試打記事担当。ゴルフ場数日本最多の北海道出身。ティーチング歴11年、USGTFティーチングプロ資格を持つ国際ゴルフティーチングプロ。ベストスコア67。寺社仏閣巡りが趣味。花や植物を愛する優しい心で親切・丁寧にゴルフの魅力をお伝えします。豊富な経験と知識でゴルフクラブの特徴を徹底解説!USGTF(United States Golf Teachers Federation)会員。
今回は、公式サイトで「飛びの“芯食い”体験」と紹介されているXXIO X(ゼクシオ テン)のドライバーを紹介します。このゼクシオシリーズは、発売から18年以上たっていますが、常にゴルフ業界の中でトップを走り続けるダンロップスポーツが誇るブランドです。2000年に発売されてから2年ごとにモデルチェンジをしており、今回で10代目のモデルとなっています。
では早速、試打をしてみた感想や所感を!
ゴルフクラブをどうやって選んだらいいか悩んでいる方は、コチラの記事も!
ゴルフを始めた方、またはこれから始めてみようかなとお考えの方の中には、クラブを購入したいけど、何を基準に選んで、買っていいのかわからない人もいると思います。ネットで検索しても、沢山種類があり過ぎて、どれを選んで買えばいいのか…。値段もピンキリだし迷うな…。と感じるのではないでしょうか。
XXIO(ゼクシオ) のXXIO X(ゼクシオ テン)ドライバーをゴルフハック編集部が分析!
XXIO(ゼクシオ) のXXIO X(ゼクシオ テン)ドライバーは、どういう人にオススメか?
XXIOらしく、飛距離、直進性、捕まり、などは高評価になっています。ヘッド、シャフト、グリップの3点全てが、完成度の高い作り込みがされている理由からです。
オススメはヘッドが軽いため、初級者〜中級者のシニア層は試す価値がありそうです。
また、ヘッドスピードが速い方は充分に試打をして、シャフトの硬さなどを見極めれば、大いに検討する価値はあると思います。
XXIO(ゼクシオ) のXXIO X(ゼクシオ テン)ドライバーの見た目とスペックを紹介!
XXIO X(ゼクシオ テン)ドライバーの見た目!
クラウン部分の形状は、上から見ると若干左を向いていて、優しく捕まる仕様。
体積は460ccですが投影面積はさほど大き過ぎない印象。
そして、機能面は、クラウン部分後方がシャローバックになっていて、薄肉軽量化も実現されており、ゼクシオブランド特有の安心感があります。
フェイス部分は、シャローフェイスになっていて、球が上がりやすそう印象を受けます。
今回はトウ側のフェイス部分を薄肉、芯を34%広げたフェイス面。
ソール部分の後方にある、ウエイトが従来より10mm後方に配置し深重心化と慣性モーメント拡大することで、インパクト時に芯を外しても飛距離ロス、方向性が安定します。
今回、試打したシャフトは「S」でシャフトの調子は「中調子」。重量は、45gとなっています。シャフトの中間部から、やや手元側しなりを感じられ、中元調子に近い印象。
XXIO(ゼクシオ) のXXIO X(ゼクシオ テン)ドライバー メーカースペック
ヘッド素材 | フェース:チタン(Super-TIX® PLUS for XXIO) | |||
---|---|---|---|---|
ボディ/クラウン:8-2チタン+SUSウエイト | ||||
ヘッド製法 | フェース:鍛造 | |||
ボディ:真空精密鋳造 | ||||
仕上げ | ミラー+セラミックショット+サテン仕上げ | |||
〈ネイビー〉高輝度メタリックブルー グラデーション偏光塗装 バッジ:シルバー+ネイビー | ||||
〈レッド〉高輝度メタリックレッド グラデーション偏光塗装 バッジ:シルバー+レッド | ||||
#1 | ||||
ロフト角(°) | 8.5 | 9.5 | 10.5 | 11.5 |
ライ角(°) | 59 | |||
ヘッド体積(cm³) | 460 | |||
クラブの長さ(インチ) | 45.75 | |||
バランス | D6(S) D6(SR) D5(R) D5(R2) | |||
クラブの重さ(g) R | 270 |
XXIO X(ゼクシオ テン)ドライバーの試打レビューとデータ計測
XXIO X(ゼクシオ テン)ドライバー を試打
構えてみると、体積460ccでも、投影面積は大き過ぎることもなく、若干フックフェイスで捕まりやすそうで、安心感がありました。
実際に打ってみると、弾道は高弾道で程よく捕まえやすく、安定したビッグキャリーが打てました。また、シャフトですが、手元側から中間部にかけて、程よくしなるため、トップからの切り返しのタイミングが取りやすい印象です。
ゼクシオと言えば打音ですよね。なんとも言えない金属音の高い音が印象に残りますが、この打音が、飛んだ気にさせてくれるのは間違いないです。
実際に何度もこの打音を聞いてると、どんどんリズムも良くなり、18ホールを気持ちよくラウンドできると思います。
■動画
実際に打ってみた際の動画は以下
インパクト動画
撮影協力
井山ゴルフ練習場:https://www.iyama-golf.com/
XXIO X(ゼクシオ テン)ドライバーの試打をYupiteru(ユピテル)でデータ計測
Yupiteru(ユピテル)で計測データです。(レンジボール仕様)
打った際の音が最高に気持ちよく、軽くで振りやすいゴルフクラブです。
まとめ
2年間の開発を経て、発売された待望のXXIO X(ゼクシオX)ドライバー!
前作のゼクシオ9で捕まり過ぎていたと感じた方、敬遠されていた方でも、ゼクシオXだと捕まりを抑えることができます。そして、捕まらない訳でもなく、スライサーでも充分に使えます!!
また、何より、シニア層には嬉しい、クラブ自体の軽さがあるので、ヘッドスピードが落ちてきた方は、特にオススメです!
中古品も見逃せない!!
合わせて読みたい・その他の試打記事
Callaway(キャロウェイ)のEPICシリーズは2年ぶりのモデルチェンジ。あらたに搭載されたFLASHフェースに、従来から採用されているJAILBREAK テクノロジーなど、盛りだくさんの新モデルを編集部で試打してきましたので、レビューしていきます!
アスリートゴルファー御用達と言っても過言ではない、BRIDGESTONE(ブリジストン)TOUR BのXDシリーズ。今回は、BRIDGESTONE(ブリジストン)TOUR B XD-3 ドライバーを試打してきましたので、レビューしていきたいと思います。
今回はCallaway(キャロウェイ)から新作(2018年)で出たローグスタードライバーです。
JAILBREAK テクノロジー × NEW X-Face VFT テクノロジーの導入により、ボールの初速が更に向上
「ルールは破らない。常識を破る」をコンセプトにしたCallaway(キャロウェイ)GBBエピックサブゼロドライバー。今回は2017年2月に発売したモデルを試打してきました。
PING(ピン)のG400シリーズは、「ブレない。抵抗しない。反発する」の3つのチカラでブレずに飛ばせるというのが公式サイトでも掲げられています。同じG400シリーズの中でも、G400 SF TECという右へのミスを抑えることに特化したドライバーを試打してきました。
PING(ピン)のG400シリーズで、G400 LS TECは、吹き上がりを抑えて低スピンと強弾道で飛ばすを掲げているドライバーとなっています。このPING(ピン)G400 LS TECを試打してきました。
PING(ピン)といえば、古いゴルフファンの方には「パター」というイメージがあるかもしれませんが、G400シリーズを筆頭に数々のヒットとなるウッドやアイアンを発売しています。
公式サイトには、「全てのプレイヤーに、禁断の飛距離を」とあるCallaway(キャロウェイ)GBBエピックスタードライバー。今回は2017年2月に発売されたエピックスターを試打してきました。
BRIDGESTONE(ブリジストン)のTOUR B(ツアーB)シリーズは、アスリートゴルファーのために開発されたクラブで、開発チームがアスリートゴルファー向けにこだわって作らたとのことです。
018年2月にテーラーメイドの主力ブランドであるMシリーズのM3ドライバーが発売されました。M3にはヘッドが440cm3と460cm3があるのですが、今回は460cm3のレビューをします。
グローブライドが送り出す主力ブランドONOFF(オノフ)。片山晋呉プロや李知姫(イ・ジヒ)プロも使用するグローブライド ONOFF(オノフ)ブランドのドライバーAKA 2018を試打してきました。