PING(ピン)のG400シリーズは、「ブレない。抵抗しない。反発する」の3つのチカラでブレずに飛ばせるというのが公式サイトでも掲げられています。同じG400シリーズの中でも、G400 SF TECという右へのミスを抑えることに特化したドライバーを試打してきました。
本当に右へのミスが減るのか、G400 MAXとの違いはあるのか、どういう人に向いているのか、試打をしているので、感想や所感をレポートします!

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PING(ピン)G400 SF TECドライバーをゴルフハック編集部が分析!

PING(ピン)G400 SF TECドライバーは、どういう人にオススメか?

G400シリーズ特徴は、操作性と直進性を兼ね備えたドライバーで、グラフの通り、弾道の高さはロースピン傾向ですが、高弾道で球もあげやすいのが特徴です。
特に G400SFTは、捕まるのが特徴で、右にいくなどのスライス傾向の強い人でも安心して捕まるクラブになります。

PING(ピン)G400 SF TECドライバーの見た目とスペックを紹介!

PING(ピン)G400 SF TECドライバー見た目!

クラウンの形ですが、ヘッド体積は、445cm3で投影面積が広いヘッドです。クラウン部分に突起のデザイン(タービュレーター)が施されていて空気抵抗を減らす工夫がされています。(この辺は、同シリーズのG400MAXとLSTと同じですね)

フェイス部分ですが、新素材を採用したことで、前作よりも16%ほどたわむフェイスは、シャロー過ぎるわけでもなく、程よいディープ寄りになっています。
また、G400シリーズはモデルによってロフト角の設定が変わり、G400SFTは10°と12°を選ぶことができます。

ソールは、ソール後方にはタングステンが装着されています。
G400SFTはヒール側に重心をもってくることで、捕まる弾道を打ちやすくなっています。

試打したシャフトはALTA J CBのSシャフト。中調子でシャフト重量は55gです。ダウンから中間部が比較的しなり最後に少しだけ先が走るので、捕まりが良く、操作性の良いシャフトだと思います。

PING(ピン)G400 SF TECドライバーのメーカースペック

ロフト角(度)1012
ヘッド体積(CC)445
ライ角(度)59
総重量(g)・バランス約291・D0(ALTA J CB・R・45.75インチ)

※メーカーのカタログスペック

PING(ピン)G400 SF TECドライバーのシャフトメーカースペック

シャフト名ALTA DISTANZAALTA J CBPING TOUR 173-65PING TOUR 173-75ATTAS CoooL 6Speeder 661 EVOLUTION Ⅳ
素材カーボンカーボンカーボンカーボンカーボンカーボン
標準クラブ長(inch)4645.7545.2545.2545.2545.25
フレックス-RSRSTSRSXRSXSRSXSRSX
重量(g)404550556057616668758064666865.567.569.5
トルク(度)5.95.95.24.74.44.33.43.23.32.92.83.63.63.63.73.73.7
キックポイント中先中元手元中元手元先中

※メーカーのカタログスペック

PING(ピン)G400 SF TECドライバーの試打レビューとデータ計測

PING(ピン)G400 SF TECドライバーを試打

構えてみると、G400SFTのヘッド形状は左を向いたフック形状。

試打した時の感想は、G400SFTは右にいく気配がないのが特徴だと思います。

スライスを打つもりでも、右にいくスライスは皆無で、ドロー回転が掛かり、力強い弾道で飛んでいきました。また、捕まりやすい特性なのか、他のG400シリーズのドライバーよりフェイスに乗る時間が長いのが印象的でした。ただ、どちらといえば、打感は固めで、今迄のGシリーズの中では、弾きは良いと思いますので飛距離性能は高い印象でした。

また、いつもスライスをして、スピン量が多い方などは、どんな打ち方でも捕まる、G400SFTドライバーなら、大幅な飛距離アップ望め、スライスとも決別出来るので、ティーショットの不安がなくなり、スコアアップが期待できると思いまいました。

今回、シャフトのラインナップで「ALTA DISTANZA」が加わりました。重量は40gと軽く、先調子なので、G400SFTヘッドとの組み合わせは、捕まるシャフトと捕まるヘッドですので、スライスとは決別できるのは間違いと思います。

■動画
実際に打ってみた際の動画は以下

インパクト動画

撮影協力
井山ゴルフ練習場:https://www.iyama-golf.com/

PING(ピン)G400 SF TECドライバーの試打をYupiteru(ユピテル)でデータ計

Yupiteru(ユピテル)で計測データです。(レンジボール仕様)
とにかく捕まる!という印象でした。

まとめ

今回はG400SFTを試打してきました。G400SFTドライバーは、右に曲がってスライスしてしまう方も、今まで重心距離が長めのヘッドで捕まらない人でも、安心して捕まるヘッドです。
スライサーの方でもスピン量も安定して、それでいて、弾道も高く、飛距離アップも期待出来るドライバーだと思います。また、前作より弾き感や、初速もアップしていますので、是非G400SFTドライバーの性能を感じてみてください!!

また、PINGの400シリーズはSTD(スタンダード)とSFT(捕まる)LST(ロースピン)MAXの4種類発売されています。PINGを選択すれば、おそらくどんなゴルファーの方にでも合うヘッドが必ず見つかるはずですので、選択肢の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。

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