TaylorMade(テーラーメイド)が作っているウェッジをご存知でしょうか?セルヒオ・ガルシアプロなど、メジャーで勝っている方たちも愛用するモデルでもあります。このウェッジは、MILLED GRIND WEDGE(ミルド グラインド ウェッジ)といいシャープなデザインと科学的に均一なソールを製造するため、CADデータに基づくCNC旋盤加工で生まれたと公式サイトに記載があります。要するに、人の手では加工されておらず、精密なコンピュータ制御により、本来あるべき形に削られて造られていることから、個体差が少なくて質の高いウェッジの供給が安定的にできる、、、ということなのだと思います。

ウェッジの使い勝手などを説明するは難しいのですが、今回は、このTaylorMadeのMILLED
GRIND WEDGEを試打してきましたので、レビューしたいと思います。

TaylorMade(テーラーメイド) MILLED GRIND WEDGE(ミルドグラインド ウェッジ)をゴルフハック編集部が分析!

TaylorMade(テーラーメイド) MILLED GRIND WEDGE(ミルドグラインド ウェッジ)は、どういう人にオススメか?

今回試打したミルドグラインドウェッジはスタンダードバンスですので、ダウンブローにアプローチを打つタイプの方や、ザックリなどのミスが多い方にはオススメな一本になります。また、ヘッドバランスが重めに設定されているので、重いウエッジが好きな方にもオススメです。

TaylorMade(テーラーメイド) MILLED GRIND WEDGE(ミルドグラインド ウェッジ)の見た目とスペックを紹介!

TaylorMade(テーラーメイド) MILLED GRIND WEDGE(ミルドグラインド ウェッジ)の見た目!

トップブレードが細くシャープなヘッド形状で、繊細なタッチにも答えてくれるようなヘッド形状です。ネックからリーディングエッジにかけて、ストレートに綺麗に流れて顔が良いウエッジですね。

フェイス面は正統派のオーソドックスな形状。
新開発「ZTP17グルーブ」を採用したことにより、溝の角が鋭くなりボールのカバーを掴む機能になっています。

ソールデザインはヒール側が若干だけ削られていて、ソールには細かいミドルが施されているのが特徴的です。
プレシジョン・ウェイト・ポートは、ソール後方赤い箇所にソフトポリマーを注入して重心位置の最適化、ホーゼル深度をアップしています。また、ヘッド素材とソフトポリマーの融合により、打感が良くなるように作られているとのことです。

試打したシャフトは、Dynamic Goldのウェッジフレックスの重めの設定で元調子シャフトです。

TaylorMade(テーラーメイド) MILLED GRIND WEDGE(ミルドグラインド ウェッジ)のメーカースペック

HEAD5052545656 LB5858LB60
ヘッド素材/フェース素材(製法)軟鉄[8620](鋳造)/ 軟鉄[8620](鋳造)
ヘッド仕上げTour Satin Nickel Chrome Finish
バウンス角(°)991112911910
ライ角(°)64
長さ(インチ)Dynamic Gold-3534.75
N.S.PRO 950 GH35.535.2535
クラブ重量 (g)Dynamic Gold467475478
N.S.PRO 950 GH445454457
バランスDynamic GoldD3D4D5
N.S.PRO 950 GHD2D3D4
フレックス/ トルク/ キックポイントDynamic GoldS200 / 1.7 / 元
N.S.PRO 950 GHS / 1.9 / 中
グリップTM Tour Velvet 60R(径60/49.5g)

※メーカーのカタログスペック

TaylorMade(テーラーメイド) MILLED GRIND WEDGE(ミルドグラインド ウェッジ)の試打レビュー

TaylorMade(テーラーメイド) MILLED GRIND WEDGE(ミルドグラインド ウェッジ)を試打

実際構えてみると、ヘッドサイズはウェッジの中では標準的な大きさで、形もオーソドックスな形状になっています。
持ってみると、ヘッドバランスはD4で国内メーカーのウェッジからすると若干重めで
重量感が感じられ安心感が伝わってきました。
実際打ってみると重量感があるので、クラブを慌てずゆっくり振っていけます。このお蔭でアプローチの距離感が簡単に合わせられる感じがしました。
スピン量も多めですので、安心して打っていける印象です。また、ソール側が少し削られているので開いた時にもバンスが邪魔せず、しっかり、球の下に入るため、ロブショットも簡単に打っていけると思います。
そして、フルショット時にはヘッドの重みがしっかりあり、飛距離もしっかり出てくれるので、軽いヘッドで飛距離が安定しない方にも味方になってくれるウェッジだと思います。

■動画
実際に打ってみた際の動画は以下


撮影協力
井山ゴルフ練習場:https://www.iyama-golf.com/

まとめ

今回はミルドグラインドウェッジを試打してきました。構え時の顔の良さと、ヘッドバランスが重めに設定されているので、フルショットも短いアプローチもヘッドの挙動が安定しているのが、このウエッジの最大の魅力だと思います。

アプローチで打ち急ぎのミスが出る方には、ヘッドバランス56°ならD4、58°ならD5のヘッドバランスがあるので、ぜひ試してみてください!

中古品も見逃せない!!

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