フェアウェイウッドは様々な種類があり、番手毎に飛距離も当然変わってきます。今回は、フェアウェイウッドの中から3番ウッドを試打してきました。

昨年発売されたCallaway(キャロウェイ)のROGUE STAR(ローグスター)の3Wとなります。
ROGUE STAR(ローグスター)のドライバーに関しては、低スピン傾向で強弾道ながら、方向性がよく直進性に優れたドライバーでした。

今回のROGUE STAR(ローグスター)の3Wはドライバーのような同じ性能があるのか、別の性能が隠されているのか、しっかりとレビューしていきますので、ご確認ください!

Callaway(キャロウェイ)ROGUE STAR(ローグスター) フェアウェイウッドをゴルフハック編集部が分析!

Callaway(キャロウェイ)ROGUE STAR(ローグスター) フェアウェイウッドは、どういう人にオススメか?

グラフの通り、操作性もよく低スピン傾向の球質になりました。ヘッドスピードが
速い方には、問題なく弾道の高さは確保できると思いますが、ヘッドスピードが遅い方にとっては、弾道が低く出るので、 多少難しく感じるフェアウェイウッドかもしれません。

Callaway(キャロウェイ)ROGUE STAR(ローグスター) フェアウェイウッドの見た目とスペックを紹介!

Callaway(キャロウェイ)ROGUE STAR(ローグスター) フェアウェイウッドの見た目!

ヘッド体積180ccの非常にコンパクトに見えるヘッドです。
クラウン素材は、トライアクシャル ・カーボンクラウンで、スチールより軽く高強度
の素材で作られています。また、ノンアジャスタブルホーゼルにすることでも軽量化を行い、その分の重量をヘッド周辺部に配分し低重心にしているそうです。

フェイスはシャロー形状になっていって、沈んだライからもボールを拾いやすそうな形状になっています。
フェイスの素材は、カーペンター455スチールという非常に薄い素材を使い、ボールの初速を上げる仕様になっています。

今回もフェイス内側周辺のリムが撓みを発生させ、フェイス全体で初速を向上させる機能、フェースカップテクノロジーが採用されています。

ソールの中央部以外は削られているようなデザインですので、あらゆるライからも、抜けが良さそうなソールデザインです。
アンダーカット・インナーウェイト・テクノロジーは低重心を実現し、高打ち出し角と低スピンを実現しています。

ソール前方のリーディングエッジ付近に、2本のジェイルブレイクテクノロジーが組み込まれています。こちらは、ドライバーでも採用されていた、テクノロジーですが、インパクト時のヘッドの振動を抑え、インパクトでの初速をあげる効果があるそうです。

シャフトは鮮やかな青色のSpeeder EVOLUTION for CW 50のSシャフト。
重量は54gでトルクは5.9の先中調子になっているので、初速が早く出るヘッドと相性は良いと思います。

Callaway(キャロウェイ)ROGUE STAR(ローグスター) フェアウェイウッドのメーカースペック

シャフト名(硬さ)FUBUKI for CW 40(S)FUBUKI for CW 40(SR)FUBUKI for CW 40(R)Speeder EVOLUTION for CW 50(S)Speeder EVOLUTION for CW 50(SR)Speeder EVOLUTION for CW 50(R)Speeder EVOLUTION IV FW 40(S)Speeder EVOLUTION IV FW 50(S)FUBUKI for CW SPEED STAR(SR)FUBUKI for CW SPEED STAR(R)
ラインナップW#3○ (L)○ (L)○ [L]○ (L)○ [L]○ (L)○ (L)○ (L)○ (L)○ (L)
W#5○ (L)○ (L)○ [L]○ (L)○ [L]○ (L)○ (L)○ (L)○ (L)○ (L)
W#7
W#9
バランスD1D2D3
クラブ重さ(W#3)約303g約301g約299g約311g約309g約306g約310g約319g約290g約286g
シャフト重さ(W#3)約47g約45g約43g約54g約52g約49g48.5g58.5g約44g約40g
シャフトトルク5.66.16.35.95.44.76.47.8
シャフト調子先中調子中調子中元調子

