大分竹中カントリークラブ

大分市内から車で30分ほどの大分竹中カントリークラブは、ベストコンディションに保たれたグリーンと、池越え谷越えの変化に富む18ホールです。コスパも良くて、気軽にラウンドできるカジュアルなコースとして人気があります。

1975年の開場で、地元のゼネコンの梅林建設株式会社が経営母体となり、株式会社信和サンスポーツが運営しています。二人の名匠による設計で、アマチュアの名選手として活躍した三好徳行氏は戦略的なグリーン周りを得意とし、一方、「水の小林」と呼ばれる小林光昭氏は大胆な水のレイアウトを取り入れた手法が特徴的です。ラウンドには電磁誘導式の乗用カートを使い、2サムにも便利で、アップダウンが多少ありますが楽にラウンドできます。

距離が短い分コースレイアウトに工夫を凝らしており、簡単にはあがらせてくれません。フェアウェイが狭いホールが多いので、飛距離が出るプレーヤーはプレッシャーがかかります。特にOUTの3番は、打ち下ろしのミドルホールでOBの名所？です。4番のショートホールは池越えとなり、大きな池の周辺では野鳥のカワセミを見ることもあります。INコースの18番はフェアウェイが俗に言う「馬の背」となっており、ティーショットがカギを握ります。

開業時から大分センチュリーホテルの調理部がレストランを担当しており、特に中華料理が自慢です。“五目あんかけ焼きそば”や、“五目汁そば”は常連客の定番となっています。通称「竹中丼」と呼ばれる“回鍋肉(ホイコーロー)丼”も人気の一品です。コースの状態も良く、スタッフの接客も親切丁寧なので、「気持ち良くプレーができる」との口コミ評価が多く、休日料金も手頃です。毎月2回シニアとレディースの競技会が開催されており全員に参加賞のお土産が付きます。

毎週月曜日のセルフ営業では、受付時の現金払いで、風呂は使用できずシャワーのみですが4,500円前後のプランがあります。レストランは利用できますが、支払いは現金のみとなります。なお、コースの売店は自動販売機での対応です。平日は2サムの割増しはありません。季節によって変わりますが、土日祝日では8,000円台から食事も付きますが、ロッカー代(324円税込)は別です。ウェブ会員(登録無料)限定プランは格安ですがキャディー付プランは組数制限があります。

大分竹中カントリークラブは、大自然に囲まれてゆったりとプレーを楽しめるコースです。本格中華が自慢のレストランや、メンテナンスの行き届いたコースコンディションはいつ訪れても気持ちよくラウンドを楽しめます。