「賭けゴルフ」、「握り」、「スクラッチ」と聞いて、いろいろ連想される方もいるかも知れませんが、もちろん、全ての賭けゴルフにおいて、金銭を賭けることは法に触れますのでご注意ください。さて、今回はここぞという時のゴルフプレーを、数倍楽しく盛り上げてくれる、賭けゴルフのゲーム性について紹介していきます。良識をわきまえた賭けゴルフは、ゴルフの手軽な遊びとして、グループでも、2人でも、存分に楽しめるところがいいところです。賭けゴルフの種類は主に 『ナッソー』や『オリンピック』、『お友達』などがよく知られていますが、他にも沢山の種類があります。今回は、賭けゴルフの種類やルール、遊び方について見ていきましょう。

賭けゴルフの種類と遊び方のルールについて解説!

1.オリンピック:グリーンオンしてから1打でカップインを競う

賭けゴルフの「オリンピック」は、4人1組で、グリーンオンしたところからスタートします。パッティングのみに特化した賭けゴルフで、ワンパットでカップインを競うゲームです。
【遊び方のルール】
オリンピックは、カップから1番近い人 (鉄)がカップインすれば、他のメンバーからそれぞれ、1ポイントがもらえます。2番目に近い人 (銅)は、2ポイント。3番目の人(銀)は、3ポイント。4番目人(金)は、4ポイントがもらえます。この4番目の人は、ピンから一番遠い訳ですから、他の3人から4ポイント×3=12ポイントがもらえます。これを18ホール行っていくのが「オリンピック」です。オプションとして、グリーン外からチップイン した場合は5ポイントがもらえる「ダイヤモンド」や、カップから1番近い (鉄)の人が1打でカップインできなかった場合は−1点 となる「クズ鉄」などのルールをプラスすると、よりゲーム性が盛り上がり楽しめるかも知れません。

2. ラスベガス:最も大差が付きやすく粗い

賭けゴルフの中でも、最も得点の差が粗くなるのがこのゲームです。1組4人で2人ずつ、1番打者と4番打者、2番打者と3番打者とがペアになり、協力して対戦します。
【遊び方のルール】
2人ずつペアを組みます。各ペアの2人のうち、スコアの数字が良い方(打数が少ない人)を、10の桁。スコアの数字が悪い方(打数が多い人)を、1の桁において計算します。たとえば、あるホールでAチームの1番打者が4、2番打者が7、だったとしましょう。Bチームの1番打者が7、2番打者が5のスコアだとすると、Aチームが47、Bチームが57となります。Aチームが10ポイントの勝ちとなり、このような計算方法で18ホールを回り、合計得点の少ないチームが勝ちになります。

3.ピンポンパン:点取りゲーム

ゲーム性が分かり安く、自分との戦いになる個人ゲームなので、集中してゲームに望めるかと思います。
【遊び方のルール】
点取りゲームの1種で、各ホールで最初にグリーンにオンした人が1ポイント入り、全員がオンしたときにピンに一番近い人が1ポイント。一番早くカップインした人が、1ポイントがもらえるゲームです。18ホールを回って、合計得点が一番多い人が勝ちになります。バリエーションとして、ストローク・プレーと組み合わせると、よりいっそう楽しめるでしょう。

4. お友達 :ホールごとに新しいお友達をつくって戦う

4人がそれぞれティーショットを行い、ボールの止まった位置で、2人ずつのダブルス(お友達)を決めます。
【遊び方のルール】
お友達のゲーム性は、まず4人がそれぞれティーショットを打ちます。打ったボールの位置が近い者同士がダブルスを組んで、2組でスコアを競うゲームです。このゲームの特徴は、毎回ティーショットを打ってから、ダブルスの相手を決めます。例えばパー4のホールで、ダブルスのメンバーがともにパーで上がった場合は、そのホールの得点は「44点」となります。相手側のふたりがともにボギーなら「55点」となって、スコアの少ない方の点差、11点の勝ちになります。ハーフに一回だけ、打つ前にリーチをかけることができ、得点が2倍となるなどのバリエーションもあります。