※メーカーのカタログスペック

Callaway(キャロウェイ)ROGUE STAR(ローグスター) フェアウェイウッドのカスタムシャフトメーカースペック

番手W#3W#5W#7W#9
フェース素材/構造JAILBREAKテクノロジー / カーペンター455スチール / 第6世代ハイパースピードフォージドフェースカップ17-4 ステンレス / VFTフェース
ボディ素材17-4 ステンレス / トライアクシャル・カーボンクラウン17-4 ステンレス
クラブ長さ (インチ)43.2542.7542.2541.75
ヘッド体積(cm3)180159148142
ロフト角(°)15182123
ライ角(°)5858.55959.5

※メーカーカタログスペック

Callaway(キャロウェイ)ROGUE STAR(ローグスター) フェアウェイウッドの試打レビューとデータ計測

Callaway(キャロウェイ)ROGUE STAR(ローグスター) フェアウェイウッドを試打

まず構えてみると、ヘッドがコンパクトですので、抜けの良さやコース上での複雑なライからも、打ちやすそうな、大きさだと感じました。

フェアウェイウッドはヘッドが大きいタイプだと、逆に抜けが悪いイメージを持っている、あくまでも、個人的な感想ですが…。

このROGUES STAR(ローグスター)のフェアウェイウッドはフェイスもシャロー形状なので、球も上がりやすいイメージで、安心感があります。

実際打ってみると、先ず驚いたのは、初速が速!!過去に出たキャロウェイのフェアウェイウッドは、色々打ってきましたが、個人的には一番、初速が速い印象です。
これはヘッドの性能 + シャフトが先中調子の組み合わせという部分はありますが、明らかにヘッド性能のあらゆる高初速の機能が作用している証拠でもあると思います。

更に驚いたのは、沈んだライを想定して、少し入射角を上から打ち込んだ時です。打つ前の予想は、スピン量が増えて球が吹けると考えていましたが、予想に反して、低スピンで球も吹ける事なく、中弾道で飛んでいきました。
これであれば、あらゆる傾斜面やライからも安心して打っていけるフェアウェイウッドだと思います。また、方向性に関しても、オフヒット時も左右の球ブレも少なく飛距離も落ちていないので、かなり寛容性があるフェアウェイウッドだと感じました。

打音に関しては、ソリッド感が多少上回る静か目の打音で、結構個人的には好きでした。
ヘッドはコンパクトですので、初心者の方は難しく感じるかもしれません。しかし、見た目と実際打った時の優しさの差が、かなりあるので、敬遠せずに試してほしいフェアウェイウッドだと思いますし、長く使えるフェアウェイウッドだと思いますので、試打したら使いたくなるフェアウェイウッドだと思います‼︎

■動画
実際に打ってみた際の動画は以下


撮影協力
井山ゴルフ練習場:https://www.iyama-golf.com/

Callaway(キャロウェイ)ROGUE STAR(ローグスター) フェアウェイウッドの試打をYupiteru(ユピテル)でデータ計測

Yupiteru(ユピテル)で計測。(レンジボール仕様)
シャフトの走りが良いので、ヘッドスピードが勝手に出る印象。

まとめ

今回は、Callaway(キャロウェイ)のROGUE STAR(ローグスター)の3Wを試打してきました。個人的には、かなり高評価となったフェアウェイウッドで、飛距離性能、方向性、弾道の高さ、ヘッドの抜け、全てにおいて素晴らしいの一言です。初心者には多少ヘッドの小ささは気になるものの、このくらいのサイズのヘッドで練習をして上達してほしいと思います。更に、このフェアウェイウッドを基準に、フェアウェイウッドの目利きを養ってほしいなとも思いました!
あくまでも個人的な感想となりますが、今回は「Callaway(キャロウェイ)、やってくれたな‼︎」と、テンションが上がるようなフェアウェイウッドでした!

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