全国で一番多くゴルフ場があるのは北海道ですが…では猛者諸氏に質問!「全国第二位のゴルフ場を有する都道府県は?」と言われると、皆さんはどこが思い付きますか。
答えはズバリ「兵庫県」。何と155場もあるのです。これだけあるのですから、どこが面白いか?すぐには解りませんよね。

今回は、その兵庫県のゴルフ場から、レギュラーティーでコースレーティング※1が70以上&スロープレーティング※2129以上の難易度の高いゴルフ場を厳選してご案内します。

※1:コースレーティング
ハンディ0のゴルファーにとって、当該コースがどれほどの難易度を持っているか示す数値。日本では、JGA(日本ゴルフ協会)が持つ算定方法に基づいて判定される。平均的な難易度は65で、70を超えると難コース。

※2:スロープレーティング
コースレーティングがスクラッチプレイヤーを基準にしているのに対し、ビギナーから上級者までを対象に、プレー結果を平均値化し、初心者に不利にならないよう傾斜化して数値化したもの。アメリカで2000年代初期からスタートし、日本でも2014年(平成26年)より「USGAコースレーティング」の名で採用され始めた。平均値は113で、125以上は超難関コースと言われる。

兵庫県で難しいゴルフ場特集/コースレート・スロープレートの高い上級者向けコース

秀峰・有馬富士の麓に広がる18ホール「有馬冨士カンツリークラブ」

1965年(昭和40)年会場の当コースは、全18ホール。最難関はOUT/INのAグリーン。レギュラーティーから全長6,425ヤード、パー72、コースレーティング70.2、スロープレーティング130です。
アクセスは、中国道・西宮北インターチェンジ(IC)より車で約25分、新名神・宝塚北スマートインターチェンジ(IC)より車で約15分(ETC装着車限定・一般車は通行不可)、JR宝塚(福知山)線・三田駅よりタクシーで約10分です。

秀峰・有馬富士の麓・三田丘陵の一角に築かれた丘陵コースです。可能な限り当時の地形や松など植樹を残す工夫が見られ、コース内には立派な老松が猛者達を出迎えてくれます。
スタートから400ヤード越えのホールが3つ続くも、平坦で戦い易いOUT。かたやINは、谷越えやドッグレッグホールなどが続き、最後まで気が抜けないラウンドとなるでしょう。

グリーンの高低差が激しく、砲台グリーンも多い兵庫北部随一の名門ゴルフ場「粟賀ゴルフ倶楽部」

1975年(昭和50年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,476ヤード、パー72、コースレーティング71.2、スロープレーティング130です。
アクセスは、播但道・神崎南インターチェンジ(IC)より車で約5分、JR播但線・寺前駅よりタクシーで約10分(特急停車駅)です。

名匠・加藤福一氏が兵庫県下で設計した12場の内、最初に手掛けたのが当コースです。北部の豊かな自然を利用した、丘陵コース。関西特有の起伏や谷越え&クリークが少ない反面、グリーン周りに打ち上げが設定されていたり、一部は砲台グリーンとなっているため、第二打以降は早めのグリーン対策が必要です。
施設は清潔に保たれており、風格を感じさせる造りとなっています。

数々の名難コースを手掛けた町田義雄氏が設計した「生野高原カントリークラブ」

1964年(昭和39年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,270ヤード、パー72、コースレーティング70.5、スロープレーティング132です。
アクセスは、播但道・生野インターチェンジ(IC)より15分、JR播但線・生野駅よりタクシーで約10分(本数が少ないため注意)です。

奥播但・生野高原の麓に築かれた高原コース。数々の名コースを手掛けた町田義雄氏にとって、兵庫県で初めて設計に携わったコースです。IN・OUT共に強烈な打ち降ろしから始まる18ホール。前半はそれほど起伏は強くないが、後半は関西スタイルの起伏に富んだ丘陵コース。15番と18番にはビッグドライブが待ち受けるだけに、体力は後半に向けて温存したいところです。

PGA・マイナビABCチャンピオンシップ開催場「ABCゴルフ倶楽部」

1985年(昭和60年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,342ヤード、パー72、コースレーティング70.5、スロープレーティング130です。
アクセスは、中国道・ひょうご東条インターチェンジ(IC)より車で約10分、JR福知山線・新三田駅より無料送迎タクシーで約20分(要予約)です。

選ばれしTOPプロのみ参加が許されるPGA・マイナビABCチャンピオンシップの開催場である当コース。正に、日本ゴルフ界を象徴すると言っても過言でない、壮麗かつ厳しさに溢れる18ホールです。
“このコースは生き物である”と当コース所属の中上達夫プロがホームページで語る様に、一度たりとも同じシチュエーションでプレーできない厳しさ。絶対に打ち込んではいけない場所もあるそうなので、プレー前にはぜひホームページを参照されることをオススメします。
なお、ビジタープレーには会員紹介(平日)又は会員同伴(土日祝日)が必要です。

深いバンカーに厳しいアンジュレーションが続くニューコース「小野グランドカントリークラブ」

1976年(昭和51年)開場の当コースは、全36ホール。最難関はニューコース。レギュラーティーから全長6,616ヤード、パー72、コースレーティング71.1、スロープレーティング130です。
アクセスは、中国道・吉川インターチェンジ(IC)より車で約15分、神戸電鉄粟生線・小野駅よりタクシーで約20分です。

新旧36ホールが広がるゴルフパーク。最難関のニューコースは、6,500ヤード越えのお化けコース&深く刻まれたアンジュレーションとバンカーで戦略性に富んでいます。

名匠・上田治が兵庫で初めて設計したツアー開催コース「小野ゴルフ倶楽部」

1961年(昭和36年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから6,580ヤード、パー72、コースレーティング73.3、スロープレーティング142です。
アクセスは、山陽道・三木小野インターチェンジ(IC)より車で約15分、神戸電鉄粟生線・小野駅よりタクシーで約10分です。

あの名匠・上田治氏が、兵庫県で初めて設計を手掛けたコースです。冬には渡り鳥が多数飛来する風光明媚な地形を壊さず、かつ戦略的なコースに仕上げたのは、正しく上田マジックと言うべきでしょうか。
スタートからいきなり500ヤード越えのモンスターホールに面喰い、中盤は厳しいウォーターハザード。それ故、レギュラーティーで県下第3位の73.3の厳しさ。プロ&アマトーナメント開催コースであることが、それを証明しています。

