PING(ピン)といえば、古いゴルフファンの方には「パター」というイメージがあるかもしれませんが、G400シリーズを筆頭に数々のヒットとなるウッドやアイアンを発売しています。またPING(ピン)のフィッターは、全世界でその名を轟かせており、超一流のプロゴルファーから我々アマチュアゴルファーにあう最上の1本をフィッティングしてくれることでも有名です。今回は、PING(ピン)の主力シリーズである2018年3月に発売されたG400 MAXドライバーを試打しましたので感想や所感をレポートします。

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PING(ピン)G400 MAX ドライバーをゴルフハック編集部が分析!

PING(ピン)G400 MAX ドライバーは、どういう人にオススメか?

G400シリーズ特徴は、操作性と直進性を兼ね備えたドライバーで、グラフの通り、弾道の高さはロースピン傾向ですが、高弾道で球もあげやすいのが特徴です。
特にG400MAXは他のG400シリーズより体積が460㎤のため、直進性が他G400シリーズより高く、曲がり幅も少ないので、初心者やティーショットに不安の方にオススメです。

PING(ピン)G400 MAX ドライバーの見た目とスペックを紹介!

PING(ピン)G400 MAX ドライバー見た目!

クラウンの形ですが、ヘッド体積は、他のG400シリーズより、体積が大きく、460㎤で投影面積が広いヘッドで安心感があります。
クラウン部分に突起のデザイン(タービュレーター)が施されていて空気抵抗を減らす工夫がされています。(この辺は、同シリーズのSFTとLSTと同じですね)

フェイス部分ですが、新素材を採用したことで、前作よりも16%ほどたわむフェイスは、シャロー過ぎるわけでもなく、程よいディープ寄りになっています。
また、G400シリーズはモデルによってロフト角の設定が変わり、G400MAXは9°と10.5°を選ぶことができます。

ソールは、ソール後方にはタングステンが装着されています。
また、G400MAXは他のG400シリーズより2倍のタングステン・ウエイトが入っているのが特徴で深い重心で高弾道が可能になっています。

試打したシャフトはALTA J CBのSシャフト。中調子でシャフト重量は55gです。ダウンから中間部が比較的しなり、最後に少しだけ先が走るので、捕まり良く、操作性も良いシャフトです。

PING(ピン)G400 MAX ドライバーのメーカースペック

ロフト角(度)910.5
ヘッド体積(CC)460
ライ角(度)59
総重量(g)・バランス約283・D5(ALTA DISTANZA・46インチ) / 約295・D3(ALTA J CB・R・45.75インチ)

※メーカーのカタログスペック

PING(ピン)G400 MAX ドライバーのシャフトメーカースペック

シャフト名ALTA DISTANZAALTA J CBPING TOUR 173-65PING TOUR 173-75ATTAS CoooL 6Speeder 661 EVOLUTION Ⅳ
素材カーボンカーボンカーボンカーボンカーボンカーボン
標準クラブ長(inch)4645.7545.2545.2545.2545.25
フレックス-RSRSTSRSXRSXSRSXSRSX
重量(g)404550556057616668758064666865.567.569.5
トルク(度)5.95.95.24.74.44.33.43.23.32.92.83.63.63.63.73.73.7
キックポイント中先中元手元中元手元先中

※メーカーカタログスペック

PING(ピン)G400 MAX ドライバーの試打レビューとデータ計測

PING(ピン)G400 MAX ドライバーを試打

構えてみると、G400MAXのヘッド形状は比較的に真っ直ぐなストレート形状。

打った時の感想は、G400MAXはG400SFTやG400LSTとは違いストレート弾道で飛ぶのが特徴でした。操作性も直進性も併せ持っているので、高弾道で球も上げやすく、ロースピン傾向のドライバーで弾道が低くキャリー不足で悩んでる方にも合う印象を受けました。

また、打感はフェイスに一度乗ってから、ボールを弾いてくれるので、方向性と飛距離も両立できる仕様になっていると思います。

PING(ピン)といえばサイドスピンがなく、飛距離より方向性というイメージでしたが、今回は前に前にいくような球筋ですので飛距離も出ていく感じです。

シャフトの「ALTA DISTANZA」は重量40gとシニア層をターゲットとしているシャフトをライナップしています。今までPING(ピン)を敬遠されてきたシニア層の方や縁がなかった方にもぜひ試していただきたいドライバーです。

■動画
実際に打ってみた際の動画は以下

インパクト動画

撮影協力
井山ゴルフ練習場:https://www.iyama-golf.com/

PING(ピン)G400 MAX ドライバーの試打をYupiteru(ユピテル)でデータ計測

Yupiteru(ユピテル)で計測データです。(レンジボール仕様)
数値ではわかりにくいですが、球の上がりが抜群でPINGの安定感を感じられました。

まとめ

今回はG400MAXを試打してきました。G400MAXは体積も他の400シリーズより体積が大きく、構えると、安心感があります。また、直進性が高く、本当に曲がらないというのが感想でした。
弾道は高弾道で低スピン弾道で大きなキャリーとランが期待出来るドライバーですので、飛距離不足の方や、とにかく優しいクラブを探している方には一押しのドライバーです!!

また、PINGの400シリーズはSTD(スタンダード)とSFT(捕まる)LST(ロースピン)MAXの4種類発売されています。400シリーズを選択すれば、どんな悩みを持っているゴルファーにでも自分にピッタリのヘッドが見つかるはずです。

中古品も見逃せない!!

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