5. オネスト ジョン:スコアをラウンド前に申告する

オネストジョンは、事前に自分がどれくらいのスコアで回れるかを予想して、ラウンド前に申告します。ラウンドが終了した時点で、自分が申告したスコアに、いちばん近い人が優勝するというゲーム性です。
【遊び方のルール】
コンペスタート前に、自分が18ホールをどれくらいのスコアで回れるかを申告します。スコアのポイント計算は、予想スコアと実際のスコアが同じであれば優勝です。たとえば、事前申告よりスコアがよかった人には、1打につき+1、事前申告より悪かった人は1打につき+2が一般的です。たとえば、「90」で回ると申告して、ラウンド終了したら「95」だったとしましょう。その場合は、「5」オーバーで、相手側に2倍の10ポイントが入ります。反対に「85」で上がると「5」アンダーとなった場合、5ポイントが相手側のポイントになります。オネスト ジョンはあらかじ予想して決めたスコアと実際のスコアの差が、多くても少なくても相手側にポイントが入る仕組みになっていますので、その差を縮めることが重要なポイントになります。

6. ナッソー:昔からあるポピュラーな賭けゴルフ

ナッソーは比較的昔から行われている賭けゴルフで、OUT9ホール・IN9ホール・トータル18ホールの3つに分け、1対1や2対2のチームで、ストローク・プレーまたはマッチ・プレーで対戦します。
【遊び方のルール】
例えば、1対1の対戦では、太郎さんのOUTのスコアが(42)、INのスコアが(48)、18ホールの合計は(90)になります。同じく、次郎さんのスコアがOUT (43)、IN(49)で合計を(92)とします。前半は、太郎さんが勝ちで1ポイント入ります。後半も、太郎さんが勝ちで1ポイント入ります。トータル18ホールでも、太郎さんの勝利で1ポイントが入ります。このように、18ホールをアウト、イン、トータルの三つに区分しているので、前半負けても後半の頑張り勝てる望みが出てきます。

7. 竿一(さおいち):ピンの長さと同じ距離を1打で決める

竿一は、グリーンに設置されてあるピンの長さと同じ距離を、パット1打でカップインできるかを競います。
【遊び方のルール】
グリーンに設置されているピンの長さ以上のパットの距離を、1打で入れた場合に同伴プレイヤーから1ポイントもらえるゲームです。竿一を宣言し、3パットで入れた場合は、逆にポイントを取られてしまいます。 (2パッドの場合はペナルティなし)ワンピン以上のパットを宣言してワンパットで沈めたら、同伴プレイヤーから1ポイントずつもらえます。

8. タテ:ゴルフの実力が同じぐらいの人と楽しむ

対戦相手の実力に、大きな差がある場合は痛い目に合うこと必至です。スコア カードのタテ、ストロークの合計を争う賭けゴルフです。
【遊び方のルール】
ラウンドが終了した時点で、スコア カードのタテ、つまり18ホールのストローク数を競うものです。ラウンドが終了するまでドキドキものです。ハンディがあればそれを引き、1ストローク1点として合計点を計算して勝敗を決めます。スコアに上限がないので、ゴルフの上手い人と対戦すると恐ろしいことになります。ビギナーや大叩きする人は痛い目に合うこと必至です。

9. ヨコ :ビギナーでも気軽に楽しめる賭けゴルフ

比較的ビギナーにも安心して楽しめる賭けゴルフです。
【遊び方のルール】
タテと同じくヨコは、ラウンド終了後のスコアカードヨコの、各ホールのマッチ・プレーで競います。ホールごとのハンディを引いたうえで計算し勝敗を決めます。タテと違うところは、こちらの賭けゴルフは、1ホールで大叩きしても、負けは1点のみなので、ビギナーでも気軽に楽しめます。物足りないと思う人は、タテ、ヨコを併用すると、粗い賭けゴルフになります。

10. アベレージ スコア:大人数で行う賭けゴルフに最適

賭けゴルフには、個人戦向きや団体戦向きがあり、アベレージ スコアはどちらかといえば、大人数で行う賭けゴルフに適しています。
【遊び方のルール】
親陸コンペなどの団体戦に向いている賭けゴルフです。4人1組で1チームを作り、各ホールの4人の合計ストロークを4で割り、そのチームの平均ストロークを計算します。ハンディキャップも同様に4人の平均値を出しておきます。18ホール分のグロススコアからハンディを引いたあとのネットスコアで、勝敗を決めます。どちらかといえば、大人数で行う賭けゴルフに適しています。

まとめ

いろいろな賭けゴルフを紹介してきましたが、好みのゲームは見つかりましたでしょうか。ゴルフ仲間やコンペなどの幹事さんは、賭けゴルフのゲームを幾つか覚えておくと、自然と盛り上がりますのでオススメです。ただ、盛り上がりすぎて羽目を外しませんようご注意ください。これまで紹介してきました全ての賭けゴルフは、金銭はもちろんコンペの賞品を賭けた場合でも、賭博とみなされますので、くれぐれも良識のあるゴルフ遊びの範囲で、行うようお願いいたします。

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