中仙道ゴルフ倶楽部

岐阜有数のゴルフ場銀座・瑞浪高原に位置する同コースは、1986（昭和61）年に開場しました。国内のコースでは珍しいイギリスのコンサルタントが手掛けたコースで、地形や自然林をできるだけ壊さないよう活用した日本でも珍しいイングリッシュスタイル・コースとも言われています。
中央道・瑞浪インターチェンジから約20分、JR中央線・釜戸駅からタクシーで約15分となっています。

レギュラーティで6,286ヤード/パー72と距離は一般的。しかしHPによると「飛ばすよりも方向性重視のホールが多い」との案内通り、ショートコースでありながら谷越えショットあり、第一打が打ち降ろしなど一筋縄では行かない構成です。各予約サイトの口コミでは「思った以上に難しかった」との声も聞かれます。

「木曽路は全て山の中・・・」とは島崎藤村の名作「夜明け前」の一節ですが、同コースでのプレーは正に「木曽路の中を旅ゆく」雰囲気の中で進んで行きます。合掌造りを模したクラブハウスや峠の茶屋を模した様なコース内の売店には、ウェアを三度笠と合羽装束に変えようかと思ってしまうくらいです。

同コースは、セルフプレーのみの料金となります。ワンデーセルフでスルー無し。平日はカートフィーに昼食&ドリンク付きで6,800円。土日祝はカートフィー付きで13,580円。食事の有無は季節により変わりますので、HPを確認下さい。また2サム対応は、各予約サイトの企画商品のみ対象のみで、一般的に4サムが原則です。
なお、同コースは火曜日がセルフデーとなり、カートフィーのみで4,980円から。季節により変動があるほか、ロッカー使用の有無など条件も変わります。こちらも、事前にご確認下さい。

同コースのクラブハウスレストランは、クラブ直営です。珍しい事ではないのですが、公式サイト上で「レストラン便り」と題した独自の発信スペースがあり、新メニューや話題を提供しています。
最近の話題は「辛い物が大好き」と言う方も、飛び上ると言うキャッチフレーズの「地獄級激辛坦々麺」。メニューの説明には「プレーに支障が出ても一切責任取りません」と・・・それでも受けて立つと言う方、自己責任のもとでお召し上がり下さい。

その日、あなたは木曽路の旅人になった気分でプレー出来ます。自然をそのまま生かしたコースの中で、遥かな思いに浸ってみませんか。