富士見高原ゴルフコース

長野県諏訪郡富士見町の富士見高原ゴルフコースは、南アルプスの稜線を望み八ヶ岳の南西麓に位置する標高1,300mのゆるやかな丘陵地の林間コースで、白樺やカラマツの木がリゾート気分を盛り上げてくれます。

1974年開場の名門パブリックコースで80万平米の広さを誇り、OB杭がありません。フェアウェイが広く距離もありますが、最新式のリモコン付乗用カートで楽に移動でき、ピン位置まで正確に測れるので安心です。ロングヒッターにとって存分に腕試しができるのと、レディースティーよりさらに前の特設ティーもあるので飛距離に自信が無くても楽しめるリゾートコースです。周辺は八ヶ岳連峰への登山口やスキー場などがあり、町の第三セクターで運営しています。天気が良い時には南八ヶ岳連峰や南アルプスの稜線も見えるほど絶好のロケーションにあり、レストランの箸袋には見える山々の名前が書かれています。

標高が高いのでボールの飛距離がいつもより伸びますが、洋芝のフェアウェイが緩やかに傾斜しているのでラフに転がってしまうこともあり、ニューベント芝で超高速グリーンの簡単にはいかない所が挑戦意欲をかきたてます。ブラインドホールもあり八ヶ岳に背を向けての順目がきついので、心配な方にはキャディー付プランがオススメです。INコースの14番はバックティーからで217ヤードと最も距離のあるショートホールです。ドラコン推奨の15番は408ヤードのミドルコースで、以前プレーに訪れた中嶋常幸プロのドライバーショットでの326ヤードという到達点看板があります。
例年12月頃から3月頃までは冬季クローズとなります。

全国でも珍しく、ゴルフ練習場にはゴルフクラブのメンテナンス工房が併設されています。長年ゴルファーを見続けてきたゴルフクラブの匠により、実際にボールを打ちながらクラブの調整をしてもらうことができます。また、パーツ専用メーカーのヘッドやシャフトを取り揃えているので、匠に相談しながら自分にぴったりのオリジナルクラブを作ってもらうことも可能です。
コースメンテナンス、スタッフの接客に関しても口コミで評判が良く、気持ちよく1日を過ごせるゴルフ場です。

レストランの名物は富士見町特産の野菜を使った酸味のある“ルバーブカレー”や馬刺しや手打ち蕎麦がセットされた伝統メニューの“信州さくら御膳”など、和・洋・中すべてが揃う豊富なメニューにはすべて高原野菜のサラダバイキングが付いています。なかでも一番人気は、“ポンドステーキ”で1ポンドが無理なら半分や三分の一のサイズもあります。
また、ショップではお買い得の商品も多く、プレー中に裾直しのサービスがあるので、プレイヤーから重宝されています。

東京から約2時間と少しだけ離れている富士見高原ゴルフコースですが、周辺のホテルやペンションなどでのお得なゴルフパックもあり、ぜひ都会の喧騒から離れ足を運べばリゾートゴルフで心身ともにリフレッシュできること請け合いです。