旧軽井沢ゴルフクラブ
高級別荘地として有名な長野県軽井沢市にある旧軽井沢ゴルフクラブは、完全なるプライベートクラブとしてメンバー同伴以外は入場できず、日本でも最古の部類であり100年の伝統と格式を重んじる超名門コースです。
長野県最古のゴルフコース「旧軽井沢ゴルフクラブ」
古いから『旧軽』ではなく幾多の変換を経て旧軽井沢という地名に因む
同じく名門の軽井沢ゴルフ倶楽部を『新軽』、こちらを『旧軽』と呼んで区別していて、元は大正8年『新軽』が借地に9ホールで誕生し、その後近くの別な場所に18ホールとして移転しました。跡地は施設を地主が引き継ぎパブリック営業で戦時下を迎えます。終戦後は米軍に接収されていましたが、その後有志が買い取り、夏は涼しく秋の紅葉が見事なので、別荘にやってくる多くの政財界人たちの憩いの場所として12ホールで待望の再開にこぎつけたのです。
原設計者とその後の改造を手掛けた設計者
OUT、6ホールIN、6ホールのパー48なので、最初の6ホールを加えてOUT→IN→OUTかIN→OUT→INの18ホールでプレーすることが多いようです。設計者は英国人のトム・ニコル氏で、ポットバンカーやアゴの高いバンカーなどの戦略性の高い技巧派の好むコースレイアウトでしたが、昭和48年にはニコル氏の指導を受けた安田幸吉氏が主にOUTコースの改造を行い、平成元年から7年にかけて米国人のマイケル・ポーレット氏が大改造を行いました。
もともと別荘地の狭く限られたスペースを活かしハザードの配置を工夫する設計
ポーレット氏の平成の大改造は主にグリーンとその周りでしたが、リンクステイストを日本風に近づけながらも雰囲気を全く変えてしまわないように気遣いながら、アウトの1番ホールにはアメリカンスタイルの渚バンカーを配置するなど設計者の個性も打ち出しています。距離は多少短くなりましたが戦略性は全く損なわれておらず、グリーンは俗に言うポテトチップグリーンでスティンプメーターは常に9.5フィートから10.5フィートを指します。
高原ならではのボールの飛距離と景色の良さ
ラウンドはキャディー付きの歩行スタイルですが、距離は総じて3,986ヤードとそう長くはありません。ただ標高1,000メートル前後なのでボールの飛びが良く、最初は距離感を合わせるのに苦労します。コースは手入れが行き届いており、フェアウェイは短く刈り込まれディボット跡はまずありません。見晴らしの良いホールも多くアウトの5番ミドルホールは街並みやスキー場が見える打ち降ろしで、ワンオンも可能ですがグリーン手前にポットバンカーのトリップが待ち受けています。
旧軽井沢ゴルフクラブのまとめ
明治時代は不毛の地だったこの場所を先人たちが今の姿に変え、生み出された旧軽井沢ゴルフクラブは、ゆったりとした時の流れにリゾート気分を満喫しつつも、果敢に攻め抜く英国式ゴルフスタイルを体験できます。
コース詳細情報
コース基本情報
最寄高速道路 | 上信越自動車道 |
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最寄IC | 碓氷軽井沢インターチェンジ |
所在地 | 長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1372-3 |
電話番号 | 0267-42-2080 |
FAX番号 | 0267-42-9277 |
開場日 | 1900年1月1日 |
休場日 | 火曜日(7月初旬~9月初旬は無休)、11月下旬から4月中旬までクローズ |
使用可能クレジットカード | JCB ダイナース アメックス |
シューズ指定 | ソフトスパイク・スパイクレス・メタルスパイク全て可 |
服装指定 | ゴルフ場規定に準ずる |
付帯施設(練習場) | なし |
付帯施設(宿泊施設) | なし |
付帯施設(その他) | なし |
コース情報
設計者 | J・マイケル・ポーレット, トム・ニコル |
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コース種別 | 丘陵 |
コース高低差 | 適度なアップダウン |
面積 | 万㎡ |
グリーン | その他 |
グリーン数 | 1グリーン |
ホール数 | 12 |
パー数 | 0 |
コース名 | OUT、IN |
距離 | 4,289Y |
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