上田治氏設計・日本プロ開催コース「小野東洋ゴルフ倶楽部」

1971年(昭和46年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,773ヤード、パー72、コースレーティング73.2、スロープレーティング133です。
アクセスは、山陽道・三木小野インターチェンジ(IC)より車で約15分、神戸電鉄粟生線・小野駅よりタクシーで約10分です。

県下の名門ゴルフ場銀座・三木小野丘陵で、名匠・上田治氏設計の2コース目をご紹介します。前述の小野ゴルフ俱楽部に続き、レギュラーティーで6,500越えのお化けコース。
関西では珍しいフラットなコース設計ですが、グリーンは最速のベント007&ラフはグラスバンカーに代わりかねない野芝と落とし穴が一杯。やはり上田氏のコースは、そう簡単にパープレーを許してはくれません。2011年(平成23年)日本プロ選手権、2018年(平成30年)の関西オープン開催や、男子プロテスト一次予選コースの栄誉に浴する名難コースです。

女子プロ東西対抗や関西オープン&全日本学生などプロアマの激闘が繰り広げられた「オータニにしきカントリークラブ」

1975年(昭和50年)開場の当コースは、全36ホール。最難関はしゃくなげコース。レギュラーティーから全長6,578ヤード、パー72、コースレーティング71.4、スロープレーティング129です。
アクセスは、舞鶴若狭道・丹南篠山口インターチェンジ(IC)より車で約20分、京都縦貫道・京丹波みずほインターチェンジより車で約15分、JR福知山線・篠山口駅よりタクシーで約30分(特急停車駅)です。

兵庫・京都の県境に広がる丹波山地の険しい山奥に、ひっそりと息づく2コース36ホールのゴルフパーク。初めて訪れる猛者達の中には「こんなところにコースがあったのか」と驚くこともしばしばです。
ゴルフ場・ホテルなどを運営するオータニグループの、フラッグシップ的な36ホール。過去女子プロ東西対抗戦や全日本学生・全日本女子学生などの名勝負が繰り広げられたしゃくなげコースは、猛者の方なら一度は試したいコースでしょう。
当コースに隣接する草山温泉は、丹波の奥座敷として、知る人ぞ知る名湯。コースに隣接する「ホテル大谷にしき荘」は、この万病に効くと名高い名湯を引き込み、プレー後の体を癒してくれます。冬は丹波路の名物ぼたん鍋と併せて、楽しい時間を過ごされては如何でしょうか。

僧侶でありながら名アマチュアの大谷光明氏が手掛けた数少ないコースの一つ「加古川ゴルフ倶楽部」

1957年(昭和32年)開場、2000年(平成12年) グリーン改造の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,576ヤード、パー72、コースレーティング72.4、スロープレーティング134です。
アクセスは、山陽道・三木小野インターチェンジ(IC)より車で約15分、第二神明・加古川ランプより車で約25分、JR加古川線・市場駅よりタクシーで約15分です。

真宗大谷派の僧侶でありながら、留学先の英国でゴルフを学び、戦前戦後を通じて名アマチュアとして活躍した故大谷光明氏が手掛けた数少ないコースの一つ。大谷氏が手掛けた、川奈ホテル大島コースがモデルになったという説があります。
関西スタイルの丘陵コースでありながら、距離があるロング&ミドルコースの連続。前半最終の9番(164ヤード&パー3)は、一撃ワンオンの池越えながら距離感が難しいのが特徴。猛者なら、何発も池へ突っ込んでイラつくオヤジゴルファーにならず、スマートにピンそばへワンオンを決めましょう。

佐藤健プロ設計・打ち下ろし・連続ミドルなど「驚きと厳しさ」に満ち溢れた「関西クラシックゴルフ倶楽部」

1976年(昭和51)年開場の当コースは、全27ホール。最難関は大洞コース×湯谷コース。レギュラーティーから全長6,151ヤード、パー72、コースレーティング70.2、スロープレーティング125です。
アクセスは、中国道・吉川インターチェンジ(IC)より車で約10分、JR福知山線・新三田駅より無料送迎バスで約30分(要予約)です。

コース設計は、「『あの』ABCゴルフ倶楽部」を作り上げた佐藤健プロ…もうそれだけでスーパーコースの予感に溢れる当コースです。「大洞」「湯谷」「清水」の3コース27コースはそれぞれカラーの異なり、「驚きと厳しさ」を実感できるでしょう。最難関は、長いミドルが続く「湯谷」と打ち下ろしのティショットが多い「大洞」。歯ごたえのある味わい深いラウンドとなること間違いありません。

リゾートトラスト傘下の名門・LPGA「リゾートトラスト・レディース」開催コース「関西ゴルフ倶楽部」

1990年(平成2年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,493ヤード、パー72、コースレーティング71.4、スロープレーティング131です。
アクセスは、中国道・吉川インターチェンジ(IC)より車で約10分、JR福知山線・三田駅よりタクシーで約20分(特急停車駅)です。

リゾート大手・リゾートトラスト傘下の名コース。名匠・鈴木正一氏とダンロップ・スポーツエンターテイメントが練りに練って作り上げた18ホールは、関西でもTOPクラスの上級者向けコースと言われます。
県下でも有数の高級クラブに位置付けられています。貴族の邸宅を思わせるクラブハウス内の施設・調度品は、欧州の実在する建物や調度品を忠実に再現したと言われています。プレー後のくつろぎの時間を演出してくれることでしょう。

名匠・服部彰氏設計のLPGAツアー開催のチャンピオンコース「北六甲カントリー倶楽部」

1983年(昭和58年)東コース開場、1986年(昭和61年)西コース開場の当コースは、全36ホール。最難関は西コースOUT/IN。レギュラーティーから全長6,478ヤード、パー72、コースレーティング71.5、スロープレーティング134です。
アクセスは、阪神高速神戸線 六甲北有料道路・大沢ランプより車で約5分、中国道・西宮北インターチェンジ(IC)より車で約15分、神戸電鉄三田線・岡場駅より無料送迎バスで約15分(要予約)です。

日本ゴルフ発祥の地、六甲山麓の北側に広がる2コース36ホール。県下で僅か3コースしか手掛けなかった名匠・服部彰氏設計の貴重なコースの一つです。
東西併せて過去14度のツアー開催は、県下TOP10に入る名コース。東西ともにグリーン上は複雑なアンジュレーションが切られ、簡単にカップインできない罠も。

