ユーティリティーというクラブをご存知でしょうか。メーカーによっては、ハイブリッドやレスキューとも呼ばれているゴルフクラブです。このクラブは、フェアウェイウッドとロングアイアンの中間に位置するクラブで、シャフトはロングアイアンよりも短いことが多いです。そして、形状はアイアンタイプのものとウッドタイプのものがあります。

開発された頃は、ラウンドに持って行くと「そのクラブは邪道」、「本格的にゴルフをプレーする人は使っちゃダメ」などと、陰口を叩かれていたこともあるのですが、近年では、多くの女子プロのセッティングに組み込まれており、男子プロでもセッティングに組み込んでいる方が増えています。そして、アマチュアゴルファーには、フェアウェイウッドやロングアイアンよりも簡単で打ちやすいと評判が広まり、多くのアマチュアゴルファーに利用されています。

今回、ご紹介するカタナゴルフのVOLTiO NINJA αβ ユーティリティーは、「ロングアイアンよりも優しく飛ばせる」と公式サイトで紹介されており、ライを選ばずに抜けが良く、スイートエリアが広くミスショットに強い設計となっています。

ゴルフハック編集部で、ユーティリティーを試打するのは初めてですので、しっかりとレポートしたいと思います。

■動画
実際の弾道を確認したい方はこちら




撮影協力
井山ゴルフ練習場:https://www.iyama-golf.com/

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カタナゴルフ VOLTiO NINJA αβ ユーティリティーをゴルフハック編集部が分析!

カタナゴルフ VOLTiO NINJA αβ ユーティリティーは、どういう人にオススメか?

グラフの通り、飛距離性能抜群で捕まり良さもあり、弾道の高さもしっかり出る高性能なユーティリティーだと思います。

また、打感に関しては弾き感が良く反発の高さも感じ取れます。
ユーティリティーのシャフトにしては、重量が軽めの設定なので、ヘッドスピードが遅めの方や、シニア層の方には、ちょうど良いスペックだと思います。また、ロングアイアンが苦手の方にも、ぜひ試して貰いたいクラブです!!

カタナゴルフ VOLTiO NINJA αβ ユーティリティーの見た目とスペックを紹介!

カタナゴルフ VOLTiO NINJA αβ ユーティリティーの見た目!

ヘッド形状は、若干大きめの蒲鉾型ヘッドになり、ヘッド体積はUT4で126ccの体積、UT5で119ccの体積になっています。重心距離は短めに設定されているようです。

フェイスアングルは若干クローズ気味になっていて、捕まりは良さそうな顔です。素材は17-4ステンレス素材でフェアウェイウッドと同様になっています。

フェイス形状はシャローフェイスで、高弾道が実現できる形状になっています。

フェイスの素材は17-4ステンレス素材ですが、高反発のような弾き感を意識されて設計されています。

ソールの後方部には、大型ウエイトが1つあり、低重心設計になっています。ソールにスリットを入れることにより、フェイスとヘッドのたわみを増やしています。

また、ソールに溝のようなデザインがされていますが、こちらは、プログレ溝状構造部に重量を配置して、低重心と深重心の設計になっています。

今回、試打したシャフトはフジクラ製のオリジナルシャフトのSpeeder462のRシャフトで重量は44gのトルク6.0。

シャフトの調子は先中調子で、先端のヘッドがインパクト付近で加速する走り系シャフトになりますが、感触的にはダブルキックポイントのような撓り戻りのシャフトで、違和感を感じさせないオーソドックスなシャフトです。

カタナゴルフ VOLTiO NINJA αβ ユーティリティーのメーカースペック

番手#4#5
ヘッド素材17-4 ステンレス
フェース素材17-4 ステンレス
製法精密鋳造
ヘッド仕上げイオンプレーティング
ロフト角21°24°
ライ角59°59.5°
フェース角
ヘッド仕上げ126㎥119㎥
クラブ長41.25インチ40.75インチ
クラブ重量(±)325g(R)329g(R)

