湯の浦カントリー倶楽部

2018年、大河ドラマ「西郷どん」で話題となった鹿児島県。轟々と火を吐く桜島の麓には、猛者たちが泣いて喜ぶ名門ゴルフ倶楽部が多数あります。今日はその中から、湯の浦カントリー倶楽部をご紹介します。

九州道から、指宿スカイライン・谷山インターチェンジより車で約30分。九州新幹線・鹿児島中央駅より車で約45分。東シナ海を望む薩摩半島の北西部の丘陵地に、1994年（平成6年）開場しました。「水の魔術師」と呼ばれた小林光昭による、ウォーターハザード豊かなコースです。2003年（平成15年）、元の運営会社が破綻。同年アコーディア傘下のコースとなり、現在に至っています。

前述の通り、「水の魔術師」小林光昭の手により「これでもかっ！」と言わんばかりの「ウォーターハザードてんこもり」のコース。前半で3ホール&後半4ホールの計7ホールが「水の王国」。初心者の方は、是非予備のボールを一箱用意され出掛けられるのをオススメします。距離も、レギュラーティーで6,407ヤード&パー72とヘビー級。ただ猛者の皆様には、日頃の飛ばしの技術とコースを捕らえる正確性の腕の見せ所と言えましょう。

オレンジ色の三角屋根が目印のクラブハウス。周りには、ソテツやワシントニア・パームが植えられ南国ムード満点です。アコーディア傘下のため、施設に特筆する点は殆どありませんが、メンテは行き届いています。クラブハウスレストランでは、肉厚のステーキランチがオススメだそうです。

同コースは、セルフプレーのみのご案内となります。セルフは、ワンデーに加え、早朝スルー&日没御免・薄暮ハーフスルーの3タイプ。各種サービスコースがありますが、ここでは最も標準的なオールカマー料金でご案内します。
ワンデーセルフは、カートフィー&昼食・諸税込みで、平日7,900～8,500円（但し正月三が日の平日は13,000円）・土日祝日12,000です。早朝スルーは、ワンデーと条件が同じ。平日6,900円・土日祝9,600円です。土日祝日は設定日が少ないため、お早めに確認願います。
薄暮ハーフスルーは、カートフィー・諸税込みで、平日3,600円・土日祝日4,620円です。こちらは、ほとんどすべての日程でお楽しみいただけます。

全国のアコーディア傘下のゴルフ場では、2019年6月に傘下の成田GCで開催される米PGA「マスターカード・ジャパンチャンピオンシップ」を記念し、傘下コースの一部でビジター向け「チャレンジコンペ」が開催されています。同コースもその一つ。
詳しくはホームページとなりますが、成績優秀者は、6月5日成田GCで開催予定の「オフィシャルプロアマ」へご招待！とか。トム・ワトソン&マーク・オメーラ羅等などとプレー出来るチャンス・・・だそうです。

南国ムード満点の「水の王国」。池ポチャにならねば、清々しい一日となりそうです（？）。