温暖な気候と豊かな自然に恵まれた福岡県は500万人を超える人口を抱え、多くのゴルフ場がひしめきあっています。その中でも長い歴史と伝統のある運営スタイル、豊かな競技開催実績を誇る名門ゴルフ場はほんの一握りです。本記事では福岡県の名門ゴルフ場にスポットを当て、その魅力を紹介していきます。80年以上の歴史を誇る超名門コース、平成に入って開場した新進気鋭の名門コースまで種類は多岐に渡ります。ビジターへの間口が開かれた名門ゴルフ場も多く含まれていますので、次回のラウンドの舞台選定にもぜひご活用ください。

福岡県にある名門ゴルフ場

80年以上の歴史と伝統ある名門コース「門司ゴルフ倶楽部」

福岡県北九州市にある門司ゴルフ倶楽部は1934年(昭和9年)11月3日に設立された福岡では最古の名門ゴルフ場です。昭和初期の門司は外国からの入港も多い貿易拠点で、主に海運業界から横浜や神戸と同様に門司にもゴルフコースが欲しいという要望が多くなっていました。そこで当時の日銀門司支店長・君島一郎氏らが立ち上がり、コースの建設が開始されました。コースは名匠・上田治氏によって設計され、機械力に頼らず、自然の特徴をうまく活かすことにより高い戦略性を担保しているのが特徴です。名物ホールは18番。巨大な池を超えるショートホールとなっており、有終の美を飾るためには、タフな精神力が要求されます。過去には日本女子オープン選手権の西日本予選や北九州オープンゴルフトーナメントなどが開催され、競技会場としても高い実績を持つ名門コースとなっています。門司ゴルフ倶楽部はメンバーシップコースとなっており、予約には会員の紹介または同伴が必要です。ゲストのプレー料金はメンバーからの紹介でプレーする場合は、平日14,000円前後、土日祝日20,000円前後となっています。メンバーが同伴する場合は、平日12,000円前後、土日祝日17,000円前後となります。

毎年開催される『ほけんの窓口レディース』でおなじみの「福岡カンツリー倶楽部 和白コース」

福岡県福岡市にある福岡カンツリー倶楽部和白コースは1952年(昭和27年)11月3日に開場しました。半世紀以上の歴史があり、福岡県では2番目に古い名門ゴルフ場となっています。福岡市の東部に位置し、博多湾や立花山、福岡の市街地を望む雄大な眺望を持ちます。コースの設計を手掛けたのは、多くの名コースを手掛けた保田与天氏です。全体的にアップダウンがあり、池越えや谷越え、ドッグレッグと変化に富んだテクニカルなホール構成となっています。名物ホールは18番。バックティーから500ヤードを超える距離がある手強い右ドッグレッグのロングホールです。グリーンは2段となっており、乗せる位置が悪ければ簡単に3パットとなってしまいます。戦略性に富んだ18ホールは多くのトーナメント開催実績を誇ります。中でも特に有名なのは2013年から毎年開催されている「ほけんの窓口レディース」です。女子のトッププロが熱戦を繰り広げ、イボミ選手や鈴木愛選手など歴代の優勝者も豪華な顔ぶれとなっています。こちらゴルフ場は完全会員制となっており、ビジターのプレーには会員の同伴あるいは紹介が必要となります。

日本オープンの舞台となった高難度の名門ゴルフ場「古賀ゴルフ・クラブ」

福岡県古賀市にある古賀ゴルフ・クラブは1953年(昭和28年)10月10日に開場した名門ゴルフ場です。戦前の1926年(大正15年)5月、現在の小郡市に開場した福岡ゴルフ倶楽部大久保コースが起源となっています。その後、太平洋戦争中の解散・閉鎖等の紆余曲折を経て、現在の地に9ホールで開場したのが1953年(昭和28年)です。それから4年後には18ホールに拡張され、現在に近い形となりました。コースの設計を手掛けたのは名匠・上田治氏です。シーサイド特有の松林にセパレートされた美しいコースは、フェアウェイ・グリーンともに細かいうねりを持ち、戦略性に富む難関コースとなっています。中でも印象的な名物ホールは16番のミドルホールです。距離が短くバーディーも狙えるレイアウトとなっていますが、グリーン左横で口を開ける通称「ヘルバンカー」が曲者です。古賀ゴルフ・クラブでは過去に2度、「日本オープンゴルフ選手権」が開催されており、1997年はC・パリー選手、2008年には片山晋呉選手が優勝者となりました。こちらのゴルフ場はメンバーシップコースとなっており、大手予約サイトからのネット予約等は受け付けていません。ビジターがプレー機会を得るにはメンバーの紹介または同伴が必要となります。

