ニューセントアンドリュース ゴルフクラブ・ジャパン

ニュー・セントアンドリュースゴルフ・ジャパンは海外の一流設計士が手がけた難関コースとして名を馳せています。帝王と鬼才が造り上げたアメリカ風のNEWコース、本場スコットランドのプロジェクトチームが監修したリンクス風のOLDコースはどちらも高難度です。スリリングなゴルフを楽しむことができます。

ニュー・セントアンドリュースゴルフ・ジャパンは18ホールのNEWコース、9ホールのOLDコースの計27ホールで構成されています。NEWコースは帝王ジャック・ニクラウスと鬼才デズモンド・ミュアヘッド氏の世界的設計士のコンビが設計を手がけ、アメリカ風のデザインとなっています。ニクラウス自身が「少しハードに設計しすぎた」と省みるほどタフな18ホールです。OLDコースは、ゴルフの故郷スコットランドで神が作ったと言われるセントアンドリュースをモデルに作られた9ホールです。スコットランドのデザイナーや技術者の協力を得て、本場さながらのリンクスコースに仕上げられています。

難易度を上げる主な要因は、大きな池と深いバンカーの厳しい配置です。多くのホールで巨大な池がグリーンやフェウェイの際まで張り出し、深いバンカーがグリーンを守ります。2つのハザードが共存するホールでは、ボールの落とし所が狭く限定されてしまい、攻略には精密なショットが不可欠となります。バックティーからのコースレートは、NEWコース72.6、OLDコースは組み合わせにもよりますが72.8〜73.0となっています。コース全長が約6,700ヤードと、特別長くはないことを考慮すると驚異のレーティングです。

ニュー・セントアンドリュースゴルフ・ジャパンの各ホールには、エピソードにちなんだユニークな名前がついています。NEWコース14番の名前は「事件」。難易度が高すぎて、オープン時に16組待ちの事件が起こったことが由来のショートホールです。OLDコース2番は「罪の谷」。聖地セントアンドリュースのオールドコース18番を再現したホールとなっています。この他にも個性的な名前のついたホールが多くあり、注目ポイントのひとつです。

プレー料金は時期により多少の変動はありますが、平日6,000円前後、休日9,000円前後となっており、リーズナブルな価格でラウンドを楽しめます。併設されたホテルへの宿泊とラウンドがセットになった宿泊パックも展開されており、遠方からの利用にも対応できます。コースへのアクセスは、車の方は東北自動車道・矢坂インターチェンジから約20分、電車の方は東北新幹線・那須塩原駅からタクシーで約30分となっています。

ニュー・セントアンドリュースゴルフ・ジャパンの魅力と難しさは伝わりましたでしょうか。腕に覚えのある方は、日本屈指の難関コースにぜひ挑戦してみてください。