セントクリークゴルフクラブ

愛知県豊田市月原町にあるセントクリークゴルフクラブは、女子プロトーナメントの開催コースでもあり、豪華なクラブハウスを構えコースの管理も行き届いた高級メンバーシップコースです。県内でもコースレートが高いことで有名です。

1989年に開場したセントクリークゴルフクラブは、プロゴルファーとしても世界的に有名なジャック・ニクラウス氏の設計で、アメリカンスタイルのコースデザインを得意とし、彼の特徴的なグリーンへのこだわりが特に感じられる27ホールです。EAST・WEST・SOUTHの3コースで、リゾート開発事業を全国に展開するデベロッパーのリゾートトラストグループが運営しており、ネット予約はあまり取らずメンバー主体で原則同伴ゲストは一人となっています。

ほとんどのティーグラウンドもしくは、セカンドショット付近からグリーンが見える比較的フラットな丘陵コースです。備え付けの詳細なコースガイドがあるのでリモコン付乗用カートによるセルフプレーでも安心ですが、キャディー付プランも選択できます。トーナメント開催コースでもあるのでバックティーからは7,000ヤード前後と距離があり、アベレージプレーヤーからシングルさんまで性別、年齢問わず幅広い層で楽しめる3コースです。

クラブハウスはまるでヨーロッパのお城のような外観でハウス内は広くゆったりとしており、豪華な雰囲気でくつろげます。2階のレストランはフロントで事前確認の連絡が必要です。オススメは厚切りの“牛タン御膳”で“鰻まぶし丼と茗荷の天麩羅ソーメンのスモールセット”などはそれぞれ単品でも大丈夫です。“アップルパイ”のお土産も人気です。6月から9月までの夏季を除いてはブレザー・ジャケットなどの上着着用の服装規定があります。

大きなグリーンは通常の2倍ほどもあり、傾斜やうねりがきついうえにボールの転がりが早くなるように仕上げてあります。その中でも名物ホールと言われているのがSOUTHコースの4番ミドルホールで、なんとグリーンの中に深さが2メートルほどのバンカーがあり、せっかくのナイスオンが落とし所によっては砂の餌食になってしまうのです。3面ある練習グリーンが良く手入れされており、本番さながらにパッティングが調整できるのでラウンド前のウォーミングアップに役立ちます。

セントクリークゴルフクラブは、ホタルが生息する環境に優しいゴルフ場として地域への社会貢献もはたしており、なお且つゴルファーへの自然を巧みに活かした完璧なコース造りは、一度はラウンドしたい憧れのコースです。