太平洋クラブ有馬コース

神戸・裏六甲…全国有数のゴルフ場銀座と言われる三木丘陵に1977年（昭和52年）同コースは開場しました。姉妹コースとして1975年（昭和50年）開場した六甲コースと共に、上質なひと時をゴルファーに提供し続けています。中国自動車道・吉川インターチェンジより車で約10分。タクシーならJR福知山線・三田駅より25分ほど、山陽新幹線・新神戸駅から20分ほどとなります。なお土日祝は、JR・阪急三宮駅から新神戸駅＆六甲コース経由の予約制クラブバスも運行しています。

関西特有のアップダウンがある丘陵コースながら、どことなく林間コースの面影を残すところ、さすがは名匠・富沢誠造氏が手掛けたコースと言えます。6,135ヤード/パー72（レギュラーティー）はビギナーやレディース、シニアまで幅広く楽しめるコースです。
とは言えそこは「太平洋クラブ」…フェアウェイからグリーンまで両サイドOBが続くOUT４番ホールや、谷越えショットが厳しいイン17番ホールは要注意です。

姉妹コースの六甲コースが、過去ビッグトーナメントの開催場所となり、プレーはメンバー優先。ビギナープレーは、メンバー紹介＆同伴が原則。予約サイトの枠は殆ど無いという反面、有馬コースは、メンバー紹介は必修も全組セルフプレー。カートでフェアウエイへの乗り入れも可能という自由さです。予約サイトの提携商品も、他のコースと比べ充実しています。
しかし、そこは「太平洋クラブ」。他のコース同様、コース整備・スタッフ教育・クラブハウスレストランの味は、他を圧倒する素晴らしさ。口コミの多くが「太平洋なのに、このカジュアルさは！」と驚きの声が挙がっています。

前記の通り、同コースはセルフプレーのみの料金案内となります。
カートフィー付きで、平日8,410円・土日祝18,310円。食事代は別途となります。2サム＆3サムは相談となり、追加は不要だそうです。なお、一部予約サイトで午前＆午後セルフスルーの商品が出ている様ですが、同コースの原則はワンデーセルフだそうです。

17カ所の太平洋クラブ直営のコースの中で、なぜか有馬コースの口コミに「食事が美味しい」という書き込みが目立ちます。それもそのはず、専属シェフと支配人らが月一回メニューの見直しを行っており、季節メニュー以外にも新たな定番料理開拓を常に行っているそうです。

「太平洋ブランド」を、お手軽に体験出来る同コース。六甲コースと回り比べて見るのもいかがでしょうか。