冬のゴルフでは普通のグローブを着用しているだけだと、手がかじかんでしまい、まともにスイングすることができなくなります。常に動き回るスポーツであれば手がかじかむほど冷えてしまうことは少ないですが、止まっている時間が多いゴルフの場合は、しっかりと防寒対策するのが良いでしょう。

そこで今回は手の防寒対策として、防寒グローブの選び方やオススメ商品を紹介します。寒さを気にせずにゴルフを楽しみたいのであれば、ぜひ目を通してみてください。人によっては想像以上の効果が得られるかもしれません。

指先の冷えは防寒グローブで防ぐ

防寒グローブってなに?

防寒グローブというのは保温性能と防風性能を重視して作られた、冬用のゴルフグローブのことをいいます。熱を逃がさず冷気に触れさせない作りとなっているため、寒さで手がかじかんでしまうのを防ぐことができます。

ただ、普通のグローブが通気性と操作性を備えている一方、防寒グローブは基本的に生地が厚めに作られているので、いつも通りの感覚で打つのは難しいといえるでしょう。感覚の違いが嫌だという理由から、防寒グローブを使わないという方も少なくありません。

しかし防寒グローブの中には感覚を重視したタイプもあります。選び方一つでクラブを握ったときの感覚を保ったまま寒さが防げるため、ここで選び方を覚えておくようにしましょう。

防寒グローブを選ぶときのポイント

防寒グローブを選ぶときは、防寒機能と操作性のバランスをとることが大切です。どちらか片方に偏っていると、その使いづらさから「普通のグローブの方がいい」という結論にたどり着いてしまいます。

しかしながら、防寒グローブは普通のタイプよりも生地が厚く作られる分、どちらかの性能に偏ってしまいやすいのが特徴です。温かさを求めれば動かしづらくなり、扱いやすさを求めれば寒さを防げなくなります。

そのため防寒グローブ選びでは、温かさと使いやすさの両方をチェックし、それぞれ納得のいくところでバランスをとる必要があります。ちなみに、グローブとの相性が使い心地に影響する部分は普通のグローブと変わらないため、人気やランキングなどは参考程度にとどめ、自分に合ったものを探すようにしてみてください。

コースに出る前に調整しておこう

防寒グローブを購入した後は、コースに出る前に練習で慣らしておくようにしましょう。どれだけ自分に合ったグローブを選べたとしても、普通のグローブと比べてしまえば、クラブを握ったときの感覚は別物です。

人によっては感覚の違いが原因で、まったく打てなくなることもありえます。ラウンド当日におろしてしまったばかりにパフォーマンスが総崩れし「まったくゴルフを楽しめなかった」となる可能性も十分に考えられます。

なかには違いが気にならない方や、ほとんどパフォーマンスが変わらない方もいますが、変化の大小にかかわらず事前の調整はしておくべきといえるでしょう。また防寒グローブを2セット以上購入した場合には、使用する分と予備の分でそれぞれ1セットずつ慣らしておくのが得策です。

指を出すタイプのグローブも検討してみよう

「どうしても防寒グローブが合わない」と感じるのであれば、指を出すタイプのグローブを試してみると良いでしょう。指を出すタイプであれば、グリップの感覚が分かりやすいため、防寒機能と操作性のバランスがとりやすくなります。

より繊細に感覚を掴みたいときにも、防寒グローブから指を外して打つことができるので、手の感覚を重視している方にはとくにオススメです。もしも防寒対策に頭を悩ませているのであれば、指を出すタイプもチェックしてみてください。

ゴルフハックがオススメする防寒グローブ3選

記事で取り上げたポイントを基準に、3つの商品を厳選しました。それぞれに特徴が異なった防寒グローブなので、自分に合うかどうかを考えながら選んでみてください。大事なのは防寒性能と使い心地のバランスをとることです。

七里商店「七里冬手袋」

生地を厚くして温かさが確保された、防寒性能寄りのグローブです。通常のグローブよりもややタイトに作られているので、若干の打ちづらさを感じるかもしれません。また購入の際はS・M・Lのサイズ表記に頼るのではなく、寸法で合わせて選ぶのが良いでしょう。

kasco(キャスコ)Heat WARM GLOVE

防風に特化した素材「KAZESHUT」が採用された、操作性能寄りのグローブです。冷気を通さないことで熱が奪われないようにしているため、元々手の温度が低い場合には、もう少しだけ保温性能が欲しいと感じるかもしれません。

FINGER TEN® 防寒グローブ 指が出るタイプ

手の甲から手首全体までをカバーする防寒グローブです。通常のグローブを装着した上から着用できるので、普段とほとんど変わらない感覚を実現できます。グローブをしていない方の指が冷たいと感じる場合には、通常タイプの両手グローブを活用するのも良いでしょう。

まとめ

手の防寒対策には防寒グローブを採用するのがオススメです。そのうえで、防寒グローブを選ぶときに注目しておくと良いのが、防寒機能と操作性のバランスです。それぞれ納得のいくレベルでバランスがとれていないと、十分に冬ゴルフを楽しむことはできないでしょう。

その点、今回の記事で取り上げた情報を基に防寒グローブを選べば、防寒機能と操作性のバランスがとれたグローブを手にすることができます。冬ゴルフを楽しいものにできるかどうかが分かれる部分なので、ラウンドの予定がある方は参考にしてみてはいかがでしょうか?

冬ゴルフを楽しむための防寒対策まとめ

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