ゴルフコンペの幹事を経験されたことはあるでしょうか。ゴルフコンペには参加したことはあっても、幹事を経験したことがある方は少ないのではないでしょうか。会社のゴルフ部やゴルフ仲間とコンペを開催したい!と考えている方も多いと思います。
今回は、ゴルフコンペで幹事を任されたという方に向けて、予算の組み方やゴルフコンペ開催時のノウハウをご紹介します。
ぜひ、参考にして、楽しいゴルフコンペを開催してください!

幹事さん必見!ゴルフコンペでの予算の組み方とノウハウ特集!

ゴルフコンペにおける予算の内訳

基本的に、どの様なイベントや催しでも予算を設定するかと思います。おおよその会費は、安ければ安いほど喜ばれるのは当然なのですが、大体、15,000円〜25,000円くらいが相場ではないでしょうか。(もちろん、開催するゴルフ場やゴルフコンペで利用する景品などにもよりけりですが、20,000円以下に押さえたいところですね)

そして、この会費の内訳ですが、「ゴルフ場に支払うプレー費」と「ゴルフコンペの参加費」となります。
ゴルフコンペの参加費は、備品代(ドラコン用の旗や開会式用のスモークボール、その他ゴルフコンペに必要な備品を購入)と賞品代、パーティー/表彰式でかかる費用として使います。

支払いですが、幹事が一括で支払う形がスマートです。そして、参加費用の回収は、事前に実施しておくことをオススメいたします。当日、現地で回収となるとバタバタしてしまって、参加費用をいただくのを忘れてしまった、誰に支払っていただいたのかわからなくなったなど、幹事の宿命となるトラブルが発生するからです。当日は、ゴルフコンペの運営に時間を使うことになるので、極力、事前に完了できることは、終わらせておくのが無難です。

そして、一括払いは、クレジットカードで支払いをすると自身にクレジットカードのポイントがついたりするので、うまく運用したいところですね。

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ゴルフ場に支払うプレー費とゴルフ場探し!

ゴルフ場に支払うプレー費は、当然、コンペを開催するゴルフ場によるのですが、最近はどのゴルフ場でもコンペプランを用意していることが多いです。このため、開催するエリアを決めて、エリア内にあるゴルフ場のプランを見ていけば、すぐにプレー費用も決められると思います。ゴルフ場によって、パーティー会場があったり、パーティー用プランがあったりするので、プランの詳細を確認しましょう。高くても18,000円/1名以内くらいで探すことができると良いのではないでしょうか。(土日祝の場合、プレー費がそもそも高いので、平日開催できるのが理想ではあります)
また、ゴルフ場のエリア選定は、大変重要となってきます。ゴルフコンペの場合、現地集合/現地解散が理想ではあるのですが、場合によっては、バスを手配したり、電車で移動したりなど、参加者の状況によって、別の交通手段を考慮しておく必要があるからです。極力、近場が良いと考えるのも当然で、朝の集合時間が早くなりすぎない、終了後の帰宅が遅くなりすぎないなど近ければ、こういった問題も考慮しなくてよくなります。このため、参加者がどこからゴルフ場に行くことになるのかを考えて、エリアを決めましょう。ただし、例外もあって、宿泊でのゴルフコンペであれば、場所が多少遠くなったとしても、ゆとりをもったスケジュールを組むことができるでしょう。

ゴルフコンペでの参加費の決め方!

ゴルフコンペの参加費ですが、ゴルフコンペでは、プレー費用とは別に打ち上げパーティー用の参加費を設定します。一般的な相場感としては、2,000円〜5,000円くらいと言われていますが、ゴルフコンペに参加する人やゴルフコンペにかける情熱!?などで、費用を調整するのがよいでしょう。その会費に参加人数をかけた金額が参加費の総予算となります。
上述した備品代と賞品代、パーティー/表彰式でかかる費用をこの参加費から捻出することになります。
例えば、ゴルフコンペの参加者が20名、予算4,000円/1名とします。
参加費の総予算は、20名×4,000円=80,000円、ここからパーティー&表彰式を開催する場合は、軽食とドリンク付きで2,000円/1名ほど必要となります。このため、パーティーでかかる費用は、20名×2,000円=40,000円となり、総予算から軽食費を引く(80,000円-40,000円=40,000円)と40,000円なります。そして、備品代を10,000円とすると賞品に利用できるのは30,000円となります。

そして、最近は、ゴルフコンペ後のパーティーを省略して、表彰式だけ開催するという場合も増えてきています。この場合のメリットとしては、予算の組み方にもよりますが、賞品代で利用できる費用が増える、参加費をおさえられるという点です。
上記の例でパーティーを開催しなかった場合、パーティー代で必要であった40,000円が丸々浮くことになるため、当初の賞品代30,000円にプラス40,000円、合計70,000円で賞品代を考えることができるようになります。また、参加費4,000円を半額の2,000円にしても、賞品代は、当初予定のままの30,000円で、参加費用を半額にすることができます。

参加費と参加人数により、大きく金額が変動するので、きちんとシミュレーションして参加費を決めることが重要です。そして、幹事の裁量で、賞品を豪華にする、参加費を下げるなど、いかよにでも調整できるので、腕の見せ所となります!