市街地に隣接し、アクセス良好な名門コース「九州カンツリー倶楽部 春日原ゴルフ場」

九州カンツリー倶楽部春日原ゴルフ場は1959年(昭和34年)9月1日に開場しました。福岡県内に現存するゴルフ場の中では4番目の歴史を持つ名門ゴルフ場です。コースは福岡市と隣接する春日市に位置し、九州自動車道・太宰府インターチェンジから約11kmとアクセスも良好です。島崎悦吉氏が設計を手掛けた丘陵コースは、松や桧などの豊富な樹木でセパレートされ、独特のうねりを持ちます。コースの随所に効果的に配置されたバンカーも戦略性を高めています。2018年9月現在、コースは改修中となっており、6ホール×3周のラウンドスタイルとなっています。コース改修と同時進行で新クラブハウスの建設も行われています。移転が完了するまでは、臨時のクラブハウスを利用することになり、レストランは茶店での営業となっています。こちらのゴルフ場は大手予約サイトからのネット予約は受け付けておらず、会員優先で運営されています。少数ですがビジターも受け入れており、18ホールのプレー料金は、セルフで6,000~7,000円ほど、キャディー付きで7,000~8,000円ほどが目安となります。

雄大なオーシャンビューが魅力のシーサイドコース「若松ゴルフ倶楽部」

福岡県北九州市にある若松ゴルフ倶楽部は1959年(昭和34年)9月24日に設立された名門ゴルフ場です。若松北海岸を望むオーシャンビューが魅力的なシーサイドコースとなっています。国内で多くの名門コースを手掛けた上田治氏がコース設計を担い、ゆったりと広がる18ホールは戦略性たっぷりです。過去には日本アマチュア選手権や北九州オープンゴルフトーナメントも開催されました。OUTコースはフェアウェイが広々としているので、豪快に攻めていくことができます。ビギナーでもラウンドしやすいレイアウトとなっています。INコースは比較的距離は短いものの、コース幅が狭くドッグレッグするホールも含まれています。正確なショットが要求される難度の高いレイアウトとなっています。名物ホールは7番のパー4です。若松ゴルフ倶楽部で最も海に近く、美しい海岸を間近に望むことができます。こちらのゴルフ場は基本的にメンバー優先の運営スタイルを取っており、大手予約サイトからのネット予約は受け付けていません。少数ですがビジターも受け入れており、プレー料金は時期により多少の変動はありますが、平日18,000円前後、土日祝日25,000円前後となっています。

日本ミッドアマの舞台となった名門ゴルフ場「小倉カンツリー倶楽部」

福岡県北九州市にある小倉カンツリー倶楽部は1961年(昭和36年)10月1日に開場し、50年を超える歴史を持ちます。貫山の麓に広がり、老松にセパレートされた美しいコースを持つ名門ゴルフ場で、全組キャディー付きで歩きのラウンドスタイルを貫き、名門らしい趣のあるラウンドを楽しむことができます。過去に日本ミッドアマチュアゴルフ選手権などの競技開催実績を有します。雄大な丘陵コースの設計を手掛けたのは名匠・上田治氏。フェアウェイは広々としているものの、微妙な起伏があり、ボールのライを難しくします。また、大きめのグリーンはアンジュレーションが効いており、高難度です。名物ホールはINコース11番のミドルホール。通称「鶴の首」と呼ばれ、グリーン手前のフェアウェイの幅が絞られており、プレッシャーがかかります。小倉カンツリー倶楽部はメンバーシップコースとなっており、プレー機会を得るにはメンバーの紹介または同伴が必要です。ビジターのプレー料金は時期により変動しますが、平日14,000円前後、土日祝日20,000円前後となっています。

