戸塚カントリー倶楽部

戸塚カントリー倶楽部は神奈川県でも屈指の超名門コースで、ゴルファーなら一度はラウンドしてみたい高級コースです。美しく、戦略性抜群のコース、隅々まで行き届いたメンテナンスや充実の設備を中心に名門たる所以と魅力を紹介していきます。

神奈川県横浜市にある戸塚カントリークラブは、昭和36年に開場した名門ゴルフ場です。旧三和銀行や電通などの財界人によって設立されており、会員権も神奈川県でトップクラスの価格で取引されています。コースは東・西の2コース36ホール構成となっており、アップダウンは小さいものの、フェアウェイの微妙なうねりと人口のハザードが高い戦略性を与えています。東コースは間野貞吉氏、西コースは井上誠一氏が設計を手がけ、どちらも名匠の知略が活きる難関コースに仕上がっています。

東・西どちらのコースも自生する松や桜などの豊富な樹木によってセパレートされ、林間調の趣を持ちます。東コースは全長こそ短いものの、マウンドや池が効いており、高精度のショットなしには攻略できないトリッキーなコースです。西コースはフルバックティーから7,000ヤードを超えるたっぷりの距離を有しています。打ち上げ、打ち下ろし、池越えなど変化に富んだレイアウトで難度は高めです。過去には「日本女子オープンゴルフ選手権」や「キヤノンオープン」などの一流トーナメントの舞台になった実績もあるチャンピオンコースとなっています。

戸塚カントリー倶楽部はきめの細かいコースメンテナンスにも定評があります。グリーン、フェアウェイともに年間を通して最高のコンディションがキープされています。世界的なトッププロゴルファーであるゲーリー・プレーヤー氏が戸塚カントリークラブでラウンドした際には、「世界一のグリーン」と讃え、話題になりました。練習設備もプロ仕様で整い、ゆったりと広いパッティンググリーン、全長250ヤードのドライビングレンジ、アプローチ・バンカー練習場が完備されています。

戸塚カントリー倶楽部はメンバーシップコースとなっており、ビジターがプレーするには、平日は会員の紹介、土日祝日は会員の同伴がなくてはなりません。ビジターのプレー料金は平日35,000円前後、土日祝日40,000円前後となっています。コースへのアクセスは、車の方は横浜新道・川上インターチェンジより約3km、電車の方はJR東戸塚駅からはタクシーで約10分、相模鉄道相鉄本線・二俣川駅からはクラブバスの送迎サービスを利用できます。

戸塚カントリー倶楽部の魅力を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。なかなかラウンドの機会を得られない名門ですが、だからこそゴルファーの憧れの的となるのでしょう。プレー料金は横綱級ですが、チャンスが訪れたらぜひラウンドしてみてください。