
ゴルフを始めた方の中には、ゴルフクラブを購入したいけど、何を基準に選んで、買っていいのかわからない人もいると思います。ネットで検索しても、沢山種類があり過ぎて、どの商品・用品を選んで買えばいいのか…。
メーカーだけ見ても、テーラーメイド、キャロウェイ、ダンロップ、ピン、タイトリスト、ブリヂストン、本間ゴルフ、ヨネックス、ヤマハ、など様々なブランドがあり、いろんなデザインのドライバーが売り出されています。
シャフトもスチールやカーボンなどのフレックスに始まり長さやバランス、キックポイント(調子)、トルク、など。
グリップ?フェース角?ロフト角?ライ角?
様々な用語があり、値段もピンキリだし迷うな…。なんて悩んだりしていませんか?
そこで、今回は初心者の方にも分かりやすく、ドライバーの選び方のコツを伝授していきたいと思います!
自分に合うクラブを探すには、シャフトのしなりの硬さとクラブの重さが重要!
初心者に合うクラブを探すのは実は簡単⁉︎

当然のことですが、ゴルフを始めた方達はコースでのラウンドにも、まだ行ったことがない方も多いと思います。
打ちっぱなしでの練習やスクールのレッスンに一生懸命に取り組んでいてもスイングが固まってもいないので、色んな種類のクラブを振っても、違いがわかないというのが率直な感想だと思います。安い買い物ではないので、買っても、自分に合わなかったら、、、と不安になっている方も多くいらっしゃるかと思います。そして、購入するポイントを何処に置くかで、クラブの選び方は変わってきます。
・最初は価格を安く抑えたいから、中古クラブにする
・最初は人から貰ったクラブを使い、上達してから購入を検討する
・好きなプロゴルファーが使っているクラブと同じモデル、同じメーカーを使いたい
・最初はハーフセットにして、後からフルセットに買い替える
などなど、人それぞれ、購入に至る事情や動機の理由があると思います。最初は自分の都合に合わせて購入、または、使用しても問題はありません。
ただ、それでも、ゴルフクラブを選ぶ際に押さえておきたい、機能面でのポイントがあるので、それを押さえた上で、クラブの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
ポイントとなるのは、”シャフトのしなりの硬さ”と、”クラブの重さ”です。このポイントさえ抑えておけば、実はクラブ選びは意外と難しくありません。ぜひ、事項以降の内容を参考にしながら、自分に合うクラブを探してみてください!
シャフトの”しなり”とは?

では、早速シャフトの”しなり”から説明します。
シャフトとは、グリップ(握る箇所)とヘッド(打つ箇所)を繋いでいるカーボン素材の長い棒の部分です。
シャフトは、スイング中にシャフトが”しなる”ことによって、クラブが加速してヘッドにボールが衝突することで、ボールを飛ばしています。
このシャフトの”しなり”には強度があり、硬い”しなり”のシャフトは、スイングスピードが速い方、柔らかい”しなり”のシャフトはスイングスピードが遅い方に向いています。シャフトには、硬さを示す表記があり、基本的に、L、A、R、SR、S、SX、Xと表記されています。
このシャフトの硬さは、L→A→R→SR→S→SX→Xというように、Lシャフトから順に硬くなっており、Xシャフトが一番硬くなります。これを基準にシャフトの種類から自分のヘッドスピードに合うシャフトを選ぶことになります。
自分に合うシャフトの硬さとは?

前項でシャフトの”しなり”について説明しましたが、自分にあったシャフトを選ぶには、自分のヘッドスピードを知る必要があります。自分にヘッドスピードに合わない柔らかいシャフトを選んだ場合、球は大きく曲がってしまったり、飛距離が落ちてしまいます。また、自分のヘッドスピードより硬いシャフトを選んだ場合は球が上がらないで失速したり、力みから、スライスなど球が曲がったりとミスの要因になりえます。
シャフトの硬さのことをフレックスと言いますが、自分のヘッドスピードの速さに合うシャフトフレックスのクラブを選ぶことが大切な要素になります。
適正シャフトの種類とヘッドスピードの目安
適正シャフトの種類 | ヘッドスピードの目安 |
---|---|
Lシャフト | 30m/sー34m/s |
Aシャフト | 30m/sー39m/s |
Rシャフト | 40m/sー42m/s |
SRシャフト | 42m/sー44m/s |
Sシャフト | 44m/sー46m/s |
SXシャフト | 46m/sー48m/s |
Xシャフト | 49m/sー51m/s以上 |
ヘッドスピードを計るには大型店のゴルフショップの弾道測定器や自分で簡易ヘッドスピード測定器を購入する方法があります。
しっかり計測をして、自分に合ったシャフトが付いてるドライバーを購入しましょう。
また、初心者でも体力に自信がある方のクラブ選びについては、現時点でヘッドスピードの計測値がRシャフト(目安40m/sー42m/s)の場合でも、1年後や2年後のことを見越して、スイングが良くなり、ヘッドスピードが上がる可能性もあるので、ワンフレックス上のSシャフトを購入することをオススメします。
クラブの重さとは?

