大分県の名門ゴルフ場・ゴルフコースをご紹介!
「名門コース?行ってみたいけど料金が高そう・・・」、そう思われている方は多いのではないでしょうか。もちろんビジターのプレー料金が3〜4万円の名門ゴルフ場もありますが、そのようなコースばかりではありません。今回は大分県内でも歴史がある、ツアーやトーナメントの開催実績、コース設計家など、名門ゴルフ場と呼ぶにふさわしいゴルフ場を厳選しています。大分県の名門コースはリーズナブルにプレーできるコースも多く、親しみやすさを感じることができると思います。また、厳しい会員制も敷かれておらず、ビジターでもラウンド機会が得やすいよう配慮されています。歴史と伝統があり、手応えのあるコースが楽しめる名門コースでのラウンドは格別です。ぜひご検討ください。

大分にある名門ゴルフ場

九州で2番目に古い歴史を持つ名門コース「別府ゴルフ倶楽部」

大分県杵築市にある別府ゴルフ倶楽部は1930年(昭和5年)8月1日開場した九州で2番目に長い歴史を持つ名門ゴルフ場です。開場当初の9ホールから増設し、現在では鶴見、由布の2コース36ホール構成となっています。適度なアップダウンのある丘陵地にコースをデザインしたのは島崎悦吉氏。全体的にフェアウェイは広々としており、豪快なショットを楽しむことができます。鶴見コースは手造りの趣が残り、地形を活かして設計されています。名物ホールは9番です。ストレートのミドルホールで広々としたフェアウェイを持ち、気持ちよく飛ばせるドラコン推奨ホールとなっています。由布コースはバックティーからの全長約7,000ヤードを有するダイナミックなチャンピオンコースとなっています。名物ホールは2番。鶴見岳、由布岳に向かって豪快に打ち下ろすロングホールとなっています。別府ゴルフ倶楽部は大手PGMが保有しており、メンバーでなくてもネット等から気軽に予約できます。プレー料金もリーズナブルで、時期により多少の変動はありますが、平日5,000円前後、土日祝日10,000円前後となっています。

源泉かけ流しの天然温泉「別府扇山ゴルフ倶楽部」

別府扇山ゴルフ倶楽部は1964年(昭和39年)7月1日に開場した名門ゴルフ場です。大分県別府市のシンボルのひとつである扇山の麓に位置し、スロープを活かした地形の変化を楽しめる18ホールを有しています。名匠・上田治氏が丹念に設計したコースは、谷越え、川越、打ち上げ、打ち下ろしとホールごとにガラリと表情を変え、変幻自在です。OUTコースの名物ホールは2番。遠くに別府の市街地を眺望し、大きく打ち下ろしていくミドルホールです。ドライバーショットの曲がりが気になる方は、小さめのクラブに持ち替えたほうが良い結果がでやすいでしょう。INコースの名物ホールは13番。大きく谷を越えていくミドルホールです。2打目地点から左にドッグレッグしているので、距離の出るゴルファーはショートカットを狙うこともできます。雄大なコースでのラウンドを楽しんだ後は、温泉地別府ならではの源泉かけ流しの天然温泉を楽しむことができます。別府市内を一望する露天風呂も備え付けられており、ゆったりと疲れを癒すことができます。別府扇山ゴルフ倶楽部は大手予約サイトにも多くのプランが公開されていますので、ビジターでもラウンドの機会が得やすい名門コースとなっています。

西日本屈指の敷地面積を持つダイナミックな名門コース「湯布院カントリークラブレークサイドコース」

1965年(昭和40年)10月1日に開場した湯布院カントリークラブレークサイドコースは、大分県で3番目に古い歴史を持ちます。由布岳や九重連山を一望する絶好のロケーションを持ち、敷地の総面積が40万坪(福岡ヤフオクドーム18個分)の西日本でも指折りのビッグコースとなっています。伝統のある名門ゴルフ場ですが、予約はメンバーに限定されていないのでビジターからも人気があります。大成建設が設計したコースは、開放感のある「高原(OUT)コース」と緑豊かな「森林(IN)コース」の2コース18ホールで構成されています。高原(OUT)コースは木立が少なく、フェアウェイも広々としているので、豪快な攻めを展開できます。森林(IN)コースは杉や桧などの豊富な樹木にセパレートされており、飛距離よりも精度を重視したショットが必要となります。名物ホールは森林(IN)コース12番。大きく深い杉や桧がホールを囲んでいる特徴的なショートホールとなっています。バックティーからは200ヤードの距離があるので、正確なロングショットも求められる難関です。