ゴルフコンペで設定する賞の種類は???

賞品の予算が確定したら、あとは賞品を獲得してもらうための「賞」を設定します。参加者は、この賞を目指してラウンドするので、賞の設定はゴルフコンペを盛り上げるためにも大変重要になってきます!
設定する賞は、景品を獲得するために設けられます。そして一般的によく設定されている賞は以下のようなものとなっています。

<成績順による賞>
▶優勝、準優勝、3位までの上位者賞
▶下位から2番目に贈るブービー賞
▶最下位の方への敢闘賞

<ベスグロ賞>
▶ラウンド終了時の総打数をグロススコアと言いますが、ハンディキャップなしの総打数(グロススコア)が一番少なかった方へ贈る賞

<ドラコン賞/ニアピン賞>
▶指定ホールでフェアウェイをキープして一番ボールを飛ばした人に贈るドラコン賞
▶指定ホールでティーショットをピンに一番近付けた人に贈るニアピン賞

<その他>
▶参加してくれた人全員に配布する「参加賞」
▶順位の数字のきりが良い番号に設定する「飛び賞」(5位刻みや10位刻みで設定する)
▶ラウンド中にイーグルやバーディーを出した人に「イーグル賞」や「バーディー賞」
▶参加者の中で一番オシャレな人に贈る「ベストドレッサー賞」
▶ハンディキャップなしの総打数(グロススコア)が最も多い人に贈る「猛打賞」
▶アウトとインのスコア差が一番大きい人には「大波賞」、スコア差が一番小さい人には「小波賞」、スコア差が同じ人には「水平賞」
▶フェアウェイをキープして、一番ボールが飛ばなかった人に贈る「ドラ短賞」
▶初めてゴルフコンペに参加した人で一番たくさん打った人へ贈る「若葉賞」

賞の設定は、一般的に設定しておく賞、その場が盛り上がるような賞など、参加人数や予算、ゴルフコンペに参加してくれた方などのTPO見極めて決めるのが良いです。取引先など知らない方もいる場合は、あまりにふざけた賞を贈ると気を悪くされる方もおりますし、参加してくれた方全員に絶対に何かもらえるよう入賞しなかった人には参加賞を設定したり、仲間内であれば、かなりハジけている賞を設定することで更に盛り上がるでしょう!

ゴルフコンペで考慮しておくとよい幹事様向けHow to!

その他にも、考慮しておくと良いポイントは、
・スコア入力付きGPSナビカートが導入されているゴルフ場か
・ホール数が18ホール以上あるゴルフ場か
・インターチェンジから近いゴルフ場か
・参加者全員が通いやすい場所か
・昼食が美味しいのかどうかやバイキングなどが開催されているのかどうか
・女性参加者がいる場合は、レディースティーとレギュラーティーのヤーデージの差、コース難易度、アメニティグッズの充実度、パウダールームが設置されているか
・ハンディキャップなど、コンペでの競技方法(ペリア方式/新ペリア方式/ネオストジョン方式)
・一緒にラウンドする方々の組み合わせ決め
などなど、考えればキリがないのも事実ですが、ここは幹事の腕の見せ所でもあり、経験値の積み上げで差が出てくる部分でもあります。一人で背負い込まずに周囲の仲間に声をかけて協力しながらゴルフコンペを成功させましょう!

まとめ

ゴルフコンペで幹事が考えないといけない予算の組み方とノウハウをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
幹事は、例外的に最初から完璧にこなせる方もいるのですが、最初から完璧にできる人は殆どおらず、経験がモノをいいます。最初は周囲にいる先駆者に学び経験を積みながら、自身が幹事をする番を待ちましょう。そしていざ自身の順番が回ってきた際は、落ち着いて、1つ1つを確実に進捗させながら、自身も含めた参加者全員が楽しめるゴルフコンペの実現を目指してください!
全国のゴルフコンペ幹事の皆さまに少しでも参考にしていただければ幸いです。ぜひ、ゴルフを楽しんでください!

コンペ利用にオススメのゴルフ場

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