クラシック島根カントリークラブ

八百万の神々が宿る出雲大社が鎮座する島根県。もちろん、同地にはゴルフの神々が宿る名コースがたくさんあります。今日は、その中からクラシック島根カントリークラブをご紹介しましょう。

米子道・米子東インターチェンジから国道9号線を経て、松江道・三刀屋木次インターチェンジより車で約25分。JR山陰線・宍道駅より車で約35分。奥出雲の山深い里地に、突然現れた18ホールの丘陵コース。あずみ野カントリーなど数々の名コースを作り上げた村上眞が腕を振るい、1996年（平成8年）開場しました。

前述の通り、中国山地の奥深く。奥出雲の山間の丘陵地を見事に利用した奇跡の18ホール。IN12番を除いて、ほとんどが起伏に富み、レギュラーティで6,316ヤード&パー72・レート70.6は、なかなか骨の折れる設定となっています。各予約サイトの口コミでは「INが非常にトリッキー」「グリーン周りが一つのポイント」など、一筋縄では行かないプレーを物語っています。

美しい緑青色屋根のクラブハウスは、奥出雲の大自然と非常にマッチしています。太陽の光が燦燦と入るテラスにあるクラブハウスレストランでは、島根のブランド牛の一つ・奥出雲黒毛和牛を使った焼肉重やビーフカレーがお楽しみいただけます。

同コースは、セルフプレーのみのご案内となります。セルフは、ワンデーセルフと休館日ワンデーセルフスルーの二種類で、平日のワンデーセルフは2サム割増無し&昼食付です。カートフィー&諸税込みで、平日5,700円・土日祝日9,000円。土日祝日の割増は、2サムは540円（税込み）3サムは216円（税込み）となります。
レストランや売店が休日となる休館日セルフは、食事なし以外はワンデーと同条件で4,200円となります。休館日でありながら、シャワーの利用が出来るそうで、大変お得なサービスプレーメニューですね。

同コースでのプレー以外、なかなか訪れる機会がない雲南市。同地はかつて大原郡木次（きすぎ）町と呼ばれ、古くから古事記の伝説でも知られる「八岐大蛇（やまたのおろち）」伝説の里として知られています。プレーの帰路立ち寄る機会があれば、古代の日本の伝説の一端を覗いてみませんか。

神々が宿る奥出雲の地で、トリッキーなコースとの格闘を。高地にあるため、夏は涼しいと好評です。