オーク・ヒルズカントリークラブ

オーク・ヒルズカントリークラブは設計者の知略が張り巡らされた手強いコースです。頭をフル回転させて挑む、知的なゴルフを楽しみたい方にオススメのゴルフ場となっています。

オーク・ヒルズカントリークラブは、世界的巨匠ロバート・トレンド・ジョーンズJr.氏によって設計されたゴルフ場です。彼は「リスク&リワード（危険と報酬）」を設計哲学としており、高度な戦略設計を好むことで知られます。その証拠に、国内外を問わず手掛けたゴルフ場の多くが有名トーナメントの舞台となっています。また、こちらのゴルフ場は日本で初めてベントのワングリーンを採用したことでも知られています。広大なワングリーンは攻め方を間違えると大叩きの呼び水となり、上級者をも唸らせます。

難関コースを手掛けた巨匠は、「設計者の究極の目的はプレーヤーを阻むこと」と語ります。コースは一見広く見えますが、フェアウェイの幅が絞ってありキープするのは一苦労。また、存在感のある池とガードバンカーがプレッシャーとなりメンタルが試されます。名物の16番はグリーン手前を横切る大きな池が特徴の緊張感あるロングホール。池の手前には大きな立木も配置されており、セカンドショットの置き所も重要となります。強引な攻めを許さない、設計者の意地が感じ取れる名物ホールです。

難関コースの攻略には入念なウォーミングアップが欠かせません。こちらのゴルフ場では、練習環境も申し分なく整っています。130ヤードのドライビングレンジはコンパクトではありますが、ショットの感覚と球筋を見極めるには十分な大きさです。アプローチ練習場は30ヤード程度の少し距離のある寄せまで対応します。コース同様にアゴの張った本格的なバンカーも用意されており、事前にコンディションを確かめられるのは大きなアドバンテージとなります。2面ある練習グリーンはどちらも広く、適度にアンジュレーションが効いています。混雑もしにくく、パットを合わせることに集中できます。

千葉県香取市に位置するオーク・ヒルズカントリークラブは東関東自動車道・大栄インターを降りて約8分、都心からも約1時間とアクセスも良好です。電車の場合も最寄り駅からクラブバスの送迎サービスが利用できます。プレー料金は時期により変動はありますが、平日6,000円前後・土日祝16,000円前後となっています。薄暮プランもあり、ハーフだけでなくスルーも選択できるので午後からガッツリ18ホールを楽しむことも可能です。

オーク・ヒルズカントリークラブに行った際には練習場でしっかりとエンジンをかけて、ぜひとも果敢な攻めのゴルフを展開してみてください。設計者の哲学の通り、リスクを取ればきっとバーディーがついてきます。