2018年2月にテーラーメイドの主力ブランドであるMシリーズのM3ドライバーが発売されました。M3にはヘッドが440㎤と460㎤があるのですが、今回は460㎤のレビューをします。正式名称は、「M3 460ドライバー」です。Mシリーズの位置付けとして、M3はM1の後継モデルとなっています。ツイストフェイスを搭載したM3ドライバーがどんなドライバーなのか、試打をしてみた感想や所感をまとめています。

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TaylorMade(テーラーメイド)M3ドライバーをゴルフハック編集部が分析!

TaylorMade(テーラーメイド)M3 460ドライバーは、どういう人にオススメか?

グラフの通り、スライサーの方は捕まりづらいと思いますので、中級者〜上級者の方でフック傾向の強い人には良いクラブです。初級者でヘッドスピードが速い人なら、ソール側の弾道調整を使うことで、充分に使えると思います。弾道は、低スピン傾向なので、普段から球が上がらない方は、10.5°を購入すると良いでしょう。

TaylorMade(テーラーメイド)M3 460ドライバーの見た目とスペックを紹介!

TaylorMade(テーラーメイド)M3 460ドライバー見た目!

クラウン部分の体積は460cm3ですが、それを感じさせない小顔です。また、Mシリーズ特徴のカーボンコンポジットのヘッドになってます。(カーボンとチタンの複合)
今回は、チタン部分が前作の白からグレーに変更されています。

フェイス部分ですが、クラウン部分は若干のシャローフェイスです。そして、今作から導入したツイストフェイス。簡単に言うと、フェイスが捻れている設計になっています。

トゥ側上部はフェイスの向きがオープンでロフトが寝るような設計で、ヒール側下部はフェイスの向きがクローズでロフトが立つような設計になっています。これは、インパクトした際、打点のズレをツイストフェイスが補正して曲り幅を軽減する効果があります。

ソール部分は「Yトラックシステム」というYの字の弾道調整機能が装載されています。フェイス側の前方にあるウエイトを動かせば、浅重心にして低い弾道に。フェイスの後方側にウエイトを動かせば、深重心にして高い弾道に調整することができます。
さらに、ヒール側にウエイトを動かせばドローに、トゥ側にウエイトを動かせばフェードに調整する事も可能です。

今回、試打したドライバーのシャフトは「シャフト60イリマS」で鮮やかなオレンジ色。60Sの中調子ですが、手元側が程よくしなる印象で先も若干しなり、ダブルキックポイント傾向の癖のないシャフトです。

TaylorMade(テーラーメイド)M3 460ドライバーのメーカースペック

ヘッド素材/フェース素材チタン[9-1-1ti] + グラファイト・コンポジット・クラウン&ソール/チタン[6-4ti]
ヘッド体積(cm3)460
ライ角(°)58
長さ(インチ)KUROKAGE TM545.5
TourAD IZ-645.25
Speeder 661 EVOLUTION IV45.25
Diamana RF6045.25
ATTAS COOOL 645.25
KUROKAGE TM5フレックス9.510.5
S
SR
TourAD IZ-6S
Speeder 661 EVOLUTION IVS
Diamana RF60S
ATTAS COOOL 6S

※メーカーのカタログスペック参照

TaylorMade(テーラーメイド)M3 460ドライバーのシャフトスペック

SHAFTKUROKAGE TM5IZ-6EVO IVRF60COOOL
フレックスSSRSSSS
クラブ重量(g)約309約307約314約316約315約317
シャフト重量(g)約55約556367.56566
トルク4.14.53.23.73.53.6
バランスD2.5D2.5D4D4.5D3.5D4.5
キックポイント
グリップTM360 Black / Gray CP( 径60/47.5g)

※メーカーのカタログスペック参照

TaylorMade(テーラーメイド)M3 460ドライバーの試打レビューとデータ計測

TaylorMade(テーラーメイド)M3 460ドライバーを試打

構えてみると、小顔で操作性が良い印象を受けます。
実際に打ってみると、低スピン傾向のためか、幾分、低い弾道で飛びだします。打点を外して打ったとしても、ツイストフェイスの効果なのか、曲り幅は少なかったです。また、飛距離性能も高く、振れば振るほど、キャリーも伸びるという感想です。そして打感ですが、前作のMシリーズより、更に柔らかい仕様だと思います。
打った際の弾道は、直進性も操作性もあり高さも十分でていましたが、初心者の方が上げやすいという程ではなかったです。また、捕まり具合も、スライサーの方がストレートになる程ではないと思いますので、Yトラックシステム(弾道調整機能)を使って調整することで、低い弾道の方やスライサーの方でも、十二分に戦力になるドライバーだと思います。

■動画
実際に打ってみた際の動画は以下


インパクト動画

撮影協力
井山ゴルフ練習場:https://www.iyama-golf.com/

TaylorMade(テーラーメイド)M3 460ドライバーの試打をYupiteru(ユピテル)でデータ計測

Yupiteru(ユピテル)で計測データです。(レンジボール仕様)
飛距離性能が格段にアップしたM3は、かなりオススメだと思います。

まとめ

今回は、テーラーメイドのM3ドライバーを試打しました。いつも革新的なクラブ開発で、他メーカーを圧倒する製品を発表するテーラーメイド。今回もツイストフェイスが新たに採用されたことで、我々ゴルファーに新たな恩恵をもたらしてくれたことは間違いありません!
曲り幅を軽減できて、飛距離性能も高いM3ドライバーは、スコアメイクの大きな武器になりそうです!

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