コストパフォーマンス抜群の名門コース「大分カントリークラブ 吉野コース」

大分カントリークラブ吉野コースは1970年(昭和45年)4月29日、大分県大分市に開場した名門ゴルフ場です。島村祐正氏、 柴田和生氏によって設計された18ホールは、ダイナミックな起伏が活かされ、高難度となっています。OUTコースは、フェアウェイに山岳特有のアンジュレーションがあり、幅もコンパクトです。次打を意識したピンポイントショットが要求され、スリリングな展開となります。INコースは高低差のあるホールが序盤に固まっており、トリッキーな前半戦の結果がスコアの明暗を分けます。全体的に砲台グリーンが多く、パーオンしづらいので、アプローチも重要となります。名物ホールはOUTコース8番のミドルホールです。花道の幅が極端に狭く、「鶴の首」の異名をとる難関ホールとなっています。大分カントリークラブ吉野コースは、ビジターの予約も受け付けているパブリックな名門コースです。プレー料金は時期により多少の変動はありますが、平日4,000円前後、土日祝日7,000円前後となっています。リーズナブルなプレー料金は利用者から好評で、大手口コミサイトでもコストパフォーマンスに関して高い評価を獲得しています。

大分県内最高のコースレーティングを誇る名門「大分カントリークラブ 月形コース」

大分カントリークラブ月形コースは1974年(昭和49年)10月14日の開場以来、九州オープンや大分月形国際オープンなど多くの競技大会が開催されてきた名門ゴルフ場です。大手予約サイト等からビジターでも気軽に予約でき、プレー料金もリーズナブルなので大変人気があるコースとなっています。柴田和生氏によって作られたチャンピオンコースは、バックティーから7,000ヤード超の総距離を有し、メイングリーン使用時のコースレーティングは県内トップの74.6を誇ります。全体的にフェアウェイの幅はたっぷりと取ってあり、ティーショットは豪快に打っていけるものの、2打目も長打が要求されるタフなホールが多く含まれます。パーオンが難しい場面が増えるので、スコアメイクのためにはアプローチの技術も重要となります。名物ホールはOUT5番、ゆるやかに打ち上げていく左ドッグレッグのミドルホールです。左サイドには深い林があり、右サイドはOBゾーンがせり出しています。精度の高いショットが求められるハンディキャップ1の難関ホールとなっています。

フンドーキンレディースが開催されている名門コース「臼杵カントリークラブ」

臼杵カントリークラブは1975年(昭和50年)11月1日に開場し、多くのゴルファーから親しまれ続けているパブリックな名門コースです。三井不動産が九州で唯一保有するコースとなっており、コースの戦略性や接客を中心に口コミでも高い評価を獲得しています。また2013年からLPGAステップアップツアー フンドーキンレディースが開催されるトーナメントコースとなっており、競技大会の舞台としても高い実績を誇ります。謝永郁氏によってデザインされたコースは、ティーショットで打ち下ろし、2打目以降に打ち上げとなる構成が基本となっています。全体的に見通しが良くブラインドホールが無いので、戦略は立てやすいでしょう。名物ホールはINコースの15番です。右サイドにある2本の楠が印象的なミドルホールとなっています。臼杵カントリークラブでは厳しい会員制は敷かれておらず、ビジターでも大手予約サイト等から気軽に予約が可能です。プレー料金は時期により変動しますが、平日7,000円前後、土日祝日12,000円前後となっています。

まとめ

大分県の名門ゴルフ場を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。どの名門コースもそれぞれ長い歴史と伝統を守りながらも、時代に合わせた経営努力を怠らず、多くのファンを魅了し続けています。また、ビジターでも予約が可能で料金もリーズナブルなコースが多いのも印象的だったのではないでしょうか。今回紹介した6箇所の名門ゴルフ場の中でも特にオススメなのが、別府扇山ゴルフ倶楽部です。日本を代表するゴルフ場設計家・上田治氏が広々とした丘陵地に描いた18ホールは、豊かな戦略性を持ち、初心者から上級者までそれぞれの技量に合わせて楽しむことができます。アフターラウンドに楽しめる源泉かけ流しの天然温泉という温泉地別府ならではの楽しみも用意されています。大手予約サイトからのネット予約も可能ですので、ぜひチェックしてみてください。

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