有馬ロイヤルゴルフクラブ

有馬ロイヤルゴルフクラブは1972年に「名門と呼ばれるにふさわしい誇り高きゴルフ場を目指して」開場しました。1987年には日本オープンが開催、2015年には全米女子オープンの最終予選の会場になるなど、まさに名門といえるゴルフ場といえるでしょう。

有馬ロイヤルゴルフクラブは、ロイヤルコース18ホールとノーブルコース18ホールの36ホールのゴルフ場です。ロイヤルコースは数々の名門コースの設計を手掛けた日本を代表する設計家上田治氏の設計。ノーブルコースは「光と影の魔術師」と呼ばれるボン・ヘギー氏の設計です。
過去サントリー・レディースオープン、日本オープン、関西オープンなど多くのトーナメントを開催している、まさに関西を代表する名門コースといえるのではないかと思います。

トーナメント開催コースに選ばれるだけあって、コースの難易度は高くチャンピオンティーと言われるフルバックからですと、ノーブルで72.7、ロイヤルで74.0というコースレートです。
難易度が高い設計で、上級者の挑戦を受け止めるコースですが、一方、アベレージゴルファーも楽しめるように工夫されています。
アベレージゴルファーでもボギーが拾え、寄せワンのパーも狙えるようなルートがしっかりと作られているということで、設計者の意図を見抜くクレバーさが試される非常に戦略性の高い作りといえるのではないかと思います。

予約サイトのクチコミ評価で4.5と極めて高い評価を得ている名門の名に恥じない満足度といえるでしょう。
フェアウェイやグリーンのメンテナンスはもとより施設の充実度、キャディーさんやスタッフの方々の接客などすべてにおいて高い評価を得ています。
練習場はなんと300ヤードの奥行を確保しているほか、バンカーやアプローチの練習場、クラブハウス前に2面作られたパッティンググリーンなどスタート前のウォーミングアップには十分すぎるほどの設備が整っているといえるのではないかと思います。

有馬ロイヤルゴルフクラブはメンバーシップコースですので、土日祝日およびロイヤルコースはメンバー同伴でのラウンドが必要です。
しかし、平日ノーブルコースであればビジターでもプレイすることが可能です。
また平日に限定で開催されているいろいろなオープンコンペではバイキングの昼食が楽しめたり、豪華な賞品が用意されていたりとお得感のあるプレイが可能です。
女性とシニア対象の総額7,800円で回れるコンペの開催などもありますので日程があえば是非検討なさってみてはいかがでしょうか。

ゴルファーである前に紳士であれ、とよく言われます。このような名門のメンバーシップコースでゴルフの精神に触れるのもプレイ以外に良い経験になるのではないでしょうか。
ドレスコードの規定が細かく決められているメンバーシップコースですのでお出かけの際には必ず事前にチェックをしておくようにしましょう。