花生カントリークラブ（千葉県）

花生カントリークラブは美しい水辺が印象的なチャンピオンコースです。戦略性抜群のコースや豪華な設備、味に定評のあるレストランを中心に魅力をまとめました。

花生カントリークラブは千葉県夷隅（いすみ）郡に位置する丘陵コースです。設計を手がけたのは日本のゴルフ場設計の名匠・小林光昭氏。大きなうねりを持つ土地に豊かな発想でホールが展開されており、設計の難しい地形を逆手にとって戦略性の高める匠の技が光ります。また、水を大胆に取り入れるレイアウトも同氏の特徴で、こちらのゴルフ場にも存在感のあるウォーターハザードがいくつも配置されています。果敢に挑戦するのか、リスクを避けて迂回するのか、コース攻略のためには冷静な状況判断が必須です。

戦略性の高いチャンピオンコースの全長はレギュラーティーからでも約6,400ヤードと手応え十分。大型のベントワングリーンは単調な攻めを許さず、常にピン位置に応じたマネジメントを要求します。観ることには美しく、つかまるとやっかいな白砂バンカーも健在で、ショットの落下点付近で大きく口を開けています。名物ホールは15番のロングホール。フェアウェイからグリーンまで右サイドに大きな池が伸びるプレッシャーホールとなっています。池の中には浮島があり、うまく経由できれば2オンが狙いやすくなります。堅実な迂回ルートを取るか、攻めに転じるのかの選択をゴルファーに迫ります。

付帯する練習設備はパッティンググリーンだけでなく、250ヤードの広大なドライビングレンジ、アプローチ・バンカー練習場も完備されています。乗用カートは基本的にフェアウェイへの乗り入れが可能となっており、オールシーズン快適にラウンドできます。絶品料理を提供するレストランも口コミで高評価を獲得しています。人気のメニューは坦々麺。隣町の勝浦市の名物を花生風にアレンジした逸品となっています。

プレー料金は時期により変動しますが、平日5,000円前後、土日祝日9,000円前後となっています。ラウンドスタイルは全組セルフとなっており、午前・午後ともにスループレーも可能です。団体予約は2組6名から優待プランが用意されているので、積極的に利用したいですね。コースへのアクセスは、車の方は圏央自動車道・市原鶴舞インターチェンジから約28km、電車の方はJR勝浦駅からタクシーで20分ほどとなっています。

花生カントリークラブは水辺の美しさと厳しさを同時に感じることのできるチャンピオンコースです。本格派のコースを魅力的な価格で楽しむことができるとあり、多くのリピーターを獲得しています。ぜひ次回のラウンドにご検討ください。