埼玉県でフェアウェイが広いゴルフ場まとめ

「OBの数をできるだけ減らしたい」、100切りを目指すゴルファーは特にこの想いが強いのではないでしょうか。ラウンド中に突然訪れるOBの絶望感でスコアを崩し、ラウンド後にスコアカードを見返して「ここのOBがなかったら・・・」と思うことって、よくありますよね。そんな方のために、今回は埼玉県にエリアを絞ってフェアウェイが広いゴルフ場を紹介していきます。もちろん、ゆったりとしたフェアウェイだけでなく、それ以外の魅力もまとめています。このページが皆さまにピッタリのゴルフ場を見つけるきっかけになれば幸いです。

武蔵ゴルフクラブは「すべての人に楽しんでいただけるゴルフコース」を基本理念に運営されています。全体的にアップダウンの少ない穏やかなコースはフェアウェイの幅も広く取ってあります。ホール間のインターバルも短く、カートは基本的にフェアウェイへの乗り入れが認められていますので、リズム良く快適なプレーが可能です。レギュラーティーからのコース距離も短めの約6,000ヤードとなっており、ゴルフ初心者でもラウンドしやすいでしょう。こちらのゴルフ場では全組キャディー付きでのラウンドとなり、周囲の組のプレー進行も非常にスムーズです。キャディーさんの丁寧な応対と鋭い読みにも定評があり、コース攻略のために強力なサポートを受けることができます。

こだまゴルフクラブはフェアウェイが横にも縦にも長く広いのが特徴です。コース距離はレギュラーティーから6,600〜6,700ヤードと長めの距離設定で手応えのある18ホールが楽しめます。適度なアップダウンが知的な攻めを要求し、池やバンカーなどのハザードもよく効いています。上級者もしっかりと手強さを感じながらラウンドできます。OUTコースは池越えやドッグレッグなどトリッキーなホールが多くなっており、メンタルが試されます。INコースは距離のあるホールが続くので、ロングショットの精度が求められるタフなレイアウトとなっています。こちらのゴルフ場は各方面からのアクセスも良好で、車の方は関越自動車道・本庄児玉インターチェンジから約4km、電車の方はJR上越新幹線・本庄早稲田駅、JR本庄駅からクラブバスの送迎サービスを利用できます。

妻沼ゴルフ場は熊谷市に位置する河川敷コースです。フェアウェイは広くなだらか、ストレートで素直なレイアウトのホールが多いのが特徴となっています。一見簡単そうに見えるものの、フェアウェイに施された微妙なアンジュレーションがライの変化を生み、適所に配置されたハザードも強力なので、見た目よりも難しいホールが多くなっています。こちらのゴルフ場は完全セルフ形式となっており、ラウンド料金も良心的です。時期による変動はありますが、平日6,000円前後、土日祝日9,000円前後というリーズナブルな料金設定は、口コミでもコストパフォーマンスが高いと好評です。低価格を実現するために、スタッフのオペレーションも必要最低限に抑えられています。キャディバッグの積み下ろしなど、自分で対応する作業が多くなることを事前に理解された上でご利用ください。

大麻生ゴルフ場は荒川のリバーサイドに広がり、落ち着いた雰囲気を持つ林間コースです。レギュラーティーからのコース全長は約6,300ヤードと平均的な距離設定となっています。フェアウェイは広くアップダウンは小さいのですが、微妙なアンジュレーションが効いており、ショットの落とし所はシビアです。2グリーン制が採用されていますが、どのグリーンも十分な広さがあり、エキサイティングなショートゲームを楽しむことができます。平成27年〜29年にクラブハウスの建て替えが行われ、設備が綺麗だと利用者から好評です。外観はシンプルなタイル張りになり、モダンな雰囲気に生まれ変わりました。内部の設備についても、女性ロッカールームにパウダーコーナーが新設され、食堂からの眺望も美しくなるなど、さらに快適に利用できるようになりました。

武蔵丘ゴルフコースは飯能市の緑深い自然の中に広がる林間コースです。タイガーウッズプロが日本で初めてプレーしたゴルフ場としてご存知の方も多いかもしれません。その戦略性の高さゆえ、毎年のようにプロトーナメントの舞台となっており、「三菱電機レディスゴルフトーナメント」、「Pontaレディース」、「大塚家具レディス」など、多くの有名トーナメント開催実績を誇ります。コースはフェアウェイが広く、ゴルフ場として理想的なゆったりとした起伏を持ちます。レギュラーティーからのコース全長は6,200ヤードと短めでビギナーでもラウンドしやすくなっています。ベテランゴルファーは、大胆に配置された池やバンカーが安易な攻めを阻むので知略を尽くしながらのプレーを楽しむことができます。

