ゴルフというと、どうしてもドライバーと飛距離に関心が集まります。
しかし、ゴルフのスコアを縮めるには実はアプローチショットもとても大切です。
たとえティーショットが飛ばなくても、セカンドショットがダフっても、アプローチショットで寄せワンにつければスコアは作れます。
300ヤードは難しくても、20ヤード、30ヤードのアプローチショットならば、たとえゴルフ初心者であっても練習次第で上級者と勝負できると思います。

心地よい打感で打ったアプローチショットがイメージ通りの弾道でピンそばに落ちて、ピタリと止まった時の爽快感はまた格別のものがあります。
その成果を試すのに最適な、千葉県成田エリアでアプローチの練習ができるゴルフ場を紹介します。

千葉県成田エリアでアプローチ練習場が併設されたゴルフ場

早いグリーンでアプローチに要注意な「成田フェアフィールドゴルフクラブ」

成田フェアフィールドゴルフクラブは車で成田インターから約15分で到着します。綺麗なクラブハウス、全体的に広く、素直なレイアウトのコースです。距離もそれほど長くはないので接待にも対応できるように作られたコースであることがうかがえます。また、初心者も気持ちよく打てるコースです。

ここはグリーンのコンディションが評判で、攻略しがいのある早いグリーンに仕上がっていますす。

それだけにスタート前のアプローチ練習場でタッチの感覚を確かめてからラウンドすることは必須です。
ここで腕を磨けば上級者ともいい勝負ができると思いますし、アプローチのテクニックを身につけるには最適なコースだと思います

グリーン周りのアプローチがキモの「長太郎カントリークラブ」

長太郎カントリークラブは1979年開場のゴルフ場です。純粋にプレーを楽しみたいゴルファー向けのコースレイアウトになっています。

広いフェアウェーは一見フラットに見えますが微妙なアップダウンやアンジュレーションがあり、ティーショットはのびのび打てますが、次打が油断できない面白さがあります。
グリーン周りは多くのホールでガードバンカーが効いていますので、アプローチは慎重さと思い切りのよさが求められます。
上げて止めるか、転がして寄せるかといった決断が求められ、自信のある打ち方で上手く寄せられた時には大きな達成感が感じられるでしょう。

このゴルフ場の特筆すべき点はアプローチの練習場が、メンバー専用とビジター用に分かれていることです。アプローチに自信が無いビジターの方でも、メンバーの方に迷惑をかけずに練習ができるところが特徴です。

クラブハウスのオープンと同時に受付をして、スタートまでじっくりアプローチの練習に費やすのもオススメです。

初訪はキャディ付きがオススメの「白鳳カントリー倶楽部」

白鳳カントリー倶楽部はブラインドのホールや池、バンカーの数と配置など、「初めての方はキャディ付きをオススメします」とゴルフ場があらかじめ「難しいですよ」と教えてくれている、戦略性が求められるゴルフ場です。

全体的に距離は短めですのでアイアンがある程度まっすぐ打てるプレーヤーであれば、プレーを存分に楽しめるコースでもあります。

コースマネジメントを常に考え、バンカー越えや池越えのアプローチをいかにうまく打てるかがスコアを決定づける要素になります。
なんとなく打ったのでは結果オーライが期待できないゴルフコース、と言えるのではないでしょうか。

アプローチ練習場がありますので、ラウンド前にバンカー越えにふわりと上げるアプローチを想定して予習し、ホールアウト後に反省練習もオススメです。

自然のあるがままに設計された「神崎カントリークラブ」

神崎カントリークラブはあるがままの自然を極力壊すことなく作られたゴルフコースですのでしっかりと枝を張った樹木が多く、クラブハウスの造形を含めて落ち着きと風格を感じさせるレイアウトになっています。

樹木は多いですが、コース幅は広く取られていますので、ティーショットではさほどプレッシャーは感じないと思います。

しかし、フェアウェー全体に微妙なアンジュレーションがあり、油断すると思わぬミスが発生しますので、常に足裏で地面の傾斜と状態をしっかり感じ取ってプレーすることが大切になります。

そして花道が適度な広さで設けられているホールが多いので、日頃のアプローチショットの練習成果を試すには最適なゴルフコースだと思います。

正確なアプローチが求められるトリッキーなコース「ゴルフ倶楽部成田ハイツリー」

第一回日本シリーズを制し、海外でも活躍した日本プロゴルフ界のレジェンド石井朝夫プロ設計のコースです。池越えのショートホールや、深さ5メートルのバンカー、高低差20メートルの打ち下ろしなど、緻密な計算と冷静さが求められる、石井朝夫プロのゴルフ観が遺憾なく盛り込まれた、戦略的なコースになっています。

当然、アプローチも漫然と打っていたのではまとまらないため、ラウンド前にアプローチ練習場でしっかりとタッチの感覚を確かめておくことが重要です。
常にアスリートゴルファーに人気がある戦略的なコースですが、それでありながらコース内には60種類、約8,500本の庭園木を配するなど、ひととき気持ちを和ませる配慮もされています。

ここで寄せワンがいくつか取れればアプローチの技術が向上したと、思ってもよいのではないでしょうか。

まとめ

今回は、アプローチ練習場があるゴルフ場をご紹介しました。
ゴルフのスコアを作るのはパターとアプローチです。パターのプレッシャーを軽くするためにもアプローチ精度の向上は欠かせません。ゴルフ場内にアプローチ練習場があることで、ラウンド前やお昼休憩時などにみっちりと練習できるのは、ゴルファーにとって心強いものです。

今回ご紹介したゴルフ場は、どれも多彩なアプローチを身につけてプレーすれば更に面白さが感じられますので、これらのコースに出かけてみてはいかがでしょうか。

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