ラ・グレースゴルフ倶楽部 和歌山コース

紀伊半島の南…白浜に程近い印南町に1998年（平成10年）同コースは開場しました。開場当時は、ゴルフ用品メーカー・本間ゴルフ傘下の「本間パブリックス和歌山コース」でしたが、現在の経営先に譲渡され今日に至っています。本間時代からコースの質が良い事で知られ、2015年（平成27年）のわかやま国体・秋季大会では、ゴルフ成年男子競技・開催の栄誉に浴しました。
阪和自動車道・御坊インターチェンジから車で約15分。JR御坊駅からタクシーで20分ほどです。

丘陵コースでありながら高低差の少ない6,295ヤード/パー72。アンジュレーションが少なく、フェアウェイが広いうえに、平均250坪のワングリーン。飛ばし屋でなくてもガンガン攻めて行けそうな気分になります。でもご注意を。ショート4ホールを除いては、平均300ヤード越えのホールが続きます。午前中は抑え気味にするなど、ペース配分を間違えない様に。

ご存じの通り、本間ゴルフは2005年（平成17年）経営破綻をしています。しかし、日本発のカーボンシャフトクラブを世に送り出すなど「本間が日本のゴルファーを開拓した」と今も語り継がれています。その本間が開場させた同コースと阿蘇のコース（本間阿蘇高森ゴルフ倶楽部…現・阿蘇高森ゴルフ倶楽部）は、コースやサービスの質維持にこだわり続けたそうです。経営元やコースの名は変わったと言え、未来のゴルファーに託された大きな遺産と言えるでしょう。

同コースは、セルフプレーのみのご案内です。
乗用カート利用のワンデーセルフ。カートフィー付きで平日9,130円、土曜12,430円、日祝が13,430円。食事代は別です。2サム希望の場合、各日程の料金に1,080円/人プラスとなります。

現在同コースを経営するオーナー企業は、みなべ町と湯浅町の二か所に温泉宿泊施設を運営しています。同コースのHPからも拝見できますので、一度ご覧になって下さい。同コースのHPでは提携割引は謳われていませんが、もし「今日泊まりたいんだけど」と言えば、サービスがあるかもしれません。

国体競技開催の名コース。本間ゴルフの尊い遺産に思いをはせながら、素晴らしい一日をお過ごし下さい。