※メーカーのカタログスペック

カタナゴルフ VOLTiO NINJA αβ ユーティリティーのシャフトスペック

シャフトMCH(S)
フジクラ製オリジナルSpeeder 462 EVOLUTION(SR、R)
フジクラ製オリジナルSpeeder 361 EVOLUTION(R-EL)
フレックスSSRRR-EL
シャフト重量(±)-45g44g44g
トルク(±)-666
バランス(±)-D1D1D1
キックポイント(±)先中調子先中調子

※メーカーのカタログスペック

カタナゴルフ VOLTiO NINJA αβ ユーティリティーの試打レビューとデータ計測

カタナゴルフ VOLTiO NINJA αβ ユーティリティーを試打

実際、構えてみると、ユーティリティーにしてはヘッドは少し大きく見え、安心感があります。

ヘッドを地面に置くとフェイスの向きは、若干左を向いていて、フックフェイスで捕まりが良さそうな顔に見えます。ワッグルするとヘッドの重みも感じやすいのですが、ヘッドバランスはD1で案外ヘッドバランスは軽いです。

シャフト重量が44gと、軽めのシャフトで先中調子ということもあるためか、ヘッドがしっかり効いているように感じられます。

打ってみると一球目からボールはしっかり上がっていき、ユーティリティーとしては
高弾道の球が出ました。まるでフェアウェイウッドの5番や7番を打っているような弾道の高さです。

このフェアウェイウッドは高弾道になるように以下のポイントで設計されているようです。

 1.  ソール形状にあるプログレ溝状構造部の重量を配置して低重心化していること
 2.  フェイスの厚みがシャローフェイスになっていること
 3.  シャフトが先中調子でヘッド先端が走って球を上げてくれること

この3つのポイントが入っていることで高弾道になるのですが、
実際打ってみると誰もがその球の高さを実感できると思います。
また、打感は重厚感があり手応えがしっかり手に伝わってきて気持ちがいい打感です。

ヘッドバランスがD1ということで、軽いヘッド特有の弾き感や手に伝わる感触ではなく、重いヘッドでインパクトした時のように、手に伝わる重い感触と弾き感なので、打球がグングン伸びていくことを体感しました。

公式サイトを確認してみると、ヘッド反発はVOLTiO NINJAシリーズのドライバーとフェアウェイウッド同様、ヘッドの弾き感が高反発のように作られているようなので納得です。

また、VOLTiO NINJA αβ ユーティリティーは、飛距離性能だけではなく、方向性という部分でも優れているのが特徴です。

というのは、明らかにクラブ軌道が乱れ、カット気味にヘッドがボールに入ってきても、左に出てターゲット方向にボールが戻ってきてくれたり、フェイスセンターの芯を外し、オフヒットした時でも曲がり幅は許容範囲内で収まることが多かったです。

球質を操るような、操作性が高いユーティリティーとは違い、どちらかというと直進性に優れた曲がりが少ないユーティリティーの部類になると思います。

シャフトは先中調子ですが、手元側もヘッドの先端側も柔らかくしなり、まるでダブルキックポイントのような撓り戻りなので、シャフトの硬さが合えば、感覚的には誰もが合うようなシャフトですので、しっかり試打を行い自分に合ったスペックを探してほしいと思います!!

カタナゴルフ VOLTiO NINJA αβ ユーティリティーの試打をYupiteru(ユピテル)でデータ計測

Yupiteru(ユピテル)で計測。(レンジボール仕様)
シャフトの加速感があることとフェイスの弾き感があるので、飛距離性能が良いです。

まとめ

今回はVOLTiO NINJA αβ ユーティリティーを試打してきました。

このユーティリティーは高弾道でヘッドの反発が良く直進性も高いので、機能面でもバランスのいいユーティリティークラブだと思います。

シャフトのトルクも6.0と、かなり大きめの設定なのでインパクトが安定しない、初心者の方やヘッドスピードが落ちてきているシニア層の方にはぜひとも一度は試してほしいユーティリティーです。

また、ロングアイアンを難しく感じている方や、フェアウェイウッドを苦手にしてる方なども、このVOLTiO NINJA αβ ユーティリティーを使ってスコアメークをしてほしいと思います。

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