日本が誇る名設計家である上田治氏は西日本を中心に多くのゴルフ場をデザインしてきました。造園手法である「借景」を取り入れた景観と造形の美しさ、ダイナミックなハザードが彼の設計の特徴です。本記事では上田治氏が関西地方で設計した20のゴルフ場の魅力をまとめています。ぜひ、次回ラウンドするゴルフ場選定にお役立てください。

兵庫県にある上田治が設計したゴルフ場

兵庫県にある「有馬ロイヤルゴルフクラブ」

兵庫県神戸市にある有馬ロイヤルゴルフクラブは、ロイヤルコース、ノーブルコースの2コース36ホールで構成されています。ロイヤルコースは上田治氏、ノーブルコースはロバート・ボン・へギー氏が設計を手掛けており、どちらもプレイヤーの知略と技量が試される本格派コースとなっています。
上田治氏が設計したロイヤルコースは雄大な自然を活かして設計されており、雄大なロケーションを持ちます。フェアウェイはエバーグリーンで冬場でも美しい緑の芝が保たれています。随所に池やグラスバンカーなどのハザードが効果的に配置されており、緻密な戦略も求められます。フェアウェイは広々としており、豪快なショットが奏功する場面もありますので、ロングヒッターの方にとっても魅力的なコースに仕上がっています。
名物ホールはロイヤルコース12番のパー4。フェアウェイを横切るようにクリークが流れており、グリーン右手前には大きな池が配置されています。とても難度が高く、1987年の日本オープンでは中嶋常幸プロが痛恨のトリプルボギーを叩いたというエピソードがあります。

兵庫県にある「小野ゴルフ倶楽部」

兵庫県小野市にある小野ゴルフ倶楽部は、1961年11月に開場した丘陵・林間コースです。コース設計は名匠・上田治氏が担当し、設計には池や豊富な樹木が活かされており、十分な距離と戦略性を有します。日本のベストコースランキングでも上位選出の常連で、関西を代表する名門コースとなっています。過去には「日本オープンゴルフ選手権」「日本アマチュアゴルフ選手権」などの舞台となっており、競技開催実績も豊富です。
OUTコースは鴨池を取り巻くようにレイアウトされており、池が戦略上のポイントなります。グリーン手前にクリークが走る6番、池越えが続く7〜9番と、終盤に難関ホールが続く構成となっています。INコースは松林に囲まれた林間調の趣があります。コースで最長のミドルホール13番、池越えのショート17番が鬼門となります。
当コースは厳しい会員制が敷かれるメンバーシップコースとなっています。ビジターの方がラウンドの機会を得るには、メンバーの同伴または紹介が必要になります。

兵庫県にある「小野東洋ゴルフ倶楽部」

兵庫県小野市にある小野東洋ゴルフ倶楽部は、名匠・上田治氏が設計を手がけ、1971年に開場した会員制ゴルフ場です。自然豊かな丘陵地に展開されており、随所に咲いた四季折々の花がコースを彩ります。
名匠がデザインした18ホールはダイナミックな起伏を持つ東播磨の丘陵地に広がっており、トーナメント異様の骨太のチャンピオンコースとなっています。1打ごとのショット精度、美しい造形と景観、最高のコースコンディションが追求されており、魅力的な環境が整っています。ベントのワングリーンはホールごとに異なる顔を持ち、パッティングやアプローチのバリエーションをもたらします。名物ホールはINコース17番のパー3。大きな池越えが必要となるメンタルホールとなっています。
当コースはトーナメント開催実績も豊富で、日本プロゴルフ選手権やPGAプロテストの会場となるなど数多くのドラマが生まれています。

兵庫県にある「加西インターカントリークラブ」

兵庫県加西市にある加西インターカントリークラブは、128万㎡もの広大な敷地に広がる総距離6,865ヤードの林間コースです。広々とした平野に広がっており、四季に応じて移り変わる景観美を楽しむことができます。
コースの随所に点在する大小18の池、効果的に配置されたバンカーが戦略性を高めています。OUTコースは全体的に距離がありフラットです。グリーンのアンジュレーションが効いており、ラインの読みが攻略の鍵となります。INコースは山裾を一周するように造成されています。距離は短めですが、サービスホールが無いので精度の高いショットを続けなければ、スコアをまとめるのが難しいでしょう。名物ホールはINコース18番。コースの両サイドを池に挟まれており、ティーショットにプレッシャーのかかるミドルホールです。グリーン周りにはガードバンカーが群れをなしており、セカンドショットの精度も求められます。
当コースは各方面からのアクセスも良好です。車の方は中国自動車道・加西インターチェンジから約1km、電車の方はJR山陽本線・加古川駅が最寄り駅となります。

