日本を代表するゴルフ場設計家である上田治氏は、自然をダイナミックに活かしたデザインに定評があります。本記事では、名匠・上田治氏が中部地方で設計を手掛けたゴルフ場をまとめています。次回ラウンドするゴルフ場選定にお役立てください。

岐阜県にある上田治が設計したゴルフ場

岐阜県にある「岐阜カンツリー倶楽部」

岐阜県各務原市にある岐阜カンツリー倶楽部は、適度な起伏をもつ丘陵地に広がっています。豊富な樹木によってセパレートされており、落ち着いた雰囲気を持ちます。名匠・上田治氏によって設計されており、1960年に開場しています。岐阜県で最も古い歴史を持ち、全国でも屈指の名門コースとして抜群の知名度を誇ります。
名匠が知略を尽くしてデザインしたコースは、バックティーからの全長6,806ヤード、コースレーティング73.5を誇る難関となっています。OUTコースは山を切り拓いて造成されていますが、ティーグラウンドが高台にあり爽快感のあるティーショットを楽しむことができます。ただし、打ち下ろしのホールでは風の影響に注意が必要です。INコースはOUTコースより距離があり難度が高く、レギュラーティーから400ヤード超のミドルが2ホール含まれています。ドライバーの安定度とロングアイアンの精度が求められます。ベントとコーライの2グリーン制が採用されており、当日の使用グリーンによって異なる攻め方を楽しめるのもメリットです。砲台グリーンが多く、ガードバンカーが周囲を固めていますので、ショットの距離感も重要となります。
名物ホールはINコース15番、バックティーから456ヤードの距離があるミドルホールです。谷越えのティーショット、緩やかな左ドッグレッグなのでドローボールが打てれば攻めやすいでしょう。

岐阜県にある「岐阜関カントリー倶楽部」

岐阜県関市にある岐阜関カントリー倶楽部は、東コース、西コースの2コース36ホールで構成される大型ゴルフコースです。風格と美しさ、高い戦略性を持つチャンピオンコースとなっており、過去には「日本プロゴルフ選手権」「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ」「日本オープンゴルフ選手権」など、数多くの一流トーナメントが開催されています。
コース設計は、日本を代表する名匠・上田治氏が担当しています。東コースはバックティーからの総距離7,256ヤード、コースレーティングは堂々の74.9を誇り、岐阜県ナンバーワンの難度となっています。西コースは東コースより距離が短いものの、池越え、ドッグレッグなど変化に富んでおり、バンカーも効果的に配置されていますので、十分な戦略性を有します。名物ホールは東コースOUTの7番、レギュラーティーからのでも544ヤードの距離があるパー5となっています。グリーン手前には大型の池が配置されておりメンタルも試されます。

岐阜県にある「長良川カントリー倶楽部」

岐阜県岐阜市にある長良川カントリー倶楽部は、1963年に開場した歴史あるゴルフコースです。コースは清流長良川のほとりに展開されており、気持ちよくプレーすることができます。クラブ正面の金華山、西に伊吹山、東に奥長良の清流を望む美しい景観も魅力のひとつとなっています。
コースをデザインしたのは日本が誇る巨匠・上田治氏。ショート10ホール、ミドル8ホールで構成されるパー62の18ホールとなっており、距離は短いですが十分な戦略性を有します。丘陵地の起伏が効果的に活かされており、フェアウェイやグリーンには適度なアンジュレーションが施されています。グリーンを守るガードバンカーが戦略上のポイントとなっており、ショートゲームの精度がスコアの明暗を分けます。
当コースはコストパフォーマンスの高さにも定評があり、大手口コミサイトでも高い評価を獲得しています。多少の季節変動はありますが、平日5,000円前後、土日祝日6,000円前後となっています。

岐阜県にある「富士カントリー可児クラブ可児ゴルフ場」

岐阜県可児市にある富士カントリー可児クラブ可児ゴルフ場は、志野コース、織部コース、黄瀬戸コースの3コース54ホールで構成されている大型ゴルフ場です。上田治氏、富沢廣親氏、加藤義明氏という豪華設計陣によってコースがデザインされています。
名匠・上田治氏が設計を手掛けた志野コースは、優しく爽やかな「志野焼」のイメージを感じられる落ち着いた景観を有します。全体的にフラットでフェアウェイも広々としているので、豪快な攻めを楽しむことができます。一方で、バンカーや池などのハザードが要所に配置されており、十分な戦略性も兼ね備えています。名物ホールは志野コースのIN13番、グリーン手前のフェアウェイを横切るように5つの池が点在するパー4です。景観こそ美しいものの、度胸が試されるメンタルホールとなっています。
当コースでは、来場者全員に朝食バイキングのサービスが行われています。和食と洋食の両方が用意されており、スタート前にコースを眺めながら豪華な朝食を楽しむことができます。

