西尾ゴルフクラブ

西尾市一色町の西尾ゴルフクラブは矢作古川の河川敷にあり、フラットで見晴らしも良い反面、特有の風の影響を受けるので難度は高く、ショットの精度が試されるコースです。川越えのホールが5ヶ所あり池も絡んでスリル満点です。

1974年の開場で、設計は戦前にプロゴルファーとして活躍した井上清次氏による河川敷コースです。会員制の西尾ゴルフクラブの理事として、一色町出身の高須クリニック院長でお馴染み高須克弥氏の名前もあります。紹介者は必要なく、ビジターでも直接電話での申し込みも受け付けており、キャディーさんも所属しています。外部のネット予約でも多数のプランが選べ、基本はスループレーで、最新GPSナビ付乗用カートの導入によりセルフプレーも多いようです。

18ホール/パー70と距離は短くフラットですが、フェアウェイが狭く川越えや池越えなどが多いので、通常の河川敷コースのイメージとは違い難度は高いです。2018年7月より、使用ティーマークが他ではあまり見ない、緑(満85歳以上男子)やピンク(満70歳以上女子)が設置されています。OUTコースはロングホールが1ヶ所でINコースより短く、川を挟んで両側にコースがあるのでカートで浮橋を渡ります。5番ショートホールと17番ロングホールが川越え名物ホールです。

毎週水曜日(祝日は通常営業)は定休日のためセルフ営業となり、到着順に受付をして手引きカートでスタートします。乗用カートは別料金です。入会無料の友の会は年会費3,000円で、5,000円相当のコーヒー券や練習場利用券が付いてお得です。毎月2回の友の会コンペでは、プレー半額券が抽選で当たります。このコンペでの年間皆勤賞にはご当地名物“三河一色産うなぎ白焼き”がプレゼントされます。祝日料金を廃止して平日料金と同じです。

満20歳と満60歳のプレーヤーは次の誕生日が来るまで、ビジターの半額近いメンバー料金が適用となり、1年間お得にプレーできるサービスがあります。その他、18歳未満だと、メンバー料金に近いお得な設定になっています。たとえば3月から11月までの日の出と共に手引きカートでの早朝セルフプレーは、18歳未満だと土日で9ホール1,690円、18ホールで3,220円(2018年度現在)とスループレーなので一日を有効に活用できます。9時30分以降に限り風呂も利用できます。

西尾ゴルフクラブは通常の河川敷コースとは少し違い、フラットで短い距離を飽きさせることなく、あらゆる層のプレイヤーに楽しめるリンクス風の名門コースです。ラウンド後にゆっくりできるスループレーを楽しみましょう。