パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ

鎖国時代も唯一「世界への窓」を開いた港町・長崎県は、今は多くの猛者ゴルファー達に「西日本有数のゴルフリゾートの窓」を数多く開いています。今回はその中から、パサージュ琴海アイランドゴルフクラブをご紹介します。

長崎道・川平インターチェンジから川平有料道路&国道206号線経由で約1時間半。長崎空港から高速船で約25分。大村湾の西岸・西彼杵半島の中程に、西日本屈指のリゾート施設の一部として1992年（平成4年）開場しました。「玄海の荒法師」と呼ばれた殿堂入りゴルファー故藤井義将プロの手によるもので、西日本有数の難コースと言われています。2010年（平成22年）にPGA「第85回日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯」を、2015年（平成27年）にはLPGA「第48回日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」開催の栄誉に浴するチャンピオンコースです。

大村湾に突き出した半島部の地形を利用した典型的なシーサイドコースで、複雑なリアス式海岸地形を巧みに使った各ホールは、本州側のコースではお目に掛れない戦略的なコース。レギュラーティで6,517ヤード＆パー72、コースレート70.8は、猛者の皆さんにはなかなか歯ごたえのあるコースです。
特にOUT3番（173ヤード）は、海越えのショートホール。日本の名ホール100選の一つに選ばれ、このホールに会いに来るため、わざわざ全角各地からやって来るゴルファーもいる程です。

キリシタンの里・長崎を思わせる教会風のクラブハウスは、白を基調とした美しい建物です。海を望む浴場は、プレーの疲れを吹き飛ばしてくれるでしょう。お楽しみのクラブハウスレストランは、長崎名物がてんこ盛り。オススメはやっぱり「長崎ちゃんぽん」と「皿うどん」。中でもイカスミをスープに使いコクを深めた「黒（コク）ちゃんぽん」（1,620円/税込）は、一度食べたら病み付きになるそうです。

同コースは、キャディー付きプレーのみの料金案内となります。徒歩ラウンドが基本で、乗用カート手配希望の際は、有償＆要問合せ＆雨天時利用不可と表記が出ていますのでご注意下さい。
4サム基本で、キャディー&グリーンフィー・諸税込みで、平日21,765円・土日祝30,405円となります。3バックは3,240円、2サムは6,480円の割増です。

同コースに併設されたホテルパサージュ琴海に宿泊されるゴルファーは、優待料金でプレーできます。4・5・10・11月は平日19,605円、土日祝日25,005円。3・6・9・12月は平日16,365円、土日祝日21,765円。1・2・7・8月は平日14,205円、土日祝日19,605円です。どれも4サム時の料金で、2サム&3サムは別途割増があります。その他、ファミリーコテージに泊って家族でゴルフを楽しむプランなどもあります。

西日本・・・いや日本を代表するシーサイドコース。長崎名物を味わいながら、有数の戦略的コースを貴方のものに。