玄界灘に面した美しいシーサイドコース「玄海ゴルフクラブ」

福岡県宗像市にある玄海ゴルフクラブは1963年(昭和38年)10月26日に開場した名門ゴルフ場です。玄界灘に面したシーサイドコースとなっており、松林にセパレートされた各ホールはフラットですが、十分な距離を有しています。2014年のPGAプロテスト一次予選の舞台となるなど、競技大会の開催実績も豊富です。関西プロゴルフ協会がコースの設計を手掛けており、プロ目線で仕上げられたハイレベルなコースとなっています。OUTコースはフェアウェイが広いので、のびのびとショットが打てるかと思いきや、要所にクロスバンカーが配置され、ティーショットには正確性が求められます。INコースは12番の長いミドルホールや左右がOBとなる18番など手強いホールが随所で待ち受けます。風の影響を受けやすいスポットも多く、細心の注意が必要です。名物ホールは1番のパー5です。フェアエイ中央の一本松が印象に残る雄大なスタートホールとなっています。玄海ゴルフクラブは会員優先の運営スタイルを取っていますが、ビジターへの間口も開かれています。全日とはいきませんが、大手ゴルフ場からのネット予約も可能で、プレー料金は平日12,000円前後、土日祝日16,000円前後となっています。

KBCオーガスタの舞台としておなじみの名門コース「芥屋ゴルフ倶楽部」

福岡県糸島市にある芥屋ゴルフ倶楽部は1964年(昭和39年)11月15日に九州志摩カントリークラブ芥屋ゴルフ場として開場しました。1983年から毎年JPGAツアー「KBCオーガスタトーナメント」が開催されるコースとして全国的にも知名度が高い名門ゴルフ場です。2016年には怪我から復活した石川遼選手が劇的な優勝を果たし、ファンにとっては忘れられないコースとなっています。戦略性たっぷりの丘陵コースを設計したのは名匠・赤星四郎氏。大門(OUT)コース、小富士(IN)コースの2コース18ホールで構成され、松林に囲まれた風情のあるシーサイドコースとなっています。名物ホールは大門(OUT)コースの9番、550ヤードを超える距離を持つダイナミックなロングホールです。トーナメントでは最終ホールとなり、一発逆転の可能性もあるドラマチックな展開でファンを沸かせています。芥屋ゴルフ倶楽部はメンバー優先の名門らしい運営スタイルを貫いています。ビジターの方向けには、一部ですが予約サイトからのネット予約が可能なプランが公開されています。プレー料金は時期により変動しますが、平日20,000円前後、土日祝日30,000円前後となっています。

個性豊かで攻めごたえのあるコースレイアウトが魅力の名門「太宰府ゴルフ倶楽部」

福岡県太宰府市にある太宰府ゴルフ倶楽部は1966年(昭和41年)10月18日に開場した歴史ある名門ゴルフ場です。雄大な丘陵コースは適度なアップダウンを持ち、変化に富んでいます。過去に九州オープンや日本女子オープンゴルフ選手権が開催されたこともある名門コースとなっています。コースの設計は地場の有力企業である安達建設株式会が手掛けました。ティーショットはのびのびと、セカンドショットではスリリングな展開を楽しめるよう設計されており、初心者から上級者まで楽しめるレイアウトとなっています。芝目が強く、砲台となるホールも多い高麗グリーンにより、ショートゲームのテクニックも好スコアのためには重要です。名物ホールはINコース16番。大きな池を豪快に越えていく打ち下ろしのミドルホールとなっています。独特の緊張感があるだけに、ナイスショットが出た時の爽快感は格別です。太宰府ゴルフ倶楽部では厳しい会員制は敷かれておらず、ネットから誰でも予約可能な料金プランも公開されています。ラウンドスタイルはキャディー付き・セルフの選択制となっており、プレー料金は平日10,000円~と親しみやすい価格設定です。

