冬ゴルフの防寒対策では、ふくらはぎと足首を温めることが大切です。ここの対策が十分にとられていないと、寒さで体が固まってしまい、思うようなスイングができなくなります。冬のゴルフを楽しもうとする場合は、レッグウォーマーを使うなどして、ふくらはぎと足首を温めておかなければいけません。
そこで今回は、ひざ下を温める理由とレッグウォーマーの効果や選び方を説明します。ポイントを押さえた防寒対策をすることで、効果的に寒さを防ぎ、プレーしやすい状態が作りだせます。
ひざ下で作り出された熱はレッグウォーマーで閉じ込める
歩くことでひざ下の筋肉が温まる
ひざ下の筋肉は、歩くことによって熱を発生させます。ゴルフでは長距離をあるくため、その熱量は少なくありません。一説によれば、アベレージゴルファーが1回のラウンドで歩く距離は、10kmほどといわれています。
乗用カートを使用した場合でも、5kmほどは歩くとされており、決して短くない距離を移動していることが分かります。そして、防寒するうえで大切なのは、ひざ下で作られた熱を体にめぐらせることです。
きちんと対策をとってひざ下の熱が利用できると、体の内側から全身を温められます。そこで利用をオススメしたいのがレッグウォーマーです。レッグウォーマーはひざ下に装着する防寒グッズであり、効果的な対策の1つです。
レッグウォーマーは防寒効果が高いグッズ
ひざ下で作られた熱を保温するレッグウォーマーは、ふくらはぎから足首までの部位だけでなく、全身を温める効果を持ったグッズです。そのため、レッグウォーマーでしっかりと対策がとれていれば、そのほかの部位は比較的簡単な対策で事足ります。
しかし歩くことで熱が作られるひざ下は、思いのほか寒さを感じづらい部分です。全身が冷えてしまってから、ふくらはぎや足首の冷たさに気づくというケースも多く、対策を怠ってしまうことが少なくありません。
したがって防寒対策を考えるときには、効果の高いレッグウォーマーを優先的に採用し、防寒機能を確かめておくのがオススメです。レッグウォーマーはズボンの中の目に見えない部分に装着するものであるため、通勤時に効果を試すこともできます。
レッグウォーマーの選び方
レッグウォーマーを選ぶときは締め付け具合と防風性能に注目しましょう。締め付け具合が弱いと動いているうちにずれ落ちてきてしまい、集中を途切れさせてしまう原因になりかねません。反対に締め付けが強い場合は、血液の流れが悪くなってしまい、余計に冷えやすい状態を招いてしまいます。
それゆえ締め付け具合については、サイズを合わせることを意識して選ぶようにしましょう。また防風性能については、ひざ下を冷気に触れさせないことが大事であるため、素材の厚みや温かさよりも、風を通すか通さないかに注目するのが良いです。
しっかりと冷気が防げれば、それだけで体を温める効果が実感できるでしょう。素材については肌触りを意識しておくといいですが、先に防風性能を確かめてからチェックしてみてください。
レッグウォーマーはハーフで取り替えるのがオススメ
防寒対策としてレッグウォーマーを取り入れる場合は、前半と後半で2セット用意しておいた方が良いでしょう。レッグウォーマーを装着するひざ下は、熱を多く作り出す部位であるため思いのほか多くの汗をかきます。
そのままでランチの時間を過ごして後半をスタートしてしまうと、レッグウォーマーに吸収された汗が外気によって冷やされ、余計に体温を奪う原因になりかねません。ある程度体を動かすまではその状態が続いてしまうので、後半の出だしで調子が悪くなってしまうこともありえます。
それゆえレッグウォーマーを防寒対策として採用するのであれば、前半と後半で別々のものを使用するのが良いでしょう。防寒対策においては汗による冷えも、チェックしておくべきポイントです。
ゴルフハックがオススメするレッグウォーマー3選
ゴルフハックでは記事でピックアップしたレッグウォーマーの情報を基に、3つの市販されている商品を厳選しました。それぞれオススメポイントの違うレッグウォーマーなので、防寒対策を考える際は参考にしてみてください。
Macks.i(マックス・アイ) 俺のレッグウォーマー MILW-01
ふくらはぎ部分の上と下にずり落ち防止ゴムが入ったレッグウォーマーです。羊毛入りの素材で保温性が高く、効果的に寒さを防げます。また普段使いにもオススメの商品なので、仕事をしながら慣らすことも可能です。
DESCENTE(デサント)レッグウォーマー
実はこのアイテムは、野球用として発売されているレッグウォーマーです。しかし、ゴルフでも問題なく使うことができます。裾部分の冷気が直接当たってしまうところを効果的に温められます。
Jichodo 自重堂 Z-DRAGON レッグカバー
外仕事などで活用されている防風性能の高いレッグウォーマーです。生地は薄くつくられていますが、防風性能が高いことで十分に保温することができます。またふくらはぎや足首にぴったりとフィットするため、装着していることを忘れるくらい快適に動けます。
まとめ
レッグウォーマーは全身を温めることができる防寒グッズです。締め付け具合と防風性能をチェックして選べば、効果的に寒さを防ぐことが可能です。唯一、汗をかきやすいという点に注意しておけば、足元の対策はほぼ完ぺきといえるでしょう。
もしも防寒対策をどうしようか悩んでいるのであれば、まずはレッグウォーマーを試すところから手を付けてみてはいかがでしょうか?
冬ゴルフを楽しむための防寒対策まとめ
冬のゴルフでラウンドを楽しめない防寒対策をしていませんか?一口に防寒対策といっても、そのなかにはラウンドを楽しめるものと楽しめないものがあります。冬ゴルフは利用者が少なくプレーに集中できるのが特徴ですから、どうせならラウンドを楽しめる防寒対策をした方が良いでしょう。
合わせて読みたい防寒対策はこれで完璧!
冬のゴルフでは普通のグローブを着用しているだけだと、手がかじかんでしまい、まともにスイングすることができなくなります。常に動き回るスポーツであれば手がかじかむほど冷えてしまうことは少ないですが、止まっている時間が多いゴルフの場合は、しっかりと防寒対策するのが良いでしょう。
冬ゴルフの防寒対策は十分にとれているでしょうか?対策が必要な体の部位はいくつかありますが、なかでも首周りの防寒は効果が大きいポイントです。首周りの対策をしただけで感じる寒さが大きく変わることもあります。
冬ゴルフの防寒対策はできているでしょうか?いくらゴルフが好きだとしても、防寒対策をとらないことにはラウンドを楽しめません。上着を1枚持っていくだけでは十分ではなく、細かな部分も対策しておくことが大切です。
冬ゴルフを楽しむためには、上着を用意するだけでは足りず、そのほかの部分で防寒対策をする必要があります。そこで始めに注目しておきたいのがインナーです。防寒効果の高いインナーを取り入れることができれば、もしかしたら上着はいらなくなるかもしれません。