シャフトの硬さと同様にクラブ重さも、クラブ選びの重要な要素になります。
目安として、総重量が300g以下のクラブだと女性やシニア層の方がターゲットに作られており、300g〜310g以内だと平均的な男性層に合うドライバーの総重量です。また、体力に自信がある男性は、310g以上の総重量の重さがある方が安定してスイングができて、飛距離、方向性が安定する傾向があります。
なお、どのクラブが軽いか、重いか等は、カタログやスペック表を見れば、ある程度わかりますが、かなりザックリ言ってしまうと、国産メーカーのドライバーは比較的、軽く作られている傾向にあり、海外メーカーのドライバーについては比較的重く作られています。
基本、重めのクラブはヘッドスピードが速い方用に作られていて、軽いクラブは初心者の方や年配層の方、女性の方などの、比較的ヘッドスピードが遅い傾向の方を対象に作られています。
ポイントは振り切れる範囲内でクラブを探す!

シャフトの硬さと重さについては、できるだけ、振り切れる範囲内で、重いクラブ、硬いシャフトを選ぶ事をオススメします。
理由は硬いシャフト、重いヘッドの方がタイミング、リズムが取りやすく、飛距離と方向性の両立が可能になるからです。
反対に自分にとって、軽過ぎるクラブは手打ちになりやすく、タイミング、リズムが取りづらくなります。スイングがギクシャクしてしまい、ボールの方向性も安定しないなど、ミスの原因になるため、シャフトの硬さと重さは、自分が振り切れる、限界の一歩手前くらいのクラブを選ぶことをオススメします‼︎
ご自身とって、重過ぎるドライバーは、スライス(右に曲がる)などのミスが多発したりするので、購入の際は、本記事を参考に自身にあったクラブを選んでください。
最初に購入するドライバーはどんなドライバーを選べばいいの?
ゴルフハック編集部がオススメする初心者向け、最初に買うオススメドライバー!

初心者オススメドライバーをトップ3を編集部の独断で選びます‼︎
3位 キャロウェイローグスター
高弾道が特徴で飛距離性能が抜群で、どんなヘッドスピード方でもシャフトを選別すれば、飛距離アップ、方向性安定が実現できると人気。またクセのないドライバーなので、ゴルフ入門したばかりの人にはオススメです。
キャロウェイローグスタードライバーの試打記事はコチラ!

今回はCallaway(キャロウェイ)から新作(2018年)で出たローグスタードライバーです。
JAILBREAK テクノロジー × NEW X-Face VFT テクノロジーの導入により、ボールの初速が更に向上
2位 PlNG(ピン)G400 SF TECドライバー
ゴルフを始めた方の90%がスライス(右に曲がる)ボールになると言われてますが、このドライバーは右に曲がらないように、ヒール側に重心がある機能がある為、右に曲がるボールが出ないような作りになっている為、初心者には味方になってくれるクラブです‼︎
PING(ピン)G400 SF TECドライバーの試打記事はコチラ!

PING(ピン)のG400シリーズは、「ブレない。抵抗しない。反発する」の3つのチカラでブレずに飛ばせるというのが公式サイトでも掲げられています。同じG400シリーズの中でも、G400 SF TECという右へのミスを抑えることに特化したドライバーを試打してきました。
1位 ONOFF(オノフ)ドライバー 赤 2018
初心者オススメNo.1はオノフのドライバー AKA 2018です!!
とにかく優しく軽いヘッドと先が走るシャフトの相性が抜群で、優しくゴルフを覚えたい、ビギナーゴルフファーには大きな武器になるのは、間違いないでしょう。また、軽いヘッドなので、体力に自信がない方やシニア層のビギナーには是非とも使ってほしいドライバーです!
ONOFF(オノフ)ドライバー赤2018ドライバーの試打記事はコチラ!

グローブライドが送り出す主力ブランドONOFF(オノフ)。片山晋呉プロや李知姫(イ・ジヒ)プロも使用するグローブライド ONOFF(オノフ)ブランドのドライバーAKA 2018を試打してきました。
まとめ
昨今、各メーカーの熾烈な競争によりゴルフクラブもとても進化してきています。
大きなヘッドでスウィートスポット(芯)が広く作られているドライバーが多く、昔から比べると、真っ直ぐ飛ぶ、飛距離が出るなど、優しいクラブを販売しています。
しかし、シャフトの硬さやクラブの重みが、自分の適性に合わないクラブを使っていると、せっかく買った優しいクラブも難しくなってしまい、結果、上達が遅れるなどの問題が起きてくるため、”シャフトのしなりの硬さ”と、”クラブの重さ”のポイントを押さえて、自分に合っているクラブで、楽しいゴルフライフを歩んでください!
中古品も見逃せない!!
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BRIDGESTONE(ブリジストン)のTOUR B(ツアーB)シリーズは、アスリートゴルファーのために開発されたクラブで、開発チームがアスリートゴルファー向けにこだわって作らたとのことです。

発売から既に1年半以上が経過しているTaylorMadeのM2ドライバー。未だに人気が高く少し前までは、公式サイトでも新品の入手ができていました。M2ドライバーは、2016年モデルと2017年モデルがあります。今回、2017年モデルのM2ドライバーを入手することができました。