大手PGMが保有する36ホール構成の大型名門コース「福岡国際カントリークラブ」

福岡県宗像市にある福岡国際カントリークラブは1969年(昭和44年)9月1日に開場しました。1996~1999年に開催されていたヤクルトレディースなど、福岡県でも屈指のトーナメント開催実績を誇る名門ゴルフ場です。それぞれ18ホールを有する中山、七又の2コース36ホール構成となっており、浅見緑蔵,氏、島村祐正氏の両名により設計されました。中山コースは各ホールの距離にメリハリがあり、ここぞという場面での仕掛けがスコアに反映されるドラマチックな構成となっています。名物ホールは16番、36ホールで最長の600ヤードを超えるダイナミックなロングホールです。ファースト、セカンドショットともに安定した飛距離を出せなければ、スコアをまとめることが難しくなります。七又コースは七又池と鶴ケ谷池が大胆に絡み、スリリングな展開を楽しめる構成です。名物ホールは9番のパー3です。目前に七又池が広がり、メンタルが試されます。福岡国際カントリークラブはゴルフ場経営大手PGMが保有しており、ビジター向けにも多彩な予約プランが公開されているパブリックな名門コースです。

ダイナミックで手強い3コース27ホールを持つ「麻生飯塚ゴルフ倶楽部」

嘉穂郡にある麻生飯塚ゴルフ倶楽部は1973年(昭和48年)10月30日に開場した名門ゴルフ場です。アサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルオープンゴルフトーナメントや日本シニアオープンゴルフ選手権など豊富な競技開催実績を誇ります。適度なアップダウンのある丘陵コースは藤井義将によって設計されました。ブルー、グリーン、ホワイトの3コース27ホール構成となっており、全体的にフェアウェイは広いものの、距離が長いので難度は高めです。ブルーコースの名物は2番ホール。池を越えて砲台グリーンを狙う距離感が難しいショートホールとなっています。グリーンコースの名物は9番ホールとなっており、フェアウェイ右手に伸びる大きな池と横長の大型グリーンが特徴です。ホワイトコースも9番のミドルが名物ホールとなっています。左サイドにある大きな池がプレイヤーの心を揺さぶります。麻生飯塚ゴルフ倶楽部では厳しい会員制は敷かれておらず、ビジターでも気軽に予約が可能です。大手予約サイトにも多くのプランが公開されているので、プレー機会が得やすい名門コースとなっています。

九州一のコースレーティングを誇る難関「福岡センチュリーゴルフ倶楽部」

福岡県朝倉市にある福岡センチュリーゴルフ倶楽部は1990年(平成2年)5月20日に開場しました。花と木と水がモチーフとなり、自然美を活かして造られたリゾートコースを持つ名門ゴルフ場です。OUT・INともに各1ホールの練習ホールがあり、20ホール構成となっています。全体的に距離があり、攻略は簡単ではありません。コースを設計したのは京都通信機建設工業設計部です。九州で最も高いコースレーティングを誇り、メイングリーン使用時はバックティーから76を超える圧倒的な高難度コースとなっています。過去にはフンドーキンレディースや日韓女子プロゴルフ対抗戦などの舞台となり、名勝負が繰り広げられました。
名物ホールは15番。ホール内をクリークが横切り、そのままグリーン周りの大きな池につながる美しくも厳しいミドルホールとなっています。福岡センチュリーゴルフ倶楽部は大手予約サイトからのネット予約にも対応しており、ビジターでもラウンドの機会が得やすい名門ゴルフ場です。プレー料金は時期により変動しますが、平日14,000円前後、土日祝日20,000円前後となっています。

