日本を代表するゴルフ場設計士である上田治氏は、全国各地で多くのゴルフコースをデザインしてきました。地形の持ち味を活かした設計に定評があり、多くのファンを惹きつけています。本記事では北海道地方にある上田治氏が設計したゴルフ場をまとめています。ぜひ、次回ラウンドするゴルフ場選定にお役立てください。

北海道地方にある上田治が設計したゴルフ場

北海道にある「札樽ゴルフ倶楽部朝里コース」

北海道小樽市にある札樽ゴルフ倶楽部朝里コースは、名匠・上田治氏が設計し、1965年に開場した50年以上もの歴史と伝統のあるゴルフ場です。朝里川温泉郷の山手に位置しており、アップダウンをうまく活かしてレイアウトされた山岳コースとなっています。天気が良い日は日本海を一望できる見事な景観も魅力のひとつです。
OUTコースはハザードの配置はそれほど厳しくありませんが、適度なアップダウンがありますので、ショットの距離感が重要となります。INコースはOUTと比較して距離はありますが、オーソドックスな造りとなっておりコース幅も広くなっています。大胆な攻めが吉となることが多いので、思い切りの良いショットを打っていきましょう。名物ホールはINコース16番、小樽湾に向かって打っていくロケーションの良いミドルホールとなっています。ハザードも少ないので豪快なプレーを楽しむことができます。
当コースは、各方面からのアクセスも良好で、札幌から約40分、小樽からは約20分の好立地に位置しています。札樽自動車道・朝里インターチェンジから約6kmですので、高速を降りたらすぐにコースに到着できます。

北海道にある「樽前カントリークラブ」

北海道苫小牧市にある樽前カントリークラブは、ゴルフ場経営大手のアコーディアグループが保有運営するゴルフ場です。名匠・上田治氏が設計を手がけ、1963年に開場しており、道内でも屈指の知名度を誇る本格派ゴルフコースとなっています。名峰・樽前山を望む雄大なロケーションのもと、開放感のあるラウンドを楽しむことができます。
コースは、バックティーからの全長7,251ヤード、コースレーティングは堂々の74.8を誇ります。2007年には日本女子オープン選手権も開催されており、女子のトッププロによる熱い闘いが繰り広げられました。南・中・北の3コース27ホールは長い距離だけでなく、広々としたフェアウェイを有します。ロング&ワイド、北海道のゴルフ場ならではのスケールの大きさです。要所を締めるように配置されたバンカーが戦略性を高めており、プレイヤーの挑戦意欲を刺激します。名物ホールは中コース8番のパー3です。打ち下ろしであることに加え、風の通り道となっていますので、ショットの距離感が重要となります。グリーン手前には2つの大きなバンカーが口を開けていますので、入れないように注意したいところです。
当コースは練習設備も充実しており、全長約150ヤードのドライビングレンジ、アプローチ・バンカー練習場、パッティンググリーンが完備されています。ラウンド前に、万全の準備を整えてから難関コースに挑むことができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?本記事でご紹介した、「札樽ゴルフ倶楽部朝里コース」、「樽前カントリークラブ」はどちらも北海道の雄大なフィールドで、ダイナミックなラウンドを楽しむことができます。ぜひ一度足を運んでみてください。

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