三重県にある上田治が設計したゴルフ場

三重県にある「名四カントリークラブ」

三重県四日市市にある名四カントリークラブは、1966年10月に開場した丘陵コースです。名匠・上田治氏が用地を見るなり「これはゴルフ場そのものだ。設計は私がやりましょう。」と述べたほどで、豊かな自然と大地のうねりが高い戦略性を生んでいます。開場以来、何度かコースが改修されてきましたが「初心者には優しく上級者には挑戦的に」という設計コンセプトが受け継がれており、長期間に渡り多くのゴルファーに親しまれています。
ティーショットは打ち下ろしが多く、初心者がレギュラーティーからプレーする場合はプレッシャーを感じずにのびのびと打っていくことができます。しかし、上級者がフルバックティーに立つと両サイドからコースを塞ぐように立派な松林が生い茂り、ショットのコースを限定します。大きなワングリーンにはアンジュレーションがよく効いています。グリーン上でのパッティングはスリル満点です。名物ホールIN14番パー5。130ヤード地点とグリーン手前に2段構えで池が配置されており、メンタルが試される難関ホールとなっています。
当コースのラウンドでは、原則全組にキャディーさんが付きます。自組、他組ともにプレー進行がスムーズでコースの攻略に集中できますので、接待にもオススメです。

三重県にある「四日市カンツリー倶楽部」

三重県四日市市にある四日市カンツリー倶楽部は、1960年に開場した県内で最も古い歴史を持つゴルフ場です。年季の入った樹木がコースをセパレートしており、林間調の落ち着いた雰囲気を持ちます。
名匠・上田治氏が設計したコースは、バックティーからコース全長7,305ヤード、コースレーティング75.9を誇る三重県内の最難関コースとなっています。過去に2度「日本オープンゴルフ選手権」が開催されており、一流選手の熱戦が繰り広げられました。フェアウェイは広くOBの心配はそれほどないものの、要所に配置されたバンカーが戦略性を高めており、所々でピンポイントな攻めが要求されます。名物ホールはOUTコース9番。バックティーから625ヤードの距離があるダイナミックなロングホールです。フェアウェイはS字型にうねっており、ショットには確かな距離感と方向性が求められます。

三重県にある「近鉄賢島カンツリークラブ」

三重県志摩市にある近鉄賢島カンツリークラブは、美しい海を望み、緑豊かな景勝地に広がる名門リゾートコースです。名匠・上田治氏が設計を手掛けており、用地のうねり、リアス式海岸線を取り入れて戦略性が高められています。日本で唯一、全米女子プロゴルフ協会(USLPGA)の公式戦「2006~2014 ミズノクラシック~伊勢志摩~」、「2015 TOTOジャパンクラシック~伊勢志摩~」が開催された実績もあり、世界的にも知名度が高いトーナメントコースとなっています。質の高いコースメンテナンスやサービスはプロ選手をはじめとした多くのゴルファーから絶賛されています。
名匠が設計したコースは、フラットでフェアウェイが広く、OBゾーンも少ないので豪快な攻めを展開できます。砲台グリーンが多く、セカンドショットやアプローチは距離感が難しく、攻略する上で大きなポイントとなります。身の丈ほどの高さがあるアリソンバンカーも特徴のひとつとなっています。白砂が使われており、景観は美しいのですが、入れてしまうとかなり苦労することになるでしょう。
名物ホールはINコース17番、大型の池とクリーク、ビーチバンカーが見事な景観を織りなすショートホールです。バックティーから220ヤードと距離があり、グリーンにはアンジュレーションが効いています。安易な攻略が許されない終盤の難関ホールとなっています。

愛知県にある上田治が設計したゴルフ場

愛知県にある「ウッドフレンズ森林公園ゴルフ場」

愛知県尾張市にあるウッドフレンズ森林公園ゴルフ場は、名匠・上田治氏が設計を担当し、1955年に開場しました。愛知県では3番目に古く、パブリックコースとしては全国で2番目に古い歴史を持つ名門コースとなっています。なだらかな用地に東コース、西コースの2コース36ホールが造成されています。
東コースは標高が高く、景観の美しさに定評があります。ワイドなフェアウェイを持ち、OBも少ないので大胆な攻めを展開できます。西コースは距離があり、両サイドを樹木によってセパレートされていますので、ショットの正確さが試されます。大小3つの池が配置されており、見事な景観と高い戦略性の源となっています。名物ホールは西コース6番。緩やかに打ち下ろしていく直線的なロングホールとなっています。レギュラーティーからでも543ヤードの距離があり、ティーショットはとても重要です。豪快に叩いていきましょう。

愛知県にある「緑ヶ丘カンツリークラブ」

愛知県名古屋市にある緑ヶ丘カンツリークラブは、適度なアップダウンがある丘陵コースです。日本を代表する巨匠・上田治氏が設計を手掛け、豊かな自然を持つ小幡緑地に広がっており、名古屋市を一望する都市的な景観を有します。
丘陵地形を存分に活かした設計となっており、コース全体にアンジュレーションが効いています。池やバンカーも効果的に配置されていますので、ホールの特性に合ったマネジメントが求められます。
当コースは豪華な練習設備を備えており、利用者から好評を博してします。250ヤードのドライビングレンジ、アプローチ・バンカー練習場、パッティンググリーンが完備されていますので、ラウンド前に入念なウォーミングアップをしたいゴルファーにもオススメです。

まとめ

中部地方にある名匠・上田治氏が設計したゴルフ場をご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?雄大な自然美と豊かな戦略性を堪能できる珠玉のコースばかりとなっていますので、ぜひ足を運んでみてください。

合わせて読みたい・有名ゴルフ場設計家特集

Thumbnail 963da0e3 0a88 44a6 964f ae3bd492e8ef

この記事をお届けした
ゴルフハック[GolfHack] の最新情報を
してチェックしよう!