個性的な3コースと名物ホールを持つ名門コース「ザ・クラシックゴルフ倶楽部」

福岡県宮若市にあるザ・クラシックゴルフ倶楽部は1990年(平成2年)9月25日に開場し、1995年の日本女子プロゴルフ選手権や2017年の日本シニアオープンゴルフ選手権など多くの競技開催実績を誇る名門ゴルフ場です。クラブ設立のきっかけは、タニミズ企画株式会社の二代目社長・谷水雄三氏が、現在のコースが広がる緩やかな丘陵地に一目惚れしたことでした。その後、名匠・鈴木正一氏によって、恵まれた土地が存分に活きる美しいコースが設計されました。コースはキング、クイーン、プリンスの3コース27ホール構成となっており、それぞれに特徴的な名物ホールが存在します。キングコースの名物は4番のショートホール。大きな池を越えてグリーンを狙う美しいパー3となっています。クイーンコースは9番のミドルホール。トーナメント開催時には最終ホールとなり、数々のドラマを生んだ名物ホールです。プリンスコースの名物は3番のミドルホール。地形が持つ独特のうねり、ドッグレッグ、400ヤードを超える距離と難関ホールの条件が揃っています。ザ・クラシックゴルフ倶楽部では厳しい会員制は敷かれておらず、大手予約サイト等からビジターの予約も受け付けていますので、プレー機会が得やすい名門コースとなっています。

名匠・加藤俊輔氏が福岡県で唯一デザインした名門コース「九州ゴルフ倶楽部 八幡コース」

福岡県北九州市にある九州ゴルフ倶楽部八幡コースは1992年(平成4年)10月8日に開場した名門ゴルフ場です。名匠・加藤俊輔氏によって造り上げられた18ホールは変化に富んでおり、大胆に池が絡むスリリングなホールも多く含まれています。各ホールには設計士の思いが詰まった愛称がつけられており、どれも印象的です。名物ホールは17番、愛称は「テンプテーション(誘惑)」。セカンドショット地点からほぼ直角に折れる左ドッグレッグのミドルホールとなっています。左サイドの白戦岩越えに成功すればショートカットも可能で、文字通りプレイヤーを誘惑する名物ホールです。個性豊かで戦略性に富んだコースでは競技も盛んに開催され、PGAシニアツアー「ISPSハンダカップ・灼熱のシニアマスターズ」などの熱戦の舞台となった実績もあります。九州ゴルフ倶楽部八幡コースはビジターの予約も可能で、大手予約サイトからのネット予約も受け付けています。プレー料金は時期により変動しますが、平日16,000円前後、土日祝日20,000円前後となっています。

県内屈指の高難度を誇る美しい名門コース「ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ」

福岡県糸島市にあるザ・クイーンズヒルゴルフクラブは1992年(平成4年)に開場した名門ゴルフ場です。名門といえども厳しい会員制は敷かれておらず、ビジターでも気軽に予約できるパブリックな魅力も持ち合わせています。全体の高低差が8mとアップダウンの小さな立地に、多くの池やバンカーが配置されており、福岡県でも屈指の難関コースとなっています。コースの設計を手掛けたのは、グランデージGCやコマCCなど名だたる難コースを造り上げた名匠・服部彰氏です。フェアウェイの幅は広く取ってあり、ビジュアル的な開放感はあるものの、要所に配置されたハザードがショットを厳しくチェックしているので、安易な攻めは許されません。グリーンには微妙なアンジュレーションが施されており、スコアメイクにはパッティングも重要となります。名物は最終18番ホール。2打目地点の両サイドからグリーンまで大きな池が伸び、左サイドには美しいビーチバンカーが配置されたミドルホールです。プレイヤーのメンタルを試すドラマチックなフィニッシングホールとなっています。高難度を誇るコースは競技会場としても人気があり、日本プロゴルフ選手権などの有名トーナメントの舞台となった実績があります。

まとめ

福岡の名門ゴルフ場について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。有力な地方都市として繁栄してきた福岡県には、それぞれの歴史を紡いできた多くの名門ゴルフ場が存在します。総じて難度が高いことから、プロ競技大会の会場に指定されるコースも多く、芥屋ゴルフ倶楽部の「KBCオーガスタトーナメント」や福岡カンツリー倶楽部和白コースの「ほけんの窓口レディース」など、全国的にも有名な大会も毎年のように開催されています。また、福岡県の名門ゴルフ場は首都圏と比較して、ビジターでもラウンドの機会を得やすいコースが多数あります。中でも特にオススメなのが福岡国際カントリークラブです。大手PGMが保有運営しており、大手予約サイトでも豊富な予約プランが公開されています。競技開催実績も豊富な2コース36ホールでは、どちらのコースを選んでも戦略的なラウンドの楽しむことができます。ぜひ一度足を運んでみてください。

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