野母崎ゴルフクラブ

長崎市脇岬町の野母崎ゴルフ倶楽部は併設のコテージでの宿泊パックが人気で、東には雲仙、天草灘を望み、西には遠く五島灘を望む全ホールオーシャンビューのシーサイドコースです。『西の川奈』でのラウンドに興味はありませんか？

1997年に開場し、翌年、経営母体がスポンサーの「五洋建設レディースカップトーナメント」が開催されました。その後五洋建設は本業に専念するため撤退し、2018年には合同会社『ngc』に経営交替して名称などはそのままで新体制になっています。名匠加藤俊輔氏の設計で、景観も兼ね備えた戦略性の高いコースは『西の川奈』とも評され、晴れた日の景観から一変し、海風によってさらにハザードが効いてくるコースの攻略は『力』と『技』をどう組み合わせるかが課題です。

標高400mほどのニノ岳の高台にある丘陵コースは適度なアップダウンがあり、全組リモコン式乗用カートによるセルフプレースタイルですが、最新ナビが付いているので安心です。それぞれにつけられた英語の名前はそのホールの特徴をよく表していて、例えばＩＮコースの13番は花道のない大きな池越えのショートホールなので『Ah ! !men』やOUTの5番はグリーン周りに手強いハザードがあるところから『Fantastic !』など、トリッキーなコースは頭脳戦になるでしょう。

併設のコテージはゴルファー以外の宿泊も受け付けており、海の見えるバスルームや、シモンズ製のダブルベッドなど、こだわりのインテリアでくつろげます。家電も揃い、コンパクトながらキッチンもあるのでテラスでの朝食や、ラウンド後の打ち上げなど楽しみ方は多種多様です。クラブハウスは長崎の観光名所の『グラバー邸』をモチーフにしており、レストランでの名物は“長崎ちゃんぽん”がダントツの人気です。ぜひこちらのコテージで憩いのひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

季節限定の平日セルフデープランですが、バッグの積み込みはセルフで3サム以上総額4,800円と限定昼食付きの目玉プランがあります。シャワーのみの利用となり時間帯によってはスルーラウンドとなりますがコスパ最強です。2サム割増無しのプランでは6,000円前後で、1組4名限定のプランだと土日祝日でも昼食付きで総額9,000円前後です。公式サイトでは宿泊プランもあり、一例では平日1泊・昼食付き・1プレーで13,000円など人数や日数に合わせてプランも様々です。

風がハザードになり、あるがままの自然を受け入れ、ゴルフ発祥地スコットランドのような味わい深いラウンドが楽しめる野母崎ゴルフクラブでぜひ、思い出に残るラウンドはいかがでしょうか。