関西では数少ない高低差が20m以内の超フラットコース「キングスロードゴルフクラブ」

1991年(平成3年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長 6,646ヤード、パー72、コースレーティング71.6、スロープレーティング130です。
アクセスは、舞鶴若狭道・三田西インターチェンジ(IC)より車で約5分、JR福知山線・相野駅よりタクシーで約10分です。

バブル末期に開場の当コース。周辺が関西スタイルの丘陵コースが多い中で、
高低差20mと言うフラットに限りなく近い18ホールです。しかし、当然裏はあるもので、ヤーテージはレギュラーティーで6,500ヤード越え。加えて半分以上が左右ドッグレッグの何とも「へそ曲がり」な設定。ティーショットの落し所が、かなり難しいと言われます。

奇才ロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニアの最高傑作「ゴールデンバレーゴルフ倶楽部」

1987年(昭和62年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,028ヤード、パー72、コースレーティング71.6、スロープレーティング149です。
アクセスは、中国道・滝野社インターチェンジ(IC)より車で約15分、JR加古川線・西脇市駅よりタクシーで約10分、JR大阪駅高速バス乗り場より高速バス「西脇行」で西脇バスセンター下車後タクシーで約10分です。

関西一円にゴルフ場経営を手掛ける、信和ゴルフグループ傘下のコース。計画段階で同地を見たロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニア氏が、「是非私に設計させて欲しい」と懇願した末に完成した当コース。開業当時のコースレーティング77.4は、国内ゴルフ場で断トツのTOP。驚異のレート数値に、日本のプロ達は恐怖に慄いたとか。
開場から僅か3年後の1990年(平成2年)、PGA三菱ギャラントーナメントが開催。何とそこに、当時米ツアー参戦中だったJGA青木会長が急きょ帰国参戦。死闘の末+1で優勝した際のインタビューで「世界に通用するこのコースで、優勝できて嬉しい」と語った瞬間、当コースは世界的ツアーコースの仲間入りを果たしました。今もなお、その輝きを失わない日本を代表する名コースです。

県下で6番目&日本で18番目に開場した超名門「三田ゴルフクラブ」

1930年(昭和30年)開場・1953年(昭和28年)再開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,261ヤード、パー72、コースレーティング70.5、スロープレーティング136です。
アクセスは、中国道・西宮北インターチェンジ(IC)より車で約20分、JR&神戸電鉄・三田駅北口より無料送迎バスで約25分です。

当コースの開場は、何と1930年(昭和5年)。開場時の名は有馬ゴルフ倶楽部。
日本最古のゴルフ場・神戸ゴルフクラブの支配人だった故佐藤満翁氏が、ゴルフの大衆化を目指し、自らコース監修の指揮を執って完成させたコースです。
関係者によると、それまで欧米設計家の考え方が色濃くコースに映し出されていました。しかし当コースは、史上初めて日本人独自の考え方に基づくコース設計が行われたと言われ、後に井上誠一氏や上田治氏も当コースの設計思想に影響を受けたと言われています。
戦時中、一時閉鎖されますが、1953年(昭和28年)現コース名として再開、今に至ります。
距離があり、猛者諸氏大喜びの前半OUT9ホール。これに対し、後半IN9ホールは、ボールコントロールの正確さを問われます。加えて芝は、午前・午後で芝目が変わると言われる日本自生の姫高麗芝。この特性を知らないビジター達は、仰天すると言われる程スコアを崩すと言われます。

杉原輝雄プロの思いが受け継がれた「新宝塚カントリークラブ」

1974年(昭和49年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6419ヤード、パー72、コースレーティング70.8、スロープレーティング134です。
アクセスは、新名神・宝塚北スマートインターチェンジ(IC)より車で約5分、中国道・宝塚インターチェンジ(IC)より車で約30分、JR&阪急・宝塚駅より無料送迎バスで約30分(要予約)です。

当初のコース設計は名匠・町田義雄氏ですが、その後、コース改造監修したのは「ドン杉原」こと故杉原輝雄プロ。「上級者には、しっかり苦しんで欲しい(怖)」…そのコンセプトを基に改造された18ホール。フェアウェイが起伏に富み、男性的なアンジュレーションは「超えられるものなら、越えてみろ」とドン氏が語り掛けているようです。一見普通なコースの様に見えますが、一打一打に重みを感じて来るコースと言えましょう。

猛者好みのレギュラーティー6,500ヤード越えお化けコース「JOYXゴルフ倶楽部上月コース」

1993年(平成5年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,733ヤード、パー72、コースレーティング71.7 スロープレーティング130です。
アクセスは、中国道・作用インターチェンジ(IC)より車で約30分、JR&智頭急行・作用駅よりタクシーで約20分(特急停車駅)です。

兵庫・岡山の県境。中国山地への入口となる山岳部に、名アマチュア・森河伸治氏の手により作り上げられたコースです。関西丘陵スタイルの流れは踏襲しつつも、全般的に林間要素が加わり、加えて前半OUT9ホールは山岳要素が加わる複雑な展開。風の読み方に、注意が必要です。
加えて、レギュラーティーで6,700ヤード級のお化け。飛ばせるところはガンガン飛ばし、できるだけ早めにグリーンへ上がっておきたいところです。

名匠・上田治氏設計、淡路島を代表する名門コース「洲本ゴルフ倶楽部」

1965年(昭和40年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,640ヤード、パー72、コースレーティング72.7、スロープレーティング135です。
アクセスは、神戸淡路鳴門自動車道・洲本インターチェンジ(IC)より車で約5分です。

兵庫本土でゴルフ場開発が盛んになる中、「淡路島にもぜひゴルフ場を」と地元の機運は高まります。その呼びかけに答えたのが、当時の三洋電機創業者の井植歳男氏。設計者に上田治氏を招聘し、関西財界の全面的なバックアップの下、誕生したのが当コースです。
フェアウェイは広く取られているもの、グリーンサイドはマウントでガードされています。比較的同じ展開が2~3ホール続くのが一般的なコース展開も、当コースは18ホールが全く違うシチュエーション。クラブ選びは慎重に。

関西私立大学の雄・関西学院が経営母体「千刈カンツリー倶楽部」

1965年(昭和40年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,164ヤード、パー72、コースレーティング69.4、スロープレーティング130です。
アクセスは、新名神・宝塚北スマートインターチェンジ(IC)より車で15分、中国道・西宮北インターチェンジ(IC)より車で約20分、JR福知山線・三田駅より無料送迎バスで約10分です。

