国木原ゴルフ倶楽部

国木原ゴルフ倶楽部はPGA公認トーナメント開催実績もある本格ゴルフ場です。飽きの来ないトリッキーなレイアウト、こだわりのメニューを展開するレストランを中心に魅力をまとめました。

和歌山県海草郡にある国木原ゴルフ倶楽部は、自然公園に囲まれた丘陵コースです。みかん山に造成されたコースですが、高低差が大きくならないように工夫されており、平坦なホールが多くなっています。一方で、谷越えやドッグレッグなどのトリッキーなレイアウトも積極的に取り入れられ、変化に富んだ18ホールとなっています。その戦略性の高さゆえ、競技開催実績も豊富です。PGA公認のシニアトーナメントも開催されたことがあり、攻略には確かなテクニックが要求されます。

コースの全長はレギュラーティーから約6,200ヤード、バックティーからは約6,600ヤードとなっています。コース幅は比較的コンパクトに設計されており、ショットが左右にブレるとスコアをもまとめることは難しいでしょう。OUTコースは距離が長く、タフなホールが続きます。打ち上げ・打ち下ろし、池越え、ドッグレッグなどトリッキーなホールが次々と待ち受けます。INコースもOUTに負けず変化に富み、スリル満点のラウンドを楽しむことができます。中でも印象的なのは、ダム越えという珍しいシチュエーションの11番、フェアウェイ中央に4本の楠が立ち並ぶ18番です。一風変わった景色を見られるだけでなく、十分な戦略性も備えています。

プレー料金は時期により変動しますが、平日8,000円前後、土日祝日12,000円前後となっています。祝日を除く毎週月曜日はセルフ営業日となっており、通常料金より割安でラウンドできます。昼休憩を挟む通常ラウンドのプランに加えて、薄暮スルーのプランも展開されており、サクッと1ラウンドしたいゴルファーから人気です。コースへのアクセスは、車の方は阪和自動車道・泉南インターチェンジより約29km、電車の方は南海貴志川線・貴志駅からタクシーで10分ほどとなっています。

定番から郷土料理までオリジナリティーの溢れるメニューを展開するレストランもクラブの自慢のひとつとなっています。イチオシのメニューは和歌山県のおふくろの味「茶がゆ」です。水のかわりにお茶を使用して作る茶がゆは、地元で「おかいさん」という名で親しまれています。定番メニューのオススメは「親子丼」です。卵でとじる前に鶏肉を炭火で焼くのがこだわりポイントで、甘辛いだしと炭火の風味が絶妙に絡み合う逸品となっています。

国木原ゴルフ倶楽部は印象に残る独特なレイアウトのホールが多く、何度来てもまた挑戦したくなるゴルフ場です。定番から郷土料理まで幅広いメニューが展開されたレストランでのランチも堪能できますので、ぜひ次回のラウンドにご検討ください。