくしていて、グリーンの多くが2段グリーンのためパーオンしても油断できない設計になっています。ラウンドはセルフがメインでリクエストによりキャディー付きも選べ、どちらも乗用カート利用となります。車寄せの屋根が奥行き広く取られた瓦葺の落ち着いたクラブハウスは風格があり、トーナメントコースでプレーするという満足感を高めてくれます。
メニューは定番のカレーやうどん、ヒレカツやオムライス、エビフライなどが充実していますが、その中でも料理長オススメの飛騨牛A5等級認定の「飛騨牛ロースステーキ」が人気です。ゴルフは大自然の中18ホールを移動するため、お昼にしっかりとカロリーを摂取しておきましょう。また、このロースステーキは料理長イチオシの人気メニューでもあるので、来場の際はぜひオーダーしてみてください。他にも「瑞浪ボーノポークの塩麴焼き定食」も珍しいメニューもあるので、好みに合わせて食事が楽しめそうです。

まとめ

岐阜といえばやはり飛騨牛や健豚などのブランド肉が有名ですよね。
どのゴルフ場も調理方法に工夫を凝らしてステーキ、ローストビーフやかつ煮込みなど美味しく提供しています。
また、岐阜は中京圏と関東圏の境に位置し、料理にも八丁味噌を使用したものと、しょうゆ味をメインにしたものとどちらも選べる、グルメ派にはうれしいエリアでもあります。ゴルフの楽しさ、満足感は食事によっても左右されます。その中でも特にオススメしたいのは、小萱OGMチェリークリークカントリークラブです。朝の焼き立てパンを小腹に入れてラウンドしてください!
たとえスコアが今一歩でも、美味しい料理を食べれば楽しい1日になると思いますので、次回のラウンドのコース選定にはこちらを参考にしてみてください。

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