コスモクラシッククラブ

房総半島の南端、険しい鋸山の麓に同コースが開場したのは1976（昭和51）年。ゴルフ殿堂入りを果たし、初代PGA会長を務めた浅見緑蔵氏が監修したコースです。
高層道路開通までは、東京湾フェリー・金谷港&JR浜金谷駅を経由する予約制クラブバス（約50分）が唯一の足でしたが、現在は富津館山道・鋸南保田インターチェンジから約20分と大変便利になりました。

14本のクラブ全てに意味がある戦略的コース・・・そのキャッチコピーの通り、房総丘陵の起伏に富んだ地形を巧みに利用した設定。浅見氏を始め関東のプロ10人が設計に携わった各ホールは、プレーする者全てを虜にすると言われています。
グリーンはベント&高麗の2グリーン制。レギュラーティーで、前者の場合5,991ヤード/パー72、後者は5,887ヤード/パー72と比較的優しい距離設定ですが、その体力より知力が必要となるでしょう。
なお同コースは地形の関係で、冬季（10月下旬～3月下旬）は日照が少なく、9時52分以降スタートの場合は日没終了の可能性がありますのでご注意下さい。

同コースの昼食メニューは、味の良さで知られていますが、それ以上に土日祝限定の「まぼろしメニュー」がゴルファー達の間で話題となっています。
「鮪の海鮮丼」（1,700円）は、房総沖で上がった新鮮マグロをこれでもか！とたっぷり盛り込んだ逸品。「和田浦港くじら膳」（1,650円）は、かつて房総で盛んだった捕鯨を彷彿とさせるクジラカツや大和煮を盛り込んだ和膳です。いずれも当日の仕入れ状況により、提供できる数に限りがあるそうで、とくにくじら膳は一日10食限定。チェックインしたら、早速予約しましょう。

同コースは、全てセルフプレーの料金設定となります。
平日はカートフィー&昼食付き&2サム保証が付いて総額5,000～5,500円ほど、土日祝日は2サム保証が無くなりますが、他は同条件で総額7,500～12,000円ほどです。なお、季節や企画商品により金額の変動に幅がありますので、予約の際にはしっかりと確認をお願いいたします。

また、予約した幹事はプレー料金が無料という幹事特典が付いたコンペプランも、2組6名～と3組9名～から予約受け付けられており、平日は総額4,000円～5,000円ほど、土日祝日は総額9,000円～10,000円ほどの料金に設定されています。

公式サイトからの予約された方限定となりますが、昼食の追加料金がタダになるサービスが大好評です。そう・・・あの「まぼろしメニュー」も対象なのです。これはもう公式サイトから予約するしかないですね。

「まぼろしメニュー」を味わいながら、トッププロの思いが詰まったホールの攻略法に思いをはせてみるのはいかがでしょう。