大里郡にある平成倶楽部鉢形城コースは、庭園風のコースと寝殿造のクラブハウスが特徴的なゴルフ場です。日本建築の大家佐藤忠弘氏による平安朝寝殿造のクラブハウスからは、造園学の大家斎藤一雄氏が手がけた美しい庭園を望むことができます。建築と庭園が一体となって古き良き日本の風情を演出しています。コースは高低差の小さいフラットなつくりとなっており、フェアウェイの幅もゆったりとしています。コース全長もレギュラーティーから5,700〜6,200ヤードと短めです。コース距離とフェアウェイの様子から易しいコースだと判断されがちですが、実はそうではありません。樹木やウォーターハザードが要所を締め、ラウンドすると見た目以上に難しく感じます。上級者でも十分に楽しめる戦略性を備えており、油断は大敵です。

比企郡にある越生ゴルフクラブは名匠・和泉一介氏によって設計されたゴルフ場です。クラブハウスからは雄大な秩父連峰を望み、美しい景観を楽しむことができます。恵まれた丘陵地の林を縫うようにレイアウトされたコースは、全体の高低差が大きく、ホール単位でもアップダウンを感じる設計となっています。池越えのショートホールやS字型の超ロングホールなど変化に富んだ18ホールとなっており、飛距離とショットの精度を同時に要求されます。フェアウェイは広くOBは気にならないものの、バンカーの数が多く配置も絶妙です。番手ごとの距離感が定まっていなければ、バンカーにつかまる回数が増え、苦労するかもしれません。

東松山市に位置する武蔵松山カントリークラブは、関越自動車道・東松山インターチェンジから約5kmとアクセスしやすいゴルフ場です。コースは、レギュラーティーから約6,400ヤードと十分な距離があり、フェアウェイの幅もたっぷり取ってあるので豪快なショットを楽しむことができます。しかし、コース内の要所に池やバンカーが効いているので安易な攻めは厳禁です。名物ホールは大きな池を挟むように共有する9番、18番のロングホールです。攻略にはティーショットの飛距離と2打目以降に池をかわしていくショットの正確性が求められます。こちらのゴルフ場では毎月18日にランチバイキングが実施されており、利用者の楽しみのひとつとなっています。種類豊富に揃った料理を好きなだけ食べることができるうえ、昼食代はプレー料金に含まれるので、かなりおトクです。

東都埼玉カントリー倶楽部は秩父郡に位置し、丸太を積み上げた温かみのあるクラブハウスがシンボルとなっているゴルフ場です。コース全体の起伏はなだらかで、フェアウェイも広くゆったりとしています。レギュラーティーからのコース全長も約6,200ヤードと平均的な距離設定で、OBゾーンも少ないのでゴルフ初心者でもラウンドしやすいコースとなっています。ただ、簡単すぎるということはなく、少数精鋭のバンカーとグリーンのアンジュレーションが効いており、適度な戦略性も担保されています。こちらのゴルフ場はプレー料金が良心的で、コストパフォーマンスが高いと口コミで好評です。時期により多少の変動はありますが、平日7,000円前後、土日祝日12,000円前後で本格コースを楽しむことができます。

日高市にある高麗川カントリークラブは名匠・安田幸吉氏が設計を手がけたゴルフ場です。山を大胆に切り拓いてつくられたコースは、広々としたフェアウェイと大胆なアップダウンを有しています。打ち下ろしのホールは、特に爽快感のある豪快なショットを楽しむことができます。コース全長はレギュラーティーから6,222〜6,473ヤードと平均より少し長めの設定となっています。ベントとコーライの2グリーン制が採用されているので、日によって攻め方が大きく異なります。全体的に小ぶりな砲台グリーンが多いので、ショートゲームの技術がスコアの良し悪しに直結します。グリーン上には微妙なアンジュレーションが効いており、ラインの読みもまた重要な要素です。

フェアウェイの広いゴルフ場では、豪快なショットを放ち、大胆な攻めのゴルフを展開できます。OBゾーンに萎縮せずに思い切り打っていきたいですね。今回紹介したゴルフ場の中で、個人的に特にオススメしたいのが武蔵OGMゴルフクラブです。「すべての人に楽しんでいただけるゴルフコース」というコンセプトをコース、接客など施設全体の総合力で実現しています。丁寧な接客に定評のあるキャディーさんが全組に同伴するので、自分のプレーに集中して純粋にゴルフを楽しむことができます。要所で的確なアドバイスを受けながら、ベストスコアを目指してみてはいかがでしょうか。

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