ローレル日田カントリークラブ

九州のほぼ中央に位置し、大分県の北西部にあるローレル日田カントリークラブは、水郷・日田の街並みが見える眺めの良い高台の丘陵コースです。広々した18ホールはほとんどOBの心配もなく、プレー後の天然温泉も楽しみの一つです。

福岡県や熊本県との県境に接する日田市の、市中心部からは車で10分ほどにあるローレル日田ゴルフクラブは、阿部恒雄氏の設計で1991年に開場しました。同じ市内にある日田国際ゴルフクラブは姉妹コースです。全組セルフプレースタイルですが、最新のiPad(アイパッド)ナビシステムを全カートに導入しているので距離も正確に把握できてスコアアップに繋がります。丘陵コースながら比較的フラットなホールが多く距離も短いので初心者に優しいコースです。

距離は総じて短めながら、ドライバーを気持ちよく振り抜けるホールも多く、バンカーが守りを固め、フェアウェイの微妙なアンジュレーションが単調なコースを引き締めています。見晴らしが良くハザードは少ないのですが、その分、目に見えない風がスコアメイクを崩してくる時もあります。OUTコースの8番ショートホールは、通称『岩のカーテン』と呼ばれる高さ5メートルほどの自然岩の壁がグリーンの奥にあり、左サイドには二つしかない池の一つが待ち構えています。

最新のアイパッドナビは画面も大きく、スコアを打ち込むと、パー以上なら画面に花火と拍手の音声でねぎらってくれます。リーダーズボード機能を使うと、コンペなどでは順位が即座に入れ替わり、盛り上がること請け合いです。10名から16名のグループは無料送迎バスのサービスがあり、通常プランでも10名以上は割引になるので、人数が集まるとお得です。天然温泉でのラウンド後の憩いのひと時を楽しみに来場するプレーヤーも多く、露天風呂(男性のみ)は大人気です。

月曜日はセルフ営業となり、支払いは現金のみ前払いとなります。レストランも現金支払い限定メニューとなり、茶店も自動販売機での対応なので事前の準備が必要です。ロッカーと温泉は17時までの利用で、総額6,000円とリーズナブルです。特に冬期間の限定プランで月曜日のセルフ27ホールチャレンジプランは、スタート時間に制限がありますが、2サムの割増し料金が掛からず、1.5ラウンドで同額の6,000円と、追加のハーフラウンドが無料のうれしいプランです。

提携ホテルとの宿泊パックもあり、プレー後の温泉も楽しめるローレル日田カントリークラブは、ビギナーに優しいばかりではなく、幅広い層のプレーヤーに楽しめる本格的なコースです。多種多様なプランできっと満足できるでしょう。