鳴尾ゴルフ倶楽部

兵庫県川西市にある「鳴尾ゴルフ倶楽部」について紹介していきます。六甲山系の東端に位置した丘陵地に広がるコースや施設、サービスなどを中心にまとめましたので、ラウンドの参考にして下さい。

社団法人制の鳴尾ゴルフ倶楽部は、これまで数多くのチャンピオンシップが開催されてきた名門ゴルフ倶楽部です。英国インランドの古典的な趣を継承した丘陵コースは、英国人を父にもつクレーン3兄弟が設計に携わり、チャールズ・ヒュー・アリソン氏監修の手造りによるものです。徹底的に管理された高麗グリーンのホールは、90年の時を経ても手造りの技が光る、戦略的なホールとなっています。アクセスは、阪神高速、池田線・池田木部ランプより 7 kmの距離。最寄り駅の能勢電鉄・山下駅からはクラブ送迎バスも利用できます。

1920年に誕生したコースは、1924年には18ホールの本格的なゴルフコースが完成したものの、さまざま紆余曲折があり1930年に今の住所に移転。新コースを新設し現在に至っています。戦略性に富んだ丘陵コースは、レギュラーティー計算で6222ヤードほどに設定されています。自然の起状を活かした芸術性と戦略性に富んだコースは、何万人もの手作業で造り上げた奇跡の18ホール。今日までほぼ原型のまま、維持されています。鳴尾ゴルフ倶楽部が、日本屈指と評価される由縁がここにあります。

クラブハウス内には、レストランやバー、娯楽室、浴室などの施設が充実しています。すっかりお腹もすいたラウンド後は、同じ敷地内のクラブハウスの横にある「すき焼き亭」のすき焼きがオススメです。口コミでも「関西風の味付けで、霜降りの美味しいすき焼きが食べられます。あまりの美味しさにお肉を追加してしまいました。」と、評判もいいです。落ち着きのある雰囲気で、ゆったりとお食事が楽しめます。

鳴尾ゴルフ倶楽部は、完全メンバー制でビジターは受け付けていません。全てのプレー予約には、倶楽部メンバーからの紹介が必要になります。土、日、祝日は倶楽部のメンバー同伴のプレーが必須になりますが、平日は同伴無しでプレーできます。基本、ラウンドはキャディーさん付きで歩いて回りますが、料金別でカートも使用できます。携帯電話の使用は、専用電話ブース以外は禁止となっていますのでえ、注意して下さい。

鳴尾ゴルフ倶楽部は、改修を重ねているものの約90年前に設計されたホールとは思えない、手造りの技が生きたコースレイアウトになっています。ゴルフ好きなら一度は、自分の目で確かめてみたくなる芸術的なホールとなっています。