名匠J・E・クレイン氏によるコースは、関西私学の雄・関西学院経営のコースです。学校法人が運営するコースは、全国でもここだけ。コース上は、毎日同窓会状態だそうです(笑)。
コース芝は、これまた全国でも珍しい寒冷地用「ライグラス芝」を採用。通常のベントとは感覚がかなり違うそうで、セカンド以降は要注意。18ホール中半分近くがドッグレッグまたはスタイルとなっており、ティーショットは慎重に。

加藤福一氏設計・PGAツアー競技開催の栄誉に輝く名コース「センチュリー三木ゴルフ倶楽部」

1990年(平成2年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,565ヤード、パー72、コースレーティング72.2、スロープレーティング138です。
アクセスは、山陽道・三木東インターチェンジ(IC)より車で約15分、神戸電鉄粟生線・緑ヶ丘駅よりタクシーで約25分です。

設計を担当した加藤福一氏は、予定地を見せられた途端「私が永年捜し求めて来た自然環境」と感激し、あっと言う間にコース概要を作り上げたそうです。
「いたずらにゲームの面白さを優先させるコース造りではなく、プレイヤーたちが楽しくプレーに専念できるコース造り」の理念を基に作り出された18ホールは、ゴルフというスポーツにおいて出会うあらゆるシチュエーションを織り込んだ「飽きの来ないコース」。いつ訪れても、「骨は折れたけど、あぁ面白かった。また来よう。」と言って家路に就けるような気分にしてくれるコースです。

加藤福一氏設計・センチュリー三木ゴルフ俱楽部の兄弟コース「センチュリー吉川ゴルフ倶楽部」

1985年(昭和60年)開場の当コースは、全18ホール。最難関はOUT/INのベントグリーン。レギュラーティーから全長6,666ヤード、パー72、コースレーティング72.1、スロープレーティング134です。アクセスは、山陽道・三木東インターチェンジ(IC)より車で約10分、神戸電鉄粟生線・三木駅よりタクシーで約20分です。

前述のセンチュリー三木ゴルフ俱楽部とは兄弟コース。ただし、当コースは通常メンバーオンリーで、メンバー同伴(平日・土日祝日問わず)か、年数回のゲスト開放デー(ホームページ参照)でプレーが可能です。
ゴルフ場銀座・三木丘陵のほぼ中央に位置。兄弟コース同様、名匠・加藤福一氏設計のコースは、フェアウェイがとても広く取られています。しかし、そこは加藤氏設計のコース…グリーン周りには「えっ」と驚く程のバンカーが、パックリとあなたの愛球を待ち受けています。これがまた、見事な程ベスト?な位置にセッティング。加藤氏のワナにハマる前に、さっさとグリーンオンしましょう。

伝統と気品、そして厳しさに溢れる兵庫を代表するコースの一つ「宝塚ゴルフ倶楽部」

1926年(大正15年)旧コース開場・1958年(昭和33年)新コース開場の当コースは、全36ホール。最難関は旧コースのOUT/IN。
レギュラーティーから全長6,007ヤード、パー70、コースレーティング70.4、スロープレーティング135です。
アクセスは、中国道・宝塚インターチェンジ(IC)より車で約15分、阪急宝塚線・逆瀬川駅よりタクシーで約5分です。

県下で4番目に開場した、歴史と伝統に輝く名コース。当初は「宝塚倶楽部」「宝塚カンツリー倶楽部」でしたが、戦後現場名に改称されました。
大正末に開場した旧コースは、名プレイヤー故福井覚治翁氏と故広岡久右衛門翁氏の合作。当初は福井が開いた3ホールで、後に広岡が18ホールに整備しなおしたもの。
戦中戦後の混乱の中で、旧コースが米軍に接収。その後、一部のホールが復旧不可能となり、戦後に故大谷光明氏によって復旧されたという複雑な経緯を経て現在に至ります。

兵庫でも穴場と言われるチャンピオンコース「滝野カントリー倶楽部八千代コース」

1992年(平成4)年開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,346ヤード、パー72、コースレーティング70.8、スロープレーティング132です。
アクセスは、中国道・滝野社インターチェンジ(IC)より車で約25分、JR加古川線・西脇市駅よりタクシーで約25分、JR大阪駅高速バス乗り場より高速バス「西脇行」で西脇バスセンター下車後タクシーで約25分です。

兵庫北西部・中国山地への入口・多可町の大自然に抱かれたコースです。県下で数少ない名匠・服部彰氏設計コースの一つ。各ホールが檜杉でセパレートされた林間丘陵スタイル。一部には山岳要素も入っているものと見られます。
素直なストレートコースが多く、ブチかましには最適。ただ、アクセスが非常に困難なところがアゲインストでしょうか(笑)。

PGM傘下・ビッグスギが生み、ロナルド・W・フリームが育んだ最強(怖)の36ホール「大宝塚ゴルフクラブ」

1977年(昭和52年)開場・2006年(平成18年) 改造&再開場の当コースは、36ホール。最難関は宝塚コース×西宮コース。レギュラーティーから全長6,113ヤード、パー72、コースレーティング71.2、スロープレーティング129です。
アクセスは、中国道・宝塚インターチェンジ(IC)より車で約20分、JR&阪急宝塚駅より無料送迎バスで約15分(予約不要)です。
宝塚市北部の丘陵に広がる2コース36ホール。開場時のコースを手掛けたのは、ビッグスギこと杉本英世プロ。その後PGM傘下となった2006年(平成18年)、世界的なゴルフ場設計家ロナルド・W・フーリムの手により、面白さが倍増しました。現在、東西両コースは、9ホール毎に「宝塚/西アウト」「西宮/西イン」「芦屋/東アウト」「六甲/東イン」と名匠が変更。ハーフプレーも可能です。
林間セパレートでアメリカンな西コースは、猛者が大喜びのブチかましスタイルです。

大橋剛吉氏の子息・大橋貞吉氏設計「ダンロップゴルフコース」

1978年(昭和53年)開場の当コースは、全18ホール。最難関はOUT/INのAグリーン。レギュラーティーから全長6,389ヤード、パー72、コースレーティング70.6、スロープレーティング133です。
アクセスは、中国道・西宮北インターチェンジ(IC)より車で約10分、神戸電鉄三田線・岡場駅よりタクシーで約10分です。

