茨城ゴルフ倶楽部

茨城県つくばみらい市にある茨城ゴルフ倶楽部を紹介していきます。プロトーナメントが開催されるチャンピオンコースやドレスコード、施設、サービスなどをまとめておりますので、ぜひラウンドの参考にしてください。

茨城ゴルフ倶楽部は、茨城県では歴史のあるゴルフ場のひとつです。上田治氏が設計、1962年9月に開場されました。車でのアクセスは、常磐自動車道の谷和原インターチェンジより 8 km、つくばエクスプレスみらい平駅からは直通送迎バスで5分の好立地。広大な林間に広がる東コースと西コースは全36ホール。上田マジックを効かせた戦略性に富んだコースは、ゴルフを初めて間もないビギナーに優しく、一方、上級者にはスリリングで難しいとされる、魅力溢れるホールとなっています。

豊かな松林でセパレートされた全36ホールは、レギュラーティー計算で13,186(東コース：6,471ヤード、西コース：6,715ヤード)ヤードほどに設定されています。広大なフェアウェイは、自然の起伏や松林の樹木を最大限に生かしつつ、バンカーや大小の池を適材適所に配置し、特徴をもたせています。東コースは、アイアンでは2オンが難しい、ロングヒッターのショットが要求されるホールが続きます。ほかにも、ショートホールであってもすべてが長い距離とミステリヤス。西コースはドッグレッグの他、最大級の池がドンと横たわるホールなど、６ホールが池越えと、緊張感のある工夫が施されています。茨城ゴルフ倶楽部がチャンピオンコースと呼ばれる由縁がここにあります。

コードについては詳細な記載があります。まず、クラブハウス内に来場の際は背広、ブレザー、ジャケットなどを着用してください。ブルゾン、ジャンパー類は不可。ラウンド中もそうですが、サンダル類、ジーンズ、カーゴパンツなどの他、Tシャツ、ランニング、短パンなどは禁止です。必ず襟付きのシャツを着用し、シャツの裾はズボンの中に入れます。なお、ハーフパンツ着用の場合は、必ずハイソックスを使用してください。

トーナメントの開催実績が最多といわれる名門茨城ゴルフ倶楽部は、2009～2014年、2017～2018年 西コース 、2015～2016年 東コースにおいて、ワールドレディースチャンピオンシップトーナメント開催。人気女子プロゴルファー鈴木愛プロが出場するトーメントでも知られています。今期2018年に行われた茨城ゴルフ倶楽部 西コースにおいては、最大のハイライトとなる、優勝の懸かった17番では、鈴木愛プロと手に汗握る接戦を演じ、申ジエ プロが残り244ヤードの第2打のショットを決め見事優勝。鈴木 愛プロは2位に終わりました。

好立地ということもありますが、名門茨城ゴルフ倶楽部が関東屈指の名門チャンピオンコースと称される理由は、上級者だけでなく、アベレージゴルファーにも真に愛され楽しめるコースを目指した、その設計理念にあります。一度はラウンドを体験したい憧れのコースですね。