徳山国際カントリー倶楽部

本州の西の果て・維新150年で湧く山口県は、中国地方でも屈指の名門ゴルフ場があることで知られています。今回は、その中から徳山国際カントリー俱楽部を御紹介しましょう。

山陽道・徳山西インターチェンジより車で約20分。山陽新幹線・徳山駅から車で約25分。周南市のシンボル四熊ケ岳の麓に開場したのは1976年（昭和51年）年。中国地方を中心にゴルフ場設計に活躍した福井八十八の手によるもの。できるだけ自然の地形に手を加えず作り上げられた同コース。「自然と調和をモットー」のキャッチコピーの通り、自然と調和しながらのコース運営が行われています。

自然な地形を巧みに利用した、中国地方で珍しい山岳コース。起伏に富む6,231ヤード（レギュラーティー）＆パー72には、打ち上げ＆打ち下ろしや谷越えのホールが多数。中でも、イン14番＆15番ホールは丘越えで、ティーショットがブラインドショットとなります。なかなかクセモノ揃いの18ホールといえましょう。

どことなく昭和の学校を思わせるクラブハウスは、風雪に耐えた重みを感じさせてくれます。エントランスやホール内は伝統と威厳を醸し出す木目調のインテリアが印象的。浴場は何と！場内で沸き出した天然温泉が引かれています。
クラブハウスレストラン「そよかぜの料理店」では、地産地消をテーマに地元山口で採れた食材を利用し、家庭的で暖かな料理が提供されています。食器が萩焼で統一されている徹底ぶりには驚かされます。

同コースは、セルフプレーのみのご紹介となります。なお、これからご紹介の料金には、消費税・利用税などの諸税は含まれていません。別途、現地で清算が必要です。
セルフは、ワンデーセルフに加え、早朝・薄暮のセルフスルーの3種類を楽しめます。
ワンデーセルフはカートフィー込みで、平日5,355円・土日祝6,985円です。なお、毎週月曜と金曜（祝日を除く）はレディース優待デーとなり、女性料金が4,615円となり、限定昼食が付きます。何と同日は、一般利用の方にも限定昼食のサービス付き。これは嬉しいですね。
早朝＆薄暮セルフスルーは、早朝の場合6:00～7:00までのスタートとなり、薄暮は14：07以降のスタートで日没御免。平日は0.5Rで3,000円＆１R4,500円。土日祝は0.5ラウンドのみで3,000円となります。ワンデーセルフ同様諸税は別途清算。加えて、ロッカー＆風呂の利用は出来ません。また、現金のみの清算となります。カート利用の可否は当日ご確認願います。

同コースには、毎週「スーパーチューズデー」がやってくる・・・あっどっかの国の大統領選じゃありませんよ。少しでも安くプレーしたい猛者の皆様のために、同コースでは毎週火曜（ただしオンシーズンの場合は減らされる）「火曜スーパーセルフデー」を実施しています。ワンデーセルフが基本で、風呂・ロッカーは使用不可ですが、限定メニューながらも昼食付。これで4,415円。もちろん諸税は別途清算ですが、金額だけ見ればアコーディアかPGM傘下のコースではないかと見間違えるほどです。
完全予約制ですので、ホームページでチェックしたら、さっそく予約を入れましょう。

中国地方でも数少ない本格山岳コース。自然の息吹に吹かれながら、本格的「攻め」のゴルフをお楽しみください。