設計者の大橋貞吉氏は、運営元のダンロップス・ポーツエンターテイメント所属の設計家。あのフェニックスカントリークラブを設計した大橋剛吉氏のご子息です。
一見すると、ごく普通な関西スタイル。高低差が20m以内と、ビギナー向けでは?と見間違えるほどです。しかし、「あのフェニックス」を作り上げた父のDNAを受け継ぐ貞吉氏。そう甘ちょろいコースではないのです。
ショート・ロングホールを除き、全般的に300~400ヤードのミドルホールが続く厳しい設定。加えてグリーンは、サンドベント。メイン&サブ共に転がりが良く、タッチに要注意です。

全英&中日クラウンズの覇者ピーター・トムソン氏設計「千草カントリークラブ」

1975年(昭和50年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,573ヤード、パー72、コースレーティング71.3、スロープレーティング129です。
アクセスは、中国道・山崎インターチェンジ(IC)より車で約40分、智頭急行・大原駅よりタクシーで約20分(特急停車駅)です。

兵庫県の最西端・宍粟市。最も山深い氷ノ山の麓に、当コースはあります。開場時の名は「セントレジャーゴルフガーデン千草」。設計者のピーター・トムソン氏は、全英覇者であると共に中日クラウンズ2度制覇の猛者。設計者の初期に挑んだ当コースは、雄大ながらも挑戦的。そこに1991年(平成3年)、小林佑吉氏の改造で加えられたのが、名物「ポテトチップスグリーン」。大きなうねりを持つ一枚グリーンは、プロでも手を焼くと言われます。標高700mの当コースは、夏の避暑ゴルフには持って来い。歯ごたえ満点?のコースで、楽しい一日を。

「モンスター」の異名を持ち、規模・設備・難しさ全てに関西No.1コース「東条の森カントリークラブ東条コース」

1972年(昭和47年) 開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長7,372ヤード、パー72、コースレーティング74.4、スロープレーティング138です。
アクセスは、中国道・吉川インターチェンジ(IC)より車で約20分(上下排出可)、神戸電鉄粟生線・緑ヶ丘駅よりタクシーで約30分です。

「東条の森」…この名を聞いてピンと来ない猛者の方は居ないでしょう。
それ程までに、地元兵庫だけでなく全国の猛者達を震え上がらせる当コース。宍戸ヒルズなどが開場する前、レギュラーティーで7,000ヤードを超えるコースは、全国でもここだけでした。「お化け」を凌ぐ「モンスター」の異名を与えられたのは、当コースが初めてではないでしょうか。
無論、当コースは「東西対抗」「日本女子プロ」「ミズノレディース」「関西オープン(二度開催)」など数々の名勝負の舞台となっています。加えて、2014年(平成26年)からは、PGAプロテストの開場に。日本有数のモンスターを、一撃で「一狩り?」した未来の石川遼プロや松山英樹プロに続くヒーロの誕生に期待しましょう。

米ゴルフダイジェスト社“世界のゴルフ場100選”に選ばれた世界的ツアーコース「鳴尾ゴルフ倶楽部」

1920年(大正9年)開場・1930年(昭和5年) 移転&再開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,222ヤード、パー72、コースレーティング71.7、スロープレーティング147です。
アクセスは、新名神・川西インターチェンジ(IC)より車で約5分、能勢電鉄・山下駅より無料送迎バスで約7分(予約不要・多数便あり)、大阪国際空港(伊丹)からタクシー利用で約40分です。

「世界の鳴尾」…猛者達はこう呼びます。米ゴルフダイジェスト社の「世界のゴルフ場100選・2016年度版」で、川奈ホテルゴルフコース 富士コース・大阪ゴルフクラブなどと並び選ばれた当コース。コースの美しさ・難しさも去ることながら、コース誕生の経緯や関係者の豪華さも含めてと言われます。「日本ゴルフ界の世界文化遺産」と例える声も。
コースの名の由来は、最初のコースが阪神タイガースの聖地・鳴尾浜に誕生したことが所以に。その後手狭となり、コースメンバーだったクレイン三兄弟の手で今の地へ移転します。幸運だったのは、同時期に川奈ホテルゴルフコース 富士コースの設計打合せをしていたC・H・アリソン氏が急遽駆け付け、改造指導を行ったこと。これが無ければ、今日の名声はなかったと言われます。
その世界的名声を確固たるものとしたのが、1967年(昭和42年)に行われたアーノルド・パーマー、ゲーリー・プレイヤー、そしてジャック・ニクラウスの「世界三大ゴルフ聖人」によるエキヴィジションマッチの決勝が同地で行われたこと。息を呑む激闘にギャラリーは酔い、そして鳴尾の名は世界の猛者達に記憶されたのでした。

名匠J・E・クレインの名作・高低差は40mと少ないがコース中央部に谷が走り展開が激しい「西宮高原ゴルフ倶楽部」

1963年(昭和38年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,574ヤード、パー72、コースレーティング72.5、スロープレーティング135です。
アクセスは、中国道・西宮北インターチェンジ(IC)より車で約15分、JR&阪急・宝塚駅よりタクシーで約20分です。

クレイン三兄弟の中でも、最もコース設計に携わったとされるJ・E・クレインの手によるもの。コース設計としては、脂が乗った中期の作品とされています。
宝塚・三田周辺の丘陵地に位置するも、高低差は40mと意外にフラット。しかしホール内は決して甘くはなく、一打目「打ち上げ」、二打目「打ち下ろし」と目まぐるしい展開の連続。中でも3番(570ヤード&パー5)は、フェアウェイ左が谷で即OB&グリーンが小さく3パット必至の猛者泣かせ。
誤魔化しの効かない設定なだけに、日頃のゴルフに対する姿勢がモロに見えてしまうと言われるコースです。

名匠・井上誠一氏が築いた地形の傾斜を利用した戦略的コース「西宮カントリー倶楽部 」

1956年(昭和31年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,436ヤード、パー72、コースレーティング72.5、スロープレーティング134 です。
アクセスは、中国道・宝塚インターチェンジ(IC)より車で約10分、阪急今津北線・逆瀬川駅より無料送迎バスにて約10分(要予約)、JR神戸線・さくら夙川駅より無料送迎バスで約20分(要予約)です。

