春になれば芝もだんだん色づいてきて、ますますゴルフが楽しくなる季節ですね。特に桜の咲く時期は短い期間であるものの、ゴルフ場が1年を通して一番華やかで、美しくなる時期ではないでしょうか。満開の桜のもとで、爽やかな風と桜吹雪を浴びながらゴルフができる喜びは何物にも代えがたい経験です。そこで今回は、日本のゴルフ発祥の地であり、名門コースを含めゴルフ場数が最多級の兵庫県で桜のきれいなゴルフ場をまとめました。ぜひ春のラウンド選びの参考にしていただければ幸いです。

兵庫県で桜のきれいなゴルフ場特集

コース内に1,500本以上の桜が咲き誇る「有馬カンツリー倶楽部」

兵庫県三田市にある有馬カンツリー倶楽部は、1960年に開場された歴史と伝統に育まれたゴルフ場で、関西ではよく知られた名門コースです。桜の名所としても有名で、コース内には1,500本を超える桜の木がありますが、クラブハウスへの進入路の両脇にも桜が咲き乱れ、スタート前から優雅な気分にしてくれます。例年見頃は4月上旬から中旬にかけての時期です。コースレイアウトはこの地域としては比較的アップアダウンは少ないですが、谷越えやドッグレッグなど戦略性豊かな18ホールズです。女子プロのファイナルQTの会場にもなっており、アスリートゴルファーにもピッタリのゴルフ場です。中国道の神戸三田インターチェンジからわずか5キロ以内と神戸や大阪中心地からも近くアクセス抜群のコースです。

必見超レア・幹から松が伸びている桜がある「播州東洋ゴルフ倶楽部」

兵庫県加西市にある播州東洋ゴルフ倶楽部は、今年開場45年を迎えた、名匠・上田治氏設計の丘陵コースです。競技仕様にゼブラカットされたフェアウェイはワイドでドライバーを思い切って振れますが、オーガスタナショナルゴルフクラブと同種の芝を使用した大きなワングリーンと池やバンカーなどが効果的に配置されていてなかなか手ごわいコースです。桜の見頃は例年4月上旬で、コース内は松が中心ながら桜の木も多く植えられています。ここにはおそらく世界でも他にないであろう、幹に松が生えている桜の木があります。この桜は6番ホールから7番ホールの間の道路脇にありますのでお見逃し無いように。中国道からも山陽道からも最寄インターチェンジより10km以内と、アクセスも申し分ありません。

コースの至る所でソメイヨシノが咲き誇る「姫路相生カントリークラブ」

兵庫県の南西部、相生市にある姫路相生カントリークラブは、1975年開場で中村寅吉氏設計の美しい丘陵コースです。高低差が約27mあるものの、OUTはほぼフラットでフェアウェイも広めでまっすぐなホールも多い雄大なレイアウト、逆にINは打ち上げ、打ち下ろしやブラインドホールも多くトリッキーな造りで、違った雰囲気を味わえるコースです。桜は例年4月上旬から中旬にかけてが見頃で、コースの至る所にソメイヨシノが咲き乱れています。またコース進入路では美しい八重桜がゴルファーを迎えてくれます。山陽道の龍野西インターチェンジからわずか15分、山陽線相生駅から車で10分と近く、神戸市内や大阪市内からも1時間半圏内とアクセスも良好です。

県道から続く長い桜並木は必見「吉川ロイヤルゴルフクラブ」

兵庫県加東市にある吉川ロイヤルゴルフクラブは、開場からまだ歴史の浅いゴルフ場で、兵庫県に多い、かなりトリッキーなコースです。初心者にはやや難しいかもしれませんが、プレー料金は非常にリーズナブルで手軽に挑戦できるコースでもあります。中上級者には攻めごたえがあり、14本すべてのクラブを活用して、精度あるショットと高いマネジメント力を要求されます。県内でもやや北部に位置するため、桜は例年4月中旬が見頃となりますが、見どころはコースへの進入路を挟んだ桜並木と、ゴルフ場までの県道数百mに渡って10m間隔で並ぶ桜です。またコース内の茶店周辺に加えて、INコース10番のグリーン周りに咲き誇る桜は圧巻です。

ゴルファーを迎えてくれる桜のトンネルが印象的「白鷺ゴルフクラブ」

世界文化遺産姫路城のある姫路市の北東部にある白鷺ゴルフクラブは1996年に開場した比較的新しいゴルフ場です。グレッグ・ノーマン氏が日本で初めて全設計したゴルフ場で、高い戦略性と魅力あふれる18ホールズです。狭くてトリッキーなコースが多い兵庫県の中ではフェアウェイも広くオーソドックスなレイアウトですが、適度なアンジュレーションの中に、池を多く配して戦略性を高めていて一筋縄ではいきません。3月下旬から4月上旬にかけての桜の季節には、コース内やクラブハウス周辺の桜がきれいに咲き誇ります。特にコースへの進入路にある桜のトンネルが見事です。近隣の住民がわざわざ花見に訪れるほどですから、きっと素晴らしいお花見ゴルフの思い出になることでしょう。

夜桜と大阪平野の夜景が楽しめる「雲雀丘ゴルフ倶楽部」

兵庫県宝塚市にある雲雀丘ゴルフ倶楽部は、1958年開場という非常に歴史あるゴルフ場です。18ホールトータル3,000ヤード未満でパー60というショートコース並みのレイアウトで、狭くてアップダウンも多いので好き嫌いは分かれるかもしれません。ただその分値段も安く、大阪平野の市街地が一望できる開放感ある眺望が魅力のコースです。阪神高速川西小花出口からも近く、大阪駅からでも空いていれば20分ほどで行けますし、阪急電車でも行けるので気軽に花見ゴルフが可能です。桜の見頃は例年4月上旬から中旬あたりで、ゴルフ場入り口付近の桜が一番きれいです。また、ナイタープランもあるので大阪平野の夜景と夜桜を見ながらのラウンドができる貴重なゴルフ場です。

まとめ

兵庫県にある桜のきれいなゴルフ場についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。桜のシーズンはゴルフシーズン突入の時期と重なるため、今回ご紹介したゴルフ場はもちろん、ほとんどのゴルフ場で特に週末は予約が取りにくくなります。桜前線の動きに注目しながら、お早めにお花見ゴルフの計画を立てることをオススメします。

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