徳島カントリー倶楽部 月の宮コース

夏の熱狂的な阿波踊りと、荒々しいうずしおで有名な徳島県。猛々しい県民性とは裏腹に、同地には伝統と格式に彩られた名門ゴルフ場が多数あります。今回はその中から、徳島カントリー倶楽部　月の宮コースをご紹介します。

徳島道・藍住インターチェンジより車で約30分。JR徳島線・石井駅により車で約10分。富澤誠造の一番弟子・竹村秀夫により、同コースが開場したのは1970年（昭和45年）。1981年（昭和56年）より11年間LPGAツアー「徳島月の宮レディースクラシック」の開催場となりました。

鮎喰川沿いの高台を造成し、築かれた丘陵コース。至って素直なストレートホールが多く、フェアウエイも広め。とは言え、レギュラーティで6,533ヤード＆パー72は屈指のチャンピオンコース。距離感覚を常に持ち、早目に追い込んで行くショットを心掛けましょう。

青いトンガリ屋根が印象的な南欧風のクラブハウスは、明るく爽やかな雰囲気を醸し出しています。阿讃山地を眺めながら入浴を楽しむ男女浴場は、プレー後の疲れを癒してくれます。クラブハウスレストラン「コートベール」では、徳島の海の幸を生かした和洋中各種メニューがてんこ盛り。中でも「しめ鯖ランチ」がお勧めだそうです。

同コースは、セルフ＆キャディー付きプレーの両方をお選び頂けます。なお、セルフプレーのみメンバーと同伴が義務付けられています。
セルフは全組ワンデーセルフ。カートフィ・諸税込みで、平日7,920円・土曜祝日11,253円・日曜11,920円です。3サムまで同料金。2サムは1,080円（税込）の割増です。
キャディー付きプレーはカート＆キャディフィ・諸税込みで、平日9,895円・土曜祝日13,704円・日曜14,371円。3サムは540円・2サムは1,350円の割増となります（いずれも税込）。

同コースから車で約10分の所に、四国八十八カ所霊場の第十五番札所「國分寺」があります。四国の全県に「國分寺」と名乗る霊場があり、ここは「阿波國分寺」とも呼ばれます。境内の庭園は桃山年間の造営と伝えられ、国の史跡に指定されています。

四国有数の距離を誇るチャンピオンコース。今日のプレーが振るわなかった猛者の貴方、帰りに霊験あらたかな四国八十八カ所の霊場「國分寺」で厄落とし（？）もできますよ。