景勝地・甲山の斜面に、井上誠一氏が築いた18ホール。標高が高いところにあるため、ラウンド中には西宮市街や遠く大阪の街並みを眺めることができます。
コース内には一級河川・仁川が流れどことなく風光明媚ながらも、フェアウェイは狭く、グリーン周りは井上氏独特の球が滑り落ちるような設計。例えバーディーチャンスでグリーンに乗せられたとしても、3パット続出と言う厳しさです。
なお、ビジタープレーには、メンバー紹介または同伴が必要です。

関西・九州を中心に名コースを手掛けた阿部恒雄氏設計「西脇カントリークラブ」

1974年(昭和49年)会場の当コースは、全27ホール。最難関は西コース×北コース。レギュラーティーから全長6,577ヤード、パー72、コースレーティング71 スロープレーティング130です。
アクセスは、中国道・滝野社インターチェンジ(IC)より車で約20分、JR加古川線・西脇市駅よりタクシーで約15分、JR大阪駅高速バス乗り場より高速バス「西脇行」で西脇バスセンター下車後タクシーで約15分、JR福知山線・相野駅まで無料送迎バスが不定期運航(要予約)です。

同地のゴールデンバレーゴルフ俱楽部&パインレークゴルフクラブと並び「西脇ビッグスリー」と称される名門コース。元々の地形生かしつつ、極めてトリッキーに仕上げられた3コース27ホールです。西・5番(208ヤード&パー3)は、池越えの名物ショート。なぜか?右の池へダイブする猛者が続出と言います。

LPGA・スタジオアリス女子オープン開催コース「花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコース」

1959年(昭和34年) 開場の当コースは、全18ホール。最難関はOUT/INのメイングリーン。6,484ヤード、パー72、コースレーティング71.9、スロープレーティング136です。
アクセスは、中国道・吉川インターチェンジ(IC)より車で約5分、JR福知山線・新三田駅より無料送迎バスで約15分です。

当コースは、元々川西市の花屋敷で、1959年(昭和34年)に開場した山岳コースでした。非常にトリッキーなコースとして知られましたが、ツアー開催コースへの飛躍を目指して移転を模索。アベレージゴルファー向けの「ひろのコース」と共に建設されたのが、現在LPGA・スタジオアリス女子オープンの開催コースである「よかわコース」です。
中でも猛者諸氏が「ここはマイッタ」と口コミに挙げるのは、最終18番(402ヤード&パー4)。フェアウェイ中盤が丘越え。そして、グリーン前に広がる池&迫るOB…距離感をしっかり掴み、第一打で池前に寄せればめでたくバーディー決定かも(笑)。

上田治氏設計・開場以来一度も改修を行なっておらず“上田治の原点が見られるコース”として知られる「播州東洋ゴルフ倶楽部」

1973年(昭和48年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,440ヤード、パー72、コースレーティング71.2、スロープレーティング133です。
アクセスは、中国道・加西インターチェンジ(IC)より車で10分、北条鉄道・北条町駅よりタクシーで約5分(本数少ない・注意)、JR&神戸電鉄・粟生駅よりタクシーで約30分です。

名門・東洋企業グリーン開発傘下で生まれた名コース。近隣の小野東洋ゴルフ倶楽部とは兄弟コースです。現在は、オリックス・ゴルフ・マネジメントに譲渡され、新たな歴史を刻み続けています。
名匠・上田治氏が大地に刻んだ18ホールは、驚くことに開場以来一度も手が加えられたことはなく、当時飛躍の時を迎えた「上田氏の設計思想」がわかる唯一のコースとも言われています。
雄大な三木丘陵の大地をほぼ原形のまま生かしながら、上田氏らしい小気味よいハザードを加えています。「素直だが、どこか攻め辛い」「やっぱり“上田氏のコース”なんだなって思うコース」との口コミが見られます。

奇才ロバート・トレント・ジョーンズ・Jr.の名作「パインレークゴルフクラブ」

1984(昭和59)年開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,383ヤード、パー72、コースレーティング70.8、スロープレーティング140です。
アクセスは、中国道・滝野社インターチェンジ(IC)より車で約10分、JR加古川線・西脇市駅よりタクシーで約10分、JR大阪駅高速バス乗り場より高速バス「西脇行」で西脇バスセンター下車後タクシーで約15分です。

ロバート・トレント・ジョーンズ・Jr.が設計を担当した県下3場の内の一つ。隣接するゴールデンバレーゴルフ俱楽部と比べ「兵庫県No.1ゴルフ場談義」で必ず出るコース名と言われます。
当コース最大の特徴は、距離が短い割にハザードが効いて難しいこと。そして関西初のベント1グリーンは、起伏に富みなかなかカップインを許してくれません。
1987年(昭和62年)、当コース開催の三菱ギャラントーナメントで優勝したブレンダン・ジョーンズが「ぐったり疲れるが、そういうコースが好き」と語った言葉を、ラウンドを終えたあなたはきっと実感することでしょう。

2019年PGA・パナソニックオープン開催コース「東広野ゴルフ倶楽部」

1989年(平成元年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,215ヤード、パー72、コースレーティング70.7、スロープレーティング134です。
アクセスは、山陽道・三木東インターチェンジ(IC)より車で約7分、神戸電鉄粟生線・緑ヶ丘駅よりタクシーで約20分、神姫バス・三ノ宮バスターミナルより急行バス「西脇行」で「ゴルフ場前」停留所下車です。

名門廣野ゴルフ倶楽部の復興に尽力した名アマ乾豊彦氏が、新たな展開を目指して小林佑吉氏とタッグを組み生み出した18ホール。廣野ゴルフ俱楽部とは兄弟コースと言えましょう。
当コース最大の呼び物は、4つあるショートコーナー。内3つが池越え、1つが右サイドに巨大なバンカーが口を開けています。
猛者の方ならワンオンは朝飯前ですが、さぁそこからが大変。グリーン上のアンジュレーションは、驚くほど深く、「なぁ~にこれくらい」と鼻歌を歌ってパッディングすれば、あっという間にあなたの愛球はグリーン外へ暴走。また戻しても「あれれ?」と言う具合。ラウンド前には、練習場でその「とんでもグリーン」を体験してからラウンドを始めましょう。

兵庫県内で最も伝統と格式を兼ね備えた「廣野ゴルフ倶楽部」

1932年(昭和7年)開場・1949年(昭和24年)再開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,454ヤード、パー72、コースレーティング72.1、スロープレーティング135です。
アクセスは、山陽道・三木東インターチェンジ(IC)より車で約10分、神戸電鉄粟生線・緑ヶ丘駅よりタクシーで約20分です。

