嬬恋高原ゴルフ場

群馬県吾妻郡嬬恋村にある嬬恋高原ゴルフ場は、白煙を上げる浅間山を望み、本白根山の麓にある静かなリゾート地です。本格的な実践型練習ホールと宿泊施設に温泉も備えており、日帰りもお泊りもどちらでも楽しめます。

1975年に36ホールのパブリックコースとして開場し、2014年に2サム専用の浅間コースの18ホールを太陽光発電事業のために閉鎖して、現在は18ホールを引き続きプリンスホテルが営業しています。こちらの白根コースはやや距離がありますが、丘陵コースの割にフラットでリゾートゴルフを楽しむのに最適です。乗用ゴルフカーのセルフシステムで、コースの状態にもよりますが乗り入れが可能です。毎年、11月下旬から4月中旬まで冬季クローズしています。

距離は、バックティーから6,811ヤードあり、レディースティーでも5,468ヤードとやや長めですが、標高1,100メートルの高原地帯では普段より飛距離も伸び、フェアウェイも広いのでOBも気にせず、気持ちよくクラブを振ることができます。名物ホールはOUTの5番ロングホール。2オンも可能ですが、大きな受けグリーンが待ち構えており、グリーン手前側を狙うとボールがこぼれてしまう危険があるので、セカンドショットの精度が求められます。

閉鎖した浅間コースの10番から14番は本格的な実践型練習ホールとして好評です。料金は4月～7月、9月～11月が1人2,700円。3時間回り放題で3,780円となっていてゴールデンウィークと8月は少し高くなります。また西武グループのSEIBU PRINCE CLUBカードの入会で、この練習ホールを含め、ホテルなどの各種割引や優待を受けることができてポイントも貯められます。それ以外にも、独自の年次会員制度でかなりお得なプランもあるので、細かくチェックしてみてください。

開発中に仕留められた熊の剥製がクラブハウスに展示されており、場内のマスコットキャラクターになっています。グリーン周りではクマのポールから中心に向かって順目となっていて、セルフプレーには頼もしい存在です。
レストランではこんにゃくソーメンやモツ煮などのご当地名物や、地場産のキャベツが食べ放題のサービスがあり大好評です。予約が必要ですが、北陸新幹線軽井沢駅から片道1時間ほどで無料のシャトルバスが運行されています。

高原リゾートゴルフでおいしい空気のもと、何度でもラウンドしたくなる嬬恋高原ゴルフ場は、2サムでもグループでもスコアを忘れてゴルフの楽しさをあらためて気づかせてくれる、そんな憩いの場所です。