別府扇山ゴルフ倶楽部

別府市の扇山(大平山)は、毎年春に火祭りの野焼きが行われることで知られています。今回はその扇山の山麓にある別府扇山ゴルフ倶楽部の手入れの行き届いたコースの面白さや、食事に接客と口コミ評価が高いオススメのポイントを紹介します。

別府市大字鶴見にある別府扇山ゴルフ倶楽部は、1964年に第3セクター方式で開場しました。開場時には旧別府国際ゴルフ倶楽部扇山コースという名前でしたが2006年に現名称となっています。もとは牧草地だった市有地に、扇山東斜面の地形を活かして作られた18ホールの丘陵コースです。距離はレギュラーティーから6,193ヤードとやや短いですが、変化に富んだコースレイアウトとなっています。2サムでも安心のリモコン式乗用カートが導入されており、原則セルフプレーとなっています。

とても良くメンテナンスされたコースで、速いグリーンは難しく挑戦意欲を奮い立たせ、何度となくチャレンジしたくなる面白さと評判です。OUTコースはレギュラーティーから2,799ヤードと短く、ショートホールが3つのパー35で、名物ホールは2番の別府市街地を見下ろすミドルホールです。一方INコースは3,394ヤードと距離も充分あり、ロングホールが3つのパー37で、13番は左ドッグレッグの川越打ち下ろしとスリリングなミドルホールです。

木のぬくもり感じさせるクラブハウスは景色が良いだけではなく、浴室には天然温泉で露天風呂もあり、プレー後の疲れを癒してくれます。泉質は単純泉で疲労回復には特に効き目があり、さらにスタッフの笑顔の接客や、行き届いた心配りが感じられ気持ちよく過ごすことができます。別府市街地まで車で15ほどと近く、大分自動車道別府インターチェンジからは3分とアクセス良好です。登録無料の公式サイトには最新の耳寄り情報が満載です。

季節によって変動はありますが、土日祝日の昼食付カートセルフプランで8,000円前後と4人揃えばお得ですし、2サムの場合で割増料金が掛かっても休日料金としては格安です。レストランでは食事付プランの際にほとんどのメニューが追加料金なしで食べることができ、なかでも大分名物の“とり天”や、“カンパチのりゅうきゅう丼”は自家製のタレに付け込んだ人気の海鮮丼です。2018年1月からレストランを含めて館内は禁煙となり、コースでも一部を除いて禁煙です。

空の玄関口大分空港からは車で40分ほどとアクセスが良く、初心者から上級者までのあらゆる層のプレーヤーが楽しみながらラウンドできる別府扇山ゴルフ倶楽部は、コースに食事に温泉と魅力的なゴルフ場です。ぜひ足を運んでみてください。