兵庫県でもっとも伝統と格式を兼ね備えたスーパーコース。ホームページはなく、ビジタープレーにはメンバー同伴が必須と言うメンバーズオンリーなコースです。兵庫の猛者達が「一生に一度でいいから、ここでプレーを」と望む超名門。世界ゴルフ場ランキングTOP20で、日本から唯一ランクイン。米ゴルフダイジェスト社「日本のベストコースランキング2018」で堂々の第一位となっています。

チャールズ・H・アリソン氏が東京ゴルフ倶楽部朝霞コース(現廃場・狭山コースへ)の造成指揮のため来日中、当コースの関係者が面会し設計を懇願。同地を訪れたアリソン氏は、その見事な地形に感銘し、宿泊先に4日間籠って書き上げたのが当コースの18ホールなのです。
しかし、後の戦争で1944年(昭和19年)廃場され農地に転用。終戦後も接収されることなく荒れるに任せるばかりでした。復興に尽力したのが、名アマとして知られる乾豊彦氏。1948年(昭和23年)、9ホールの仮開場を経て1949年(昭和24)年に再開場。その後、アリソン氏設計当時のスタイルに戻すべく改造が続けられ、1988年(昭和63年)ようやく往時の姿を取り戻しました。
どのコースをとっても「最高」の一言に尽きますが、中でも15番(568ヤード&パー5)は、世界名ホール100選の一つに選ばれたほどのホール。ゴルフの神ジャック・ニクラウスが2オンさせたことでも知られています。

LPGAの大一番・マスターズGCレディースの舞台「マスターズゴルフ倶楽部」

1990年(平成2年)開場の当コースは、全27ホール。最難関は中コース×西コースのBグリーン。レギュラーティーから全長6,569ヤード、パー72、コースレーティング71.4、スロープレーティング134です。
アクセスは、山陽道・三木東インターチェンジ(IC)より車で約5分(大阪方面から)、山陽道・三木小野インターチェンジ(IC)より車で約5分(岡山方面から)、神戸電鉄粟生線・三木駅よりタクシーで約10分、神戸市営地下鉄西神山手線・西神中央駅よりタクシーで約40分です。

兵庫のゴルフ場銀座・三木丘陵に位置する当コース。名匠・加藤福一氏設計の3コース27ホールは、終盤のビッグトーナメントで賞金総額が最高額のマスターズGCトーナメントの開催場です。
ツアー使用コースの「中」「西」は、グリーンのアンジュレーションの切られ方が巧みで高速。いつもより弱めのパッティングにしなければ、グリーンオーバーは必至と言えます。中でも「中」9番ホールは、グリーン奥側からの球足が速く、パットの際は細心の注意でタッチする必要あり。なかなかのクセモノです。

PGM傘下のフラットなアメリカンスタイル「三日月カントリークラブ」

1992年(平成4年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,538ヤード、パー72、コースレーティング71.7、スロープレーティング130です。
アクセスは、中国道・佐用インターチェンジ(IC)より車で約25分、JR&智頭急行・佐用駅よりタクシーで約30分です。

ゴルフ場造成&開発大手・大洋緑化傘下のコースとしてスタート。設計も、同社設計部が担当。2004年(平成16年)、同社の破綻に伴いPGM傘下となりました。
関西スタイルの丘陵コースが多い県下のコースで、極めて稀なアメリカンスタイルのフラットコース。だか、球筋上に「見事」というほど配置された深いバンカーに捕まれば、後は「ここ掘れワンワン」と砂遊び状態に。加えて、フェアウェイサイドには深~いグラスバンカーも。「平坦だからガンガン飛ばして…」とお思いの猛者の皆さん、慎重に行きましょう。

「南」は町田義雄氏、「西」は阿部恒雄氏が設計を担当の老舗ゴルフ場「三木ゴルフ倶楽部」

1971年(昭和46年)会場の当コースは、全27ホール。最難関は南コース×西コース。レギュラーティーから全長6,489ヤード、パー72、コースレーティング71.8、スロープレーティング134です。
アクセスは、山陽道・三木東インターチェンジ(IC)より車で約5分、神戸電鉄粟生線・緑ヶ丘駅よりタクシーで約15分です。

県下でも老舗の部類に入る1971年(昭和46年)の開場。3コース27ホールは、東と南を町田義雄氏が、西を阿部恒雄氏が設計を担当しました。
3コースどの廻り方でも、6,500ヤード級のお化け。中でも西コースは、砲台グリーン&深いアンジュレーションで、やり辛さ満点とか。西コースが絡んだラウンドは、特に要注意だそうです。

名門安達建設傘下・名匠・上田治の一番弟子・鈴木正一氏渾身の一作「美奈木ゴルフ倶楽部」

1989年(平成元年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,497ヤード、パー72、コースレーティング71.6、スロープレーティング133です。
アクセスは、中国道・吉川インターチェンジ(IC)より車で約15分、山陽道・三木東インターチェンジ(IC)より車で約20分、神戸電鉄粟生線・恵比寿駅よりタクシーで約20分です。

名匠・上田治氏の一番弟子・鈴木正一氏が横山良氏とのコンビで完成させたコース。鈴木氏は監修もしたことから、事実上はほぼ一人で完成させたと言えます。
どこかの美術館ではないかと思わせる荘厳なクラブハウスを抜けると、そこに広がる18ホールは関西TOP30に列せられるほどの難コース。麦や稲穂がそよぐ播州平野をモチーフにし、ところどころ曲線を取り入れた各ホールは荘厳の一言。しかしそんな平穏な光景とは対照的に、師匠・上田氏のDNAを引き継ぐ鈴木氏のハザードは続きます。中でも最終18番は、正確なショットあるのみと言われる難ホールです。

名匠上田治氏設計・北摂連山の標高300メートルの丘に位置する丘陵高原スタイル「武庫ノ台ゴルフコース」

1966年(昭和41年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,417ヤード、パー72、コースレーティング70.8、スロープレーティング129です。
アクセスは、中国道・西宮北インターチェンジ(IC)より車で約15分、JR福知山線・道場駅より無料送迎バスで約5分です。

北摂丘陵の標高300メートルの小高い丘に、名匠・上田治氏が刻んだ18ホール。眼下に三田市街を眺めながらのラウンドは、さながら雲の上でのゴルフを楽しむようです。
林によりセパレートされたINコースは、コース幅はあるものタフなラウンド。一方OUTコースは、距離は少なめだがショットの正確性が問われる設定となっています。前半はブンブン振りまくり、後半は一打一打に集中しましょう。

アコーディア傘下・過去LPGAツアー開催実績「やしろ東条ゴルフクラブ」

1978年(昭和53)年開場の当コースは、全18ホール。最難関はOUT/INのAグリーン。レギュラーティーから全長6,219ヤード、パー72、コースレーティング70.2、スロープレーティング133です。
アクセスは、中国道・ひょうご東条インターチェンジ(IC)より車で約15分、JR大阪駅高速バス乗り場より中国道ハイウェイバスにて滝野社インター下車&タクシーで約10分です。

開場時は、グリーンエースカントリークラブの名で開場しました。LPGAツアーを開催するも経営元が破綻。現在はアコーディア傘下のコースです。
他のコースと比べ距離がやや短めですが、そこは“あのフェニックスを作った男”大橋剛吉氏作。そう簡単にホールアウトさせてはくれません。効果的に配置されたウォーターハザードやバンカーの数々は、フェニックス級とは行きませんが、さすがは大橋氏のコースと唸らせる味わいがあります。

アコーディア傘下・猛者好みのロングヒッティングコース「山の原ゴルフクラブ山の原コース」

1965年(昭和40年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,396ヤード、パー72、コースレーティング71.5、スロープレーティング133です。
アクセスは、新名神・川西インターチェンジ(IC)より車で約5分、阪神高速池田線・池田木部ランプより車で約15分、能勢電鉄・日生中央駅より無料送迎バスで約5分(要予約)です。

関西のスポーツ施設運営の名門・スポーツ振興傘下のコースとしてスタート。町田義雄氏監修のもと猛者好みのロングヒッティングコースとして生まれました。
ABC日米対抗や日本プロ、さらにはPGAつるやオープン開催場を長らく務めましたが、経営元が無念の破綻。現在はアコーディア傘下のコースです。
とは言え、往年のスーパーコースは今もその形を変えず、パブリックコースとして多くの猛者を喜んで受け言えています。

県下コースNo.1のトーナメント開催数「よみうりカントリークラブ」

1961年(昭和36年)開場の当コースは、全18ホール。レギュラーティーから全長6,419ヤード、パー72、コースレーティング71.1、スロープレーティング130です。
アクセスは、中国道・西宮北インターチェンジ(IC)より車で約20分、JR福知山線・西宮名塩駅より阪急バス「読売ゴルフ場行」乗車で約13分(終点)です。

ご存知渡邉恒雄氏の読売グループ傘下コースです。上田治氏設計のコースは、ツアー開催仕様のスーパーコース。それ故に、日本シリーズ・よみうりオープンなど、計45回のツアーを開催。兵庫県はおろか、関西No1の実績を誇ります。
無論、コースの進化も留まらず、2006年には鈴木規夫プロ監修指導により1グリーン化。更にハザードの追加など、ますます難コースへ進化を続けています。

PGM傘下・過去ツアー開催3度の名門コース「ライオンズカントリー倶楽部」

1983年(昭和58年)開場の当コースは、全27ホール。最難関はレッドコース×ホワイトコースのAグリーン。レギュラーティーから全長6,414ヤード、パー72、コースレーティング70.4、スロープレーティング130です。
アクセスは、舞鶴若狭道・三田西インターチェンジ(IC)より車で約5分、JR福知山線・三田駅より無料送迎バスあり(午前8:00発、月・金は運休)です。

当初、木津川カントリー俱楽部や枚方国際ゴルフ俱楽部運営の相互開発傘下のコースとして誕生。9ホール×3コースながらも、名匠・加藤福一氏の巧みな設計ぶりでコースレーティングも関西トップクラスに。1991年(平成3年)開催の関西オープンでは、ドン杉原氏の長男・杉原敏一プロが初優勝したコースでもあります。
現在PGM傘下のパブリックコースとなりましたが、コースに手は入れられておらず、往年のチャンピオンコースが手軽に楽しめます。

名匠加藤福一氏設計・宮里藍サントリーレディースの開催場「六甲国際ゴルフ倶楽部」

1975年(昭和50年)開場の当コースは、全36ホール。最難関は東コース。レギュラーティーから全長6,769ヤード、パー72、コースレーティング73.3、スロープレーティング139です。
アクセスは、阪神高速北神戸線・箕谷インターチェンジ(IC)より車で約10分、神戸電鉄&北神急行・谷上駅よりタクシーで約20分 (北神急行は、神戸市営地下鉄・西神山手線と直通運転)です。

歌手・山口百恵さんが、引退コンサートの最後にステージ上へマイクを置き去った姿は、猛者の方はご存知かも。ならば当コースは、日本女子プロ史上初の世界ランク一位に輝いた宮里藍プロが、2017年のLPGA・サントリーレディースで長いプロ生活に別れを告げ、グリーン上にクラブを置き永別したコースであります(おぉ、ウルウル涙)。2019年の宮里藍サントリーレディースは、6月13~16日に開催予定です。
加えて、当コースは日本ゴルフ史に残るメモリアルが、多数生まれたコースとしても有名。1988年(昭和53年)の日本アマチュア選手権では「ポパイ二世」こと川岸良兼プロが優勝。2004年(平成16年)大会では、当時中学生の宮里美香プロが、史上最年少(14歳8ヶ月)で優勝。二人とも、この栄冠がプロデビューのきっかけとなりました。
加藤福一氏が大地に刻み、ジャック・ニクラウスが改造した36ホールを象徴する言葉で〆ましょう。1983年(昭和53年)開催の日本オープン選手権で、見事優勝したJGA青木会長の言葉です。
「…このコースはタフだよ、長いよ…」

まとめ

いかがでしたでしょうか。スロープレーティング査定をまだ導入できていないコースもまだ多く、今後査定が進むにつれて、予想もしないコースが「難コース」として紹介される日も遠くないのではないでしょう。

合わせて読みたい・兵庫県近郊でオススメのゴルフ場

Thumbnail 7698996f ee4b 4fe6 af49 a5431a0f87b3

この記事をお届けした
ゴルフハック[GolfHack] の最新情報を
してチェックしよう!