宮崎サンシャインカントリークラブ

宮崎県宮崎市佐土原町の宮崎サンシャインカントリークラブは、空港から30分ほどとアクセスが良い、カジュアルなパブリックコースです。リーズナブルな料金設定の割には、手入れの行き届いた本格的なチャンピオンコースです。

かつてゼネコンのハザマグループが主体となって、1995年に開場した宮崎サンシャインカントリークラブは、当初の会員制の計画を断念し18ホールのパブリック運営となりました。その後まもなく、ゴルフ事業からの撤退で経営交代となり、新会社によってコース名が変更されましたが、2012年、県内で遊技場や飲食店などを持つ株式会社ミネックスが新たな経営母体となり、開場時と同じ名称に戻りました。南九州の中でも本格的なチャンピオンコースです。

アメリカの巨匠ピート・ダイの愛弟子、ロン・フェリス氏の設計による、トーナメントの開催を想定しての本格的な難易度の高いコースは、戦略的でいて、しかも何度プレーしても飽きることのないコースレイアウトです。口コミでの評価が高いコースの状態は、管理部のスタッフによって細心の注意が払われ、常にプレイヤーの求めるコースコンディションを保っています。名物18番ロングホールは、バンカーが多く2段グリーンとコース全体の難度を凝縮しています。

レストランではご当地名物の“地鶏”を使った料理や、“チキン南蛮”がオススメです。キャディーさん付きプレーは事前のリクエストが必要になりますが、GPSナビ付乗用カートを南九州ではいち早く導入して、昨今のキャディーさん不足に対応しています。天候にもよりますが、カートの乗り入れが可能なのでピンまでの正確な距離も測れます。コンペなどではリアルタイムで上位のスコアが出るので盛り上がります。OBはロストになるホールが多いので、予備のボールを多めに用意したほうがいいでしょう。

料金ではセルフプレーで食事付きの平日6,000円台のプランと、土日祝日は10,000円を切る食事付きのプランがあります。外部のネット予約は、食事付きのプランがほとんどなく、種類も少ないので、クラブのホームページでお得なイベント情報を確認後、直接クラブへの電話予約がお得な場合もあります。薄暮プレーは通年で実施しており、9ホールのみ14時から15時までのスタートで平日2,500円、土日祝日3,500円で、ロッカーや風呂は使用できません。

南九州という土地柄、一年を通じてのラウンドが快適な宮崎サンシャインカントリークラブは、リーズナブルな価格と、戦略的な飽きのこない本格的なコースです。誰でも気軽に楽しめるカジュアルなパブリックコースとしてオススメできます。