兵庫県にある「洲本ゴルフ倶楽部」

兵庫県洲本市にある洲本ゴルフ倶楽部は、1956年2月に開場し、50年以上もの歴史と伝統のあるリゾートコースとなっています。敷地内には松を中心とした樹木が群生しており、池とのコントラストが美しく映えます。
コース設計は名匠・上田治氏が担当しており、バックティーから7,002ヤード、コースレーティング74.5の豪快な18ホールに仕上がっています。ゆったりとして距離のあるOUTコース、変化に富み球趣豊かなINコースと前後半でコース雰囲気がガラリと変わりますので、戦略の切り替えが必要です。
グリーンは大きくアンジュレーションも素直なので、乗せてしまえば攻めやすいのですが、周囲を大きなマウンドやバンカーでガードされています。セカンドショットで捉えられなかった場合は、難しいアプローチが待っています。名物ホールはOUTコース6番。緩やかに打ち下ろしていくロングホールとなっています。グリーン手前の池が効いていますので、3オン狙いが無難です。

兵庫県にある「花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース」

兵庫県三木市にある花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコースは、上田治氏が設計を手掛け、1973年に開場しました。レギュラーティーからでも6,484ヤードとたっぷりの距離がある雄大な丘陵コースとなっています。フェアウェイの幅も広く取ってありますので、豪快なショットを楽しむことができます。飛ばし屋の方にとっても大変魅力的なコースレイアウトです。
500ヤードのダイナミックなロングホールだけでなく、谷越え、池越えとトリッキーなショートホールも特徴的です。コースの随所に名匠の罠が張り巡らされており、安易な攻略は許されません。戦略性の高さゆえ、「スタジオアリス女子オープン」「いすゞレディースクラシック」など多くの公式競技が開催されており、トッププロによる熱戦も毎年繰り広げられています。
当コースはスタッフの接客に定評があり、大手口コミサイトでも高い評価を獲得しています。ホスピタリティーに溢れたおもてなしが受けられますので、気持ちの良い一日を過ごすことができます。

兵庫県にある「播州東洋ゴルフ倶楽部」

兵庫県加西市にある播州東洋ゴルフ倶楽部は、名匠・上田治氏が設計した本格コースです。1974年4月の開場以来、多くのゴルファーから愛され続けているパブリックコースとなっています。
穏やかな丘陵地を巧みに活かして設計されており、点在する池やバンカーが要所を締めています。フェアウェイは広々としており、大胆に打っていける場面もありますが、打ち上げ、打ち下ろし、ドッグレッグなどトリッキーなホールも待ち構えています。コントロール重視で攻めた方が好スコアに結びつく場面もありますので、状況に合わせた的確な判断が求められます。大型のベントワングリーンも特徴のひとつで、乗せた場所が悪いと微妙なアンジュレーションに苦しめられるかもしれません。
名物ホールはINコース18番、大きな池越えのティーショットでスタートするミドルホールです。フェアウェイ左サイドにも池、右サイドには大きな立木が配置されています。ティーショットが右に逸れるとグリーンが狙えず、左に逸れると池に入ってしまいます。ドラマティックな展開が待ち受ける難関フィニッシングホールです。

兵庫県にある「武庫ノ台ゴルフコース」

兵庫県神戸市にある武庫ノ台ゴルフコースは、名匠・上田治氏が設計し、1966年に開場したパブリックコースです。三田平野を見下ろす高台に広がっており、見事に整備されたフェアウェイ、コースサイドの樹木や山々の景観美を楽しむことができます。
OUTコースは各ホールが松林によって隔てられており、雄大な自然美を感じることができます。コース幅も十分にありますので、豪快に打っていきましょう。INコースは正確なショットが必要となり、技巧派ゴルファー向けのレイアウトです。両コースには名匠のダイナミックなトラップが仕掛けられています。設計士の意図を読み解く知性も攻略のためには大切な要素です。
当コースは食事が美味しいと評判で、口コミでも絶賛する声が多く投稿されています。レストランでは3名のシェフによる絶品メニューを楽しむことができます。イタリアンと中華料理を中心とした美食をお楽しみください。

兵庫県にある「よみうりゴルフウエストコース」

よみうりゴルフウエストコースは、兵庫県西宮市に位置しています。大阪、神戸からのアクセスも良く、1962年の開場以来多くのゴルファーから親しまれてきました。日本を代表する名匠・上田治氏がコース設計を手掛けており、男子プロツアー「~全英への道~ミズノオープンよみうりクラシック」の舞台となるなど、公式競技の会場としても豊富な実績を有します。
コースは北摂連山を一望できる丘陵地に展開されており、総距離、フェアウェイの幅ともにたっぷりと取ってありますので、ダイナミックなプレーを楽しむことができます。地形のうねりを活かして戦略性が担保されていますので、ティーショットの落とし所やセカンド地点からのアイアンショットの精度が問われます。
当コースは付帯設備も充実しています。重厚感のあるクラブハウス、大人数のコンペにも対応するパーティールーム、全長250ヤード63打席の打撃練習場など、豪華な設備が整っており、ラウンド以外の時間も快適に過ごすことができます。

兵庫県にある「よみうりカントリークラブ」

よみうりカントリークラブは、1961年10月、兵庫県西宮市に開場しました。名匠・上田治氏が丘陵地の特性を活かし、自然豊かなコースをデザインしています。上田氏の力作と言われるダイナミックな18ホールはプロトーナメントをはじめとした多くの競技大会が開催されており、数多くのドラマの舞台となりました。
コースは池越え、ドッグレッグなどホールごとの変化を楽しめる構成となっています。グリーン周りに配置された大型のバンカーもプレイヤーの行く手を阻み、プレッシャーを与えます。ピンポイントなセカンドショットが要求されるホールが多く、ショートゲームの技術が試されます。
名物ホールはINコース18番、グリーン手前の池とバンカーが印象的なフィニッシングホールです。フェアウェイはS字型にうねっていますので、攻略ルートの選定も重要となります。

奈良県にある上田治が設計したゴルフ場

奈良県にある「飛鳥カンツリー倶楽部」

奈良県奈良市にある飛鳥カンツリー倶楽部は、1959年11月に開場し、半世紀以上の歴史をもつ名門コースです。奈良の西郊に広がっており、生駒山麓を望む壮大なロケーションの中、開放感たっぷりのラウンドを楽しむことができます。
コース設計は日本を代表する名匠・上田治氏が担当しており、全体的に距離は短いもののフェアウェイの起伏や幅の変化などが工夫されており、豊かな戦略性を有しています。OUTコースは豪快な打ち下ろしホールからスタートします。造形の変化に富んでおり、飽きのこないホール構成となっています。INコースは高原風の趣があり、巧みに配置されたバンカーがアクセントとして機能しています。フェアウェイは広いのですが、打ち出しが狭い場面が多いので、ティーショットの出来がスコアに直結します。
名物ホールはOUTコースの1番、市街地を見下ろして豪快に打ち下ろしていくパー4のスタートホールです。豪快なドライバーショットで景気よく1日の始まりを飾りましょう。

奈良県にある「奈良カントリークラブ」

奈良県五條市にある奈良カントリークラブは名匠・上田治氏が設計を手掛けた林間コースです。開場は1969年8月、約50年もの歴史を誇る名門パブリックコースとして多くのゴルファーから親しまれています。
コースはバックティーからの総距離は7,227ヤード、コースレーティングは74.9を誇り、JGA公認コースでは県内2位、全国25位の難度となっています。敷地内には松、杉、桧といった樹木が豊富で各ホールをセパレートしており、時には立木としてハザードの役目も果たします。フェアウェイの幅は広く、思い切ったショットで攻めることができる反面、アリソン式のバンカー、谷越え、池越え、ドッグレッグなどの難所も多いので、緻密な攻めも必要となります。
名物ホールはINコース16番、強烈な右ドッグレッグのパー4です。セカンドショットは谷越えかつ打ち上げ、グリーン周りには3つのガードバンカーが口を開けています。ライが良くない時は無理せずレイアップするのも得策です。
当コースはコストパフォーマンスにも定評があります。プレー料金は時期により変動しますが、平日8,000円前後、 土日祝日13,000円前後となっており、手応えのある本格派コースをリーズナブルな料金で楽しめると好評です。

奈良県にある「奈良国際ゴルフ倶楽部」

奈良県奈良市にある奈良国際ゴルフ倶楽部は奈良の市街地を望む丘陵コースです。名匠・上田治氏が設計を手掛け、1957年に開場。県内で最も古い歴史をもつ名門コースとなっています。
OUTコースからは若草山、INコースからは生駒山を眺望でき、季節とともに移り変わる景観も楽しめる優美な18ホールで構成されています。OUTコースは全体に大きなうねりがありINより距離が長く取ってあります。フェアウェイの幅もワイドなので豪快なドライバーショットで攻めていける爽快感のある丘陵コースです。INコースは、OUTと比較して距離は短いもののテクニックが要求される造りとなっています。17番は全国ベスト18ホールに選出されたこともある当コースの名物ミドル。ティーグラウンドの正面に大きな池、池を越えたところには通称「大仏の足跡」と呼ばれる2つのクロスバンカーが配置されており、プレッシャーがかかります。右ドッグレッグなので、左サイドに打ち出して池とバンカーを避ける迂回ルートも選択肢のひとつとなりますが、セカンドショットにかなりの距離が残ってしまいます。好スコアでの攻略を目指す場合は、池とクロスバンカーを恐れず思いきりの良いショットで攻めたいところです。

奈良県にある「奈良万葉カンツリー倶楽部」

奈良県奈良市にある奈良万葉カンツリー倶楽部は、ゴルフ場経営大手のアコーディアグループが保有運営する丘陵コースです。大和青垣国定公園内に展開されており、立派に育った樹木に加えて、要所に配置された池が美しい景観を織りなします。
コース設計は、日本を代表する名匠・上田治氏が担当しています。OUTコースは全体的に距離があり、池が絡むホールが多いので精度の高いロングショットが求められます。フェアウェイをえぐるように池が配置された8番、9番が特に難しく、この2ホールのスコアをいかにまとめるかが攻略の鍵となります。INコースはOUTよりもアップダウンが大きくトリッキーな造りとなっていますので、頭脳的な攻略ルート選定がスコアの明暗を分けます。鬼門となるのが16番のロングホール。第2打は谷越えが必要なうえ、左足下がりのライからのショットとなります。無理をせず左サイドの法面を狙って堅実に攻めるのがオススメです。

大阪府にある上田治が設計したゴルフ場

大阪府にある「茨木国際ゴルフ倶楽部」

大阪府茨木市にある茨木国際ゴルフ倶楽部は、東、西、北の3コース27ホールで構成される丘陵コースです。東コース、西コースは佐藤儀一氏、北コースは上田治氏が設計を手掛けています。
東コースは四季折々で異なる顔を見せる自然豊かな林間コース、西コースはフラットでありながら池やバンカーが効いたテクニカルなコースとなっています。上田治氏が設計した北コースは雄大なフェアウェイ、大阪市内を一望できる都市的な景観を有します。戦略性を高めるバンカーやマウンドの配置、それらの造形の美しさからも名匠の設計コンセプトを感じることができます。
2016年に完成した新クラブハウス「スカイハウス」をはじめとした豪華な設備も当コースの魅力です。
270°の大パノラマで大阪の市街地を眺望できる豪華なレストランがクラブハウスのシンボルとなっており、見事な景色と美味しい食事を一度に楽しむことができます。練習設備は広々としたパッティンググリーン、全長230ヤードのドライビングレンジが完備されています。ラウンド前のウォーミングアップも快適です。

大阪府にある「大阪ゴルフクラブ」

大阪府岬町にある大阪ゴルフクラブは、1937年に開場し、大阪府で2番目に古い歴史をもつゴルフ場です。大阪湾の南に位置しており、9つのホールから海を眺望できる関西唯一のシーサイドコースとなっています。男性的なデザインと評される上田治氏の傑作のひとつとなっており、何度でも挑戦したくなる名コースとして多くのゴルファーから愛され続けいています。
可能な限り自然の地形を残して造成された18ホールは個性豊かで多彩な表情を見せてくれます。自然のうねりがそのまま活かされたフェアウェイや砲台グリーン、アゴの高いアリソン式バンカーによって各ホールに立体的を持たせ、グリーンを斜めに配置することで、プレイヤーの距離感や方向感覚を狂わせます。攻略は見た目ほど簡単ではなく、ラウンドして初めて難度の高さに気づくでしょう。

大阪府にある「箕面ゴルフ倶楽部」

大阪府池田市にある箕面ゴルフ倶楽部は、名匠・上田治氏が設計を担当し、1960年に開場したパブリックコースです。標高400mの高地にあり、夏でも涼しく快適にラウンドできる人気コースとなっています。春の桜、秋の紅葉など五月山の四季を感じられる豊かな景観も魅力です。
OUTコースは丘陵地のアップダウンを上手に活かして戦略性が担保されています。ロングホールでスタートし、2番から3ホール続くパー4がスコアの鍵となります。INコースは打ち下ろし、池越え、谷越えなど地形的な変化に富んだ構成です。15〜17番は樹齢100年以上の松林にセパレートされ、雄大な自然を感じながらのプレーを楽しめます。
名物ホールはINコース11番、ティーグラウンド正面に大型の池が配置されたショートホールです。ティーショットは池を越すことを最優先し、ワンオンを欲張らずに力まず打っていくのがオススメです。

京都府にある上田治が設計したゴルフ場

京都府にある「京都ゴルフ倶楽部舟山コース」

京都府京都市にある京都ゴルフ倶楽部舟山コースは、名匠と謳われた上田治氏が設計を手掛け、1962年に開場しました。京都市内を一望できる高台に位置する山岳コースとなっており、美しい眺望も魅力です。
レギュラーから4,287ヤード、レディースティーから4,008ヤードと距離の短いパー66の18ホールとなっており、初心者や女性ゴルファーにも優しいレイアウトです。一方で上級者にとってはスコアをまとめるのが難しいテクニカルなコースとも言えます。アップダウンがあり、ショットの落とし所が難しいので、アイアンショットの精度、アプローチの出来でスコアが大きく左右されます。名物ホールはOUTコース6番、距離の短い打ち上げのパー3です。グリーンから京都の市街地を一望でき、雄大な景色を楽しむことができます。
当コースはレストランの味にも定評があります。2014年からは名店「祇園 青冥」がレストランを運営しており、本格的な中華料理が楽しめると評判です。朝食、昼食、コンペ後のパーティーまで、中華を中心とした絶品メニューを楽しむことができます。

京都府にある「宇治カントリークラブ」

京都府宇治市にある宇治カントリークラブは、古代のロマン溢れる歴史の街「宇治」を一望できる絶景の地に広がる丘陵コースです。名匠・上田治氏が設計を担当しており、OUTコースはおおらかに、INコースは戦略的に造られています。レギュラーティーから5,974ヤードと距離も短めですので、ビギナーの方でも安心してラウンドできます。ワイドなフェアウェイに向かっての豪快なドライバーショット、アップダウンを活かした地形の変化によってもたらされる谷越えショットなどのスリルも楽しむことができ、ロングヒッターから技巧派ゴルファーまで、多彩なタイプのプレイヤーにとって絶好のフィールドに仕上げられています。名物ホールは宇治市内へ向かって打ち下ろしていくINコース15番。飛ばし屋の方はワンオンも狙うことができる夢のあるミドルホールとなっています。

和歌山県にある上田治が設計したゴルフ場

和歌山県にある「橋本カントリークラブ」

和歌山県橋本市にある橋本カントリークラブは、金剛山を望む丘陵地にある自然豊かなゴルフコースです。80万坪もの広大な敷地に東コース、中コース、西コースの3コース27ホールが展開されています。フルバックティーからは7,000ヤード超のロングコースとして有名で、「ウィザードトーナメント」や「関西オープンゴルフ選手権」など競技開催実績も豊富です。ティーグラウンドは6箇所用意されていますので、ビギナーからアスリートまで力量に合わせてラウンドを楽しむことができます。
コース設計は名匠・上田治氏。池越え、ドッグレッグなど変化に富んだホール構成が魅力です。バンカーも効果的に配置されており、設計の妙が光ります。名物ホールは西コース7番、眺めの良い雄大なロングホールです。フェアウェイの幅も広いドラコン推奨ホールですので、思い切りドライバーを振っていきましょう。

まとめ

関西地方にある上田治氏が設計したゴルフ場を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?20のゴルフ場があり、どれにしようか迷うかもしれませんが、お気に入りのコースを